アプリでmichillが
もっと便利に

無料ダウンロード
ログイン・会員登録すると好きな記事をお気に入り登録できます
綺麗に片付いたキッチン

900件以上の部屋を見た収納のプロの「モノが増えなくなる4つのルール」

/

片付け・収納の専門家、鈴木久美子です。これまで8年間900件以上もの暮らしを改善しています。この仕事を長年やればやるほど、暮らしを整えるためには、収納技や収納グッズではなく物を増やしすぎないことが非常に大切だと実感します。今回は私が日々、習慣化している物を増やさないルールについてご紹介します。

他のおすすめ記事を読む
シャトレーゼならお手頃価格でこんなに豪華♡独り占めしたくなっちゃうホールケーキ

目次

①消耗品ストック

片付け モノを増やさない ルール

お客様の家にご訪問していて、一番問題だと感じるのが消耗品のストックの量です。消耗品というのは、洗剤類やシャンプー類、ラップや袋、使い捨て容器、マスク、ティッシュなど暮らしの中で最も種類も多い物だと思います(上記画像はお客様宅の多すぎる消耗品ストックです)。

種類が多いジャンルなので、例えば本来1つあれば大丈夫な物なのに、1つ予備に持つ人と、3つストックする人やケース買いで12個ストックする人などがいます。

消耗品の種類が、例えば家の中に30種類あったとしましょう。それを全て3つずつストックがあれば90個、もし12個ストックすれば360個もの数になってしまうのです。洗剤やラップ等はないと不便になるかもしれませんが、たくさんあっても生活の豊かさは変わりません。それどころか、スペースを圧迫してしまうので逆に生活が不便になるのです。

私のルールは基本的にストックは持たないこと。もちろん、トイレットペーパーなど12ロールが購入単位の物もありますが、最後の1ロールになったら買う、という感じです。特に1日くらいなくなっても大丈夫な物などはストックなんて必要ありません。少し前にラップを切らしてしまいましたが、あえてラップ無しで生活できるのかしばらく試してみましたが、大丈夫でした。

②衣類

片付け モノを増やさない ルール

消耗品ストックの次に、皆さんの家で多いな…、と感じるのが衣類です。衣類はとてもかさばるので、増やしすぎるととても大変なことになってしまいます。

ただ消耗品と違って全く同じ物をいくつもストックする訳ではなく、いろいろなデザインや用途、趣味の衣類をあれこれ欲しくなってしまう気持ちは分かります。私も若い時は、かなりたくさんの服を持っていましたし、今もファッションは大好きです!欲しいな、と思う物はなくなりません。

とはいえ、クローゼットのスペースは限られていますし、1つ1つの物を大切にできなくなってくるので、増やしすぎは絶対にできません。

増やさないようにするためには、しっかりと自分にとって必要な物を明確にすること。今、何をどれだけ持っているのか把握することが大切です。また、クローゼットのスペースから適正量をあらかじめ明確にし、それ以上は増やせない、と決める事です。

ただ衣類は、着用に伴って傷んできますし、流行や好みもあります。一生大切にしなきゃいけない訳ではなく、新しい物を購入するなら今持っているどれを手放すのか、手放す勇気がないなら買えない、というルールです。

自分の好きを明確にし、好きと実用をバランスよく持つことが衣類の管理において重要だと思います。

③子どものおもちゃ

片付け モノを増やさない ルール

おもちゃが増えすぎて困る!という人は非常に多いです。世の中のたくさんの皆さんがこの事に悩まされています。

我が家は子ども達は成長しておもちゃを買わない年齢になりましたが、幼児期を振り返り、ルールとして決めていたことをご紹介します。

親からおもちゃを買うのは年1回誕生日のみにすること、クリスマスはサンタクロースがくれるなら親からは無し、と決めていました。

このルールは徹底して行っていましたが、それ以外でも欲しがる時もあります。その場合は今持っている、何かを減らすことができるなら購入することができる、と教えていました。ある程度大きくなってからは、欲しい物があるのなら今持っている物をフリマアプリで売るなどして、その売れた金額でしか買えないよ、と伝えます。足りない分はお小遣いや、お手伝いで稼ぐ、という感じにしていました。

多少厳しいように感じられる人もいるかもしれませんが、子ども達が管理(片付けや把握)できる量にすること、欲しい物がいつでも手に入る訳ではないという事、物を大切に使うという事をしっかりと教え込む必要があります。

歯みがき習慣をつけたように、物の管理や片付け習慣をつけるのも親の責任だと思っています。

④便利グッズや便利家電

片付け モノを増やさない ルール

世の中にはとても便利な物がいろいろと登場していきます。これがあれば便利かな?と、使ってみたいと思う物がたくさんあります。ただ、ちょっと良いな、と思う度に購入していると、あっという間に暮らしのスペースが圧迫されてしまいます。

そんな時は、今ある物で代用できないかな?と立ち止まって考える事、長く使えるか、収納スペースは確保できているかもしっかり考えてから購入するようにしています。○○専用のアイテム等は、長く使えない傾向があります。1つで万能に使える物を選ぶことも物は増えにくいコツです。

物を増やさないためのルール

今回は、整理収納アドバイザーが実践している、物をふやさないルールをご紹介しました。

他にももっとたくさんお伝えしたい事があるのですが、長くなってしまうので、この辺りでポイントをまとめさせていただきます。

・ストックはなるべく持たない

・収納に入る量、サイズを明確にする

・1つ買うなら1つ手放す

・長く大切に使える物と出会う

この4点を意識し、物を増やさないようにしています。



この記事に関連するキーワード

この記事のライター

片づけ・収納の専門家【保有資格】整理収納アドバイザー...

鈴木久美子

整理収納アドバイザー1級、住宅収納スペシャリスト、クリンネスト1級の資格を保有。片づけ、収納、暮らしを整える専門家として活動中。収納・片づけに悩む個人宅に訪問する『整理収納サポート』は500回以上。オンライン(ZOOM)を活用した『整理収納レッスン』も全国から依頼を受ける。YouTubeやInstagramでは暮らしに役立つ情報を発信中。小学生2人の母親。3LDKのコンパクトなマンションに暮らす。

ありがとうを贈ると
ライターさんの励みになります

トップへ戻る

ライフスタイルの人気ランキング

新着

カテゴリ

公式アカウント

ログイン・無料会員登録