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整理収納アドバイザーのhanaです。着たい服がみつからなくてクローゼットの前でモタモタ…毎朝の洋服選びに時間がかかっていませんか?実はそれ、NG収納が原因かもしれません。今回は、よくあるクローゼットのNG収納とその解決法を解説します。NG収納を改善し、ラクに洋服選びできるクローゼットにしましょう!
はじめに紹介するクローゼットのNG収納は、「ぎゅうぎゅう詰めで収納している」こと。これが、ほとんどのクローゼット収納にお悩みの方の原因です。
洋服がぎっしり詰まっていると、出し入れしづらく、シワになりやすいだけでなく、全体を把握するのも一苦労。また、洋服同士が密着していると通気性が悪くなり、湿気やカビの原因にもなります。
そこで目指すべき解決策は、「8割収納」。
ハンガーポールも収納ケースも収納量を8割程度に抑えましょう。そうすると、洋服が出し入れやすくなり、シワやカビのリスクも軽減できます。また、全体を把握しやすくなるため、着たい洋服がすぐに見つかり、ムダな買い物を減らす効果もあります。
まずは、シーズンオフの洋服や、もう着なくなった洋服を整理しましょう。8割収納でゆとりある収納を心がけるだけで、クローゼットの使い勝手が格段に向上しますよ。
次に紹介するクローゼットのNG収納は、洋服を「積み重ねて収納している」こと。
積み重ねると、下にある洋服が見えづらく、取り出しづらいので着たい洋服が見つからない、という事態になりがちです。また、重みで洋服が傷む原因にもなってしまいます。
この場合の解決策は、「立てて収納する」こと。
洋服を立てて収納することで、ひと目ですべての洋服が見えるようになるため、目当ての洋服が見つけやすくなります。また、重なっていないので洋服が傷む心配もなく、片手でサッとラクに取り出すことができます。
カットソーやニット、パンツやストールなど、畳んで収納できるアイテムは、できるだけ立てて収納。それだけで、洋服が選びやすくなり、クローゼットの使い勝手がグンと向上しますよ。
最後に紹介するクローゼットのNG収納は、「使用頻度や動線を考えずに収納している」こと。
クローゼットの中で、使用頻度の高いアイテムを取り出しづらい場所に置いていたり、使う場所から離れた場所に収納したりしていませんか?使用頻度や動線を考えずに収納すると、洋服選びに時間がかかるだけではなく、屈んだり背伸びしたりで余計な体力も消耗します。
解決策は、使用頻度の高いアイテムは、目線から腰高までの高さでラクに手が届く場所に収納すること。逆に、あまり使わないアイテムは、上部や下部など、少し取り出しづらい場所に収納すると良いでしょう。
さらに、動線を意識して、通勤用のバッグやアウターは、クローゼットの玄関寄りに配置するなど、日常の動きに合わせた配置にすると、忙しい朝の支度がスムーズになりますよ。
今回は、クローゼットのNG収納とその解決法について紹介しました。
洋服は、8割収納を心がけて立てて収納。また、使用頻度や動線を考慮した配置にすることで、クローゼットは驚くほど使いやすくなります。忙しい毎日だからこそ、ちょっとした工夫でNG収納を改善し、スムーズに洋服選びできるクローゼットを作ってみてくださいね。
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整理収納アドバイザー1級
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4人家族(夫・娘2人)でマンション暮らし。平凡な専業主婦が、自宅のリノベーションを機に片付けやインテリアに目覚め、整理収納アドバイザー1級資格まで取得。アドバイザー活動の傍ら「暮らしを楽しむ」をテーマに日々の生活をより快適にするためのアイデアなどを公式サイトやインスタグラムにて発信中。
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