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整理収納アドバイザーの大森智美です。何かと忙しい春は、なかなか片付けまで時間が取れない…きっとそんな方も多いですよね。無理は禁物ですが、片付けは、忙しい日々でも自分を助ける・自分をラクにする行為です。忙しいからこそ押さえておきたい、毎日効率よくスムーズに過ごすための片付けのポイントをご紹介します!
忙しい日々でも、散らかっているとその分無駄な作業が必要になったり、探し物が発生したり、効率が悪くなってしまいます。なかなか時間が取れない時でも「ここだけは!」と思う場所だけ毎日リセットする時間を作ることをオススメします。
リセットする場所でおすすめなのは、「よく使う場所」。
例えば、朝からお弁当を作る方は、夜のうちにキッチンをリセットする時間を作ると翌朝すぐに取りかかれ、家事が格段にラクになります。
帰宅後バタバタする方は、朝のうちにダイニングテーブルだけでもリセットする習慣を作ると帰宅後少しゆとりが。忙しい中でも「少し先の自分をラクにするため」と思いながらリセットすると良いですよ。
例えば、毎日のように来る郵便物、持ち帰った子どものプリント、買い物した際の商品の包装など、生活していれば不要なモノもどんどん家の中に入ってきます。
「後で確認しよう~」と後回しにしているうちに家にモノが積み重なって溢れ、大事なものと不要なモノが混在する事態に。そうなると後々の片付けが億劫になり、整理するのも大変になってしまいます。
家に入ってきた時点でできる限り判断して「不要なモノは家に入れない!」くらいの気持ちで先回り処分する癖がつくと、家が乱れにくくなり後々の片付けもグンと楽になります。
掃除と同じで、早いうち・少ないうちに判断すると自分の負担が軽くなります。
忙しい時こそ、自分のタスク量を見直すことも大事。気づいたら自分ひとりだけが動いている…そんなことになっていませんか?「結局家族が使ったものもお母さんが片付けている…。」「〇〇どこ?と毎回聞かれる」が続くと忙しい時はキャパオーバーになってしまいますよね。
特に全員が使うものは、しっかり収納場所を決めて家族と共有することが大事。分かりにくい場合はラベルをはるなど工夫を。
最初はなかなか片付けてくれないかもしれませんが、「しまうのが面倒な場所になっていないか?」「収納場所があふれてしまいづらくなっていないか?」などを考えながら、声掛けをしていくことも大事です。
忙しい時は、最低限だけでOK。床やダイニングテーブルの上にモノが散乱してしまうと掃除機をかけにくかったり、作業がしにくかったりと効率が悪くなってしまうので一時置きボックスなどを活用すると毎日がスムーズに。
ただ、一時置きボックスは、あくまで「一時置き」。なんでも入れられて便利ですが、リセットする習慣がないとかえってモノが溢れてストレスがたまる原因になります。
休日には一時置きボックスを空にするルールで、家も散らかりにくく、翌週もストレスフリーに過ごせますよ。
いかがでしたか?忙しい春こそ、片付けの仕組みを見返し自分がラクできる片付け方法が見つかると良いですね。
記事が参考になると嬉しいです。
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この記事のライター
整理収納アドバイザー/整理収納教育士
大森智美
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神奈川県在住の整理収納アドバイザー・整理収納教育士。建売住宅に夫と子供3人の5人暮らし。整理収納や日々のお掃除で子供がいてもスッキリとした暮らしを目指しています。Instagramでは〝わたしの気持ちをあげる″自分が喜ぶ整理収納や日々の暮らしを発信中。
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