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整理収納アドバイザーの大森智美です。モノが多すぎるから片付かない!と分かってはいても「モノを減らすことが苦手」な方は多いと実感しています。生活していれば必ずモノは増えますから、不要なモノを手放す習慣は大事です。今回は片付けのプロがモノを溜めないために実践している「捨てる習慣」を6つお伝えします。
大前提として家に不要なモノを入れなければ、片付けはグンとラクになります。
学校からの一度目を通せばいいお便り、郵便物、買い物したときについてくる箱や包装、使い道のない紙袋、レシート、見返さない学習プリントなど、毎日毎日生活していれば不要なモノは出てくるはず。
欲しいものを「買わない」のはハードルが高いですが、不意に入ってきたものなら判断しやすいので、入ってきた瞬間に不要なモノは即処分しています。
ゴミ出しの日を「逃さない」と意識するだけ。
ただ出たゴミを処分するのではなく、例えば資源の収集日なら不要な紙類はもう家にないか?例えばかんビンの収集日なら冷蔵庫に不要なビンがないか?可燃ごみなら、再利用できない破れた服やインナーなど不要なモノが家に存在しないか?など、家の中に「捨て忘れ」がないかゴミを出し切るイメージで動いています。
そのうちゴミが家にあると「違和感」を感じるように。
いただきもののお土産、プレゼント、おまけ、試供品などは嬉しい反面、普段から使い慣れていない・愛用しているものではないものが多いので手が伸びにくいものが多いです。
「もったいない」「いつか使おう」と思って取っているうちに忘れたり、使うタイミングを逃して溜まったり死蔵してしまうことも。
いただいたらなるべく早いタイミングで使うようにしています。そうすることで、すぐ感想を伝えられたり、家にモノが溜まることがなくなりメリットの方が大きいのです。
どうしても好みでない・使いこなせない場合は気持ちだけ受け取って早いタイミングで譲ったり売ったりすることも。
生活していれば何かしら「買う」ことはありますよね。
モノが溜まらない人は、「買ったら古いものは処分」してINとOUTのバランスが上手に取れている人。
足りなければ買い足すこともありますが基本的には買い足しよりも「買い替え」です。特に溜まりがちなインナー類、ハンカチ類、靴、バッグは買ったら処分をし入れ替えることを意識するようにしています。
捨てられない理由に「もったいない」とつい思ってしまう…。という理由があがります。
もったいないと思うのは、まだまだ使えるキレイな状態だったり未使用な状態だから。もったいないと取っていてもなかなか使うタイミングは来ず、使わないこと自体が勿体ない状態に。
そんな時は意識的に使って処分するようにしています。大量にあるタオルやハンカチは新しいものと交換して古いものは拭き掃除して使い切ってから処分。出番のないペーパーナプキンも日常で使ってみる。ペン類も実際に使ってみる。
使ってみると処分しやすくなるだけでなく「使い心地が悪いから手が伸びなかったんだな…」「使い切れない量だな」など処分に繋がる発見もあるはず。
半年に1回の衣替えや、大掃除などモノを動かすタイミングは「モノを減らす」大チャンス。出してまたしまうだけではもったいないです。
小スペースでいいので一回「全部出し」して「本当に使いたい・着たい」ものから順にしまうようにしてみてください。もう1年以上使っていない・着ていない、使っても・着てもテンションが上がらないものは見直しを。何度もやることで「判断する力」がついてきますよ!
いかがでしたか?日々のちょっとした意識や習慣は快適な暮らしを作るうえでとても大事。自分にとって快適な量をキープできる習慣の参考になると嬉しいです。
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この記事のライター
整理収納アドバイザー/整理収納教育士
大森智美
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神奈川県在住の整理収納アドバイザー・整理収納教育士。建売住宅に夫と子供3人の5人暮らし。整理収納や日々のお掃除で子供がいてもスッキリとした暮らしを目指しています。Instagramでは〝わたしの気持ちをあげる″自分が喜ぶ整理収納や日々の暮らしを発信中。
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