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整理収納アドバイザーのhanaです。片づけたいけど何から始めたらいいか分からない…という経験はありませんか?そんな時は「期限があるアイテム」から始めると、捨てるかどうかの判断がしやすいので、サクサク作業が進みますよ。今回は、片づけが苦手でもサクサク進むアイテム3選と片づけのポイントを紹介します。
最初に紹介するのは、毎日の食事に欠かせない「食品」です。
食品は期限があるため、捨てるかどうかの判断しやすい代表アイテム。片づけが苦手な方でも気軽に始められます。
以下のポイントを意識して、片づけてみてくださいね。
まずはパントリーや冷蔵庫を見直して、パッケージに記載された期限をチェックしましょう。
缶詰やレトルト、乾物など、保存がきくイメージのある食品も、期限が切れていることがあるので要注意。
また、いつ買ったのか覚えていない食品や、封を開けてからしばらく経った調味料などは、品質が落ちている可能性が高いので見極めが大事です。
期限切れのものは、安全面を考えて速やかに処分すれば、捨てる練習にもなり、キッチンスペースにもゆとりが生まれますよ。
食品が奥に埋もれないように、立てて収納することも大切なポイント。
乾物も粉類も、引出しや棚の中で積み重ねずに、立てて収納することで「存在を忘れていた」という事態を防げます。
仕切りやケースを使って立たせると、少なくなっても倒れてくることがなく、欲しいものをすぐに見つけられるので時短。期限切れや重複買いなどのムダも防げて、在庫管理もラクになりますよ。
次に紹介するのが「薬」です。
かぜ薬や頭痛薬などの市販薬は、症状が出た時に頼りになる一方で、買い足すたびに溜まりやすいですよね。また、処方薬も「念のために」と残しておくうちに、どれがいつの薬か分からなくなるケースも珍しくありません。
薬にも必ず期限があるので、次のポイントを意識して片づけてみましょう。
市販薬のパッケージには、必ず「使用期限」が表記されているため、まずはそこを確認。期限が過ぎてしまったものは、効能が落ちていたり安全性が保証されなかったりするため、手放すのが基本です。
処方薬の場合も、調剤年月日や薬袋に記載されている情報を目安に、処分を検討しましょう。
薬箱や引き出しに適当に入れてしまうと、どこに何があるか分からず、同じ成分のものを重複して買ってしまうことがあります。
そこで、立てて収納するだけではなく、常備薬は「酔い止め」「頭痛薬」などラベリングをしておきましょう。そうすると、必要なときにすぐ見つけられて、期限切れも発見しやすくなります。
薬を整理すると、安心して使える薬のみを手元に残せて、医療費のムダも省けるため、一石二鳥です。
最後に紹介するのが、毎日のように手に取る「化粧品」です。
実は、化粧品にも期限があり、開封後の経過時間や使い方で品質が変わりやすく、肌トラブルの原因にもなります。
そこで、次のポイントを押さえて片づけてみましょう。
パッケージや説明書に期限が明記されていれば、まずはそこを確認。
記載されていない場合も、化粧品の使用期限は、一般的に未開封で3年、開封後は3ヶ月~1年です。保管状況にもよりますが、開封後1年以上経過した化粧品は、使い続けない方が安全です。
特にマスカラやリキッドアイライナーなど目元に使うアイテムは、雑菌が繁殖しやすいアイテム。開封後6カ月を過ぎたら、割り切って処分することをおすすめします。
下地やアイシャドウ、スキンケア用品などの化粧品は、いろいろ試したくなり、ついつい増えてしまいがち。
でも、気に入って使っているのはほんの一部。
また、数回使ったけど合わなくて、そのまま置いてある…なんてことはありませんか?
1年以上使っていないものは、自然と期限を迎えているため、定期的に整理して厳選することが大切。
使用頻度が高いお気に入りだけを手元に残すことで、メイク時間の短縮にもつながり、化粧品をしまい込んでいたスペースが一気にすっきりして気持ち良いですよ。
今回は、片づけが苦手な人でもサクサク進むアイテム3選と片づけのポイントを紹介しました。
片づけが苦手な人にとって、最も大きな壁は「何から始めたらいいか分からない」ということ。そんな時は、「期限があるアイテム」に目を向けると、驚くほどサクサク作業が進みますよ。
そして、片づけの効果が目に見えてくると、次第にモチベーションも上がり、他の場所まで整理したくなるはず。まずは、食品、薬、化粧品から見直して、片づけ上手への第一歩を踏み出しましょう!
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この記事のライター
整理収納アドバイザー1級
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4人家族(夫・娘2人)でマンション暮らし。平凡な専業主婦が、自宅のリノベーションを機に片付けやインテリアに目覚め、整理収納アドバイザー1級資格まで取得。アドバイザー活動の傍ら「暮らしを楽しむ」をテーマに日々の生活をより快適にするためのアイデアなどを公式サイトやインスタグラムにて発信中。
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