
/
整理収納アドバイザーの大森智美です。生活していると、いつのまにかモノが溢れかえっている!とお悩みではありませんか?実はちょっとした収納のポイントをおさえるとモノが増えにくくなったり、「増やさない意識」が働きます。今回は収納場所ごとに4つお伝えしていきます。見直しの参考にしてみてくださいね!
衣類がクローゼットから溢れている…。そんなお悩みをお持ちの方も多いかもしれません。
なかなか服の数まで把握するのはハードルが高いですよね。そんなクローゼットでおすすめの収納方法は「ハンガー数を固定する」こと。
一度ハンガー数を決めてしまうと、かけられる服の枚数が決まるので「着ない服を処分→新しい服をかける」と自然と1IN1OUTがしやすくなります。
ハンガー数を固定し「このハンガーの数しか服を持たない」ルールにすることで一定の服の量を保て、購入する時も良く考えて購入するようになります。
お気に入りのハンガーに統一すると気分があがるだけでなく、クリーニングや買い物の際に「ハンガーは不要です」と不要なモノを家に入れない意識も働くように。
「つい服が溢れてしまう…。」「クローゼットをお気に入りの空間にしたい!」そんな方はぜひ試してみてくださいね!
毎日家族が多くの時間をすごすリビング。よく使うものがテーブルの上や棚の上などに山積みになって「なんとなくこの辺にある」状態になっていませんか?
定位置があやふやだと、本当に使いたいときに見つからないだけでなく、モノがモノを呼び、モノが増えやすい環境になってしまいます。
そういった場合、収納があまり機能しておらず、よく使う物が収納できない状態になっていることが多いのです。
まずは一番使いやすい収納の中から不要なモノを整理し、よく使う物こそ一等地に定位置を作ってみてください。
不要なモノが減って家のゴチャゴチャが軽減されるだけでなく、家族からの「あれ、どこにある?」からも解放される一歩になるはずです。
食品は、毎週買い出しに行くことが多く、出入りが頻繁な場所なので荒れやすい場所でもあります。
食品庫や食品ストックを入れている引き出しがパンパンで閉めるのが大変だったり、奥底に何が入っているか把握できていない…。なんて状態になっていませんか?
食品を収納するコツはなるべく「立てて収納する」こと。そうすることで食品が重なり合うことなく何がいくつあるか俯瞰して把握できる状態になります。俯瞰して把握できると足りない物がすぐに分かり、無駄買いがまず減りますし、二重買いや賞味期限が切れて食品ロスすることが少なくなります。
もちろん大事なのは、立てて収納したら「積み重なる量を買わない」という意識です。食品が管理できない…という方は、まず把握しやすいように「立てて収納」を試してみてくださいね!
腐らないし、絶対に使う物だから…と安いとつい多めに買ってしまい溢れがちな日用品のストック。
増えがちなものこそ、収納量に合わせてストックを持つことが大事です。
筆者は日用品のストックは基本的には1つずつというルールですが、ティッシュやトイレットペーパー、その他ハンディモップの替えや雑巾などは容量を決め、そこに入る分だけ買うルールにしています。
収納量は基本的に変わらないので、「そこに入る分だけ」と意識するだけでモノが溢れにくくなります。
最近はふるさと納税で半年や1年分のペーパー類を選ぶ方も多いですね。その場合は、しっかり収納を確保して家に入れる体制を整えてから家に入れることをおすすめします。
いかがでしたか?今回は「自然にモノが減っていく収納の作り方」をお伝えしました。
まずは実際に試してみること。一度片付けて収納のルールを決めることで意識が働き、モノを買う時に吟味したり、増やさない行動に繋がるはずです。どなたかの参考になると幸いです。
この記事に関連するキーワード
この記事のライター
整理収納アドバイザー/整理収納教育士
大森智美
873
神奈川県在住の整理収納アドバイザー・整理収納教育士。建売住宅に夫と子供3人の5人暮らし。整理収納や日々のお掃除で子供がいてもスッキリとした暮らしを目指しています。Instagramでは〝わたしの気持ちをあげる″自分が喜ぶ整理収納や日々の暮らしを発信中。
ライフスタイルの人気ランキング
新着
カテゴリ
公式アカウント