
/
整理収納アドバイザーの大森智美です。家をスッキリと快適に保つためには「モノの循環」がとても大事。とはいえ、捨て時が分からずに、ついモノが溜まりがちになっている方も多いはず。今回は「モノの捨て時」を4つピックアップしました。記事を読みながら、自宅に捨て時を逃したモノがないかチェックしてみてくださいね!
いつか使えるかもしれないので、とりあえず取っておこう!もったいないから次に使おう!と取っておいているモノはありませんか?例えば…
・コスメの試供品
・ミニ醤油やミニからしなどミニ調味料
・割りばし
・保冷剤
・必要以上の文房具
未使用のものほど捨てにくく、「使える」と思うとつい取っておきたくなる気持ちも分かります。ですが無意識に取っておくと気づいたら使い終わりが想像できないくらいたくさん持ちすぎていたり、古くなっていても気付かず保管し続けていることがあります。
そんな時は、一旦全部出してみること。
全部出してみると全量が分かり、「こんなに持っていたんだ!」「こんなにいらないな…」「古くなっているな」と捨て時に気付くきっかけになります。
増えがちなモノは「容量や数を決めること」で解決します。容量から溢れるようになったら捨て時のサイン。どうしても「捨てられない」場合は今日から毎日使って意識して「消費」することをおすすめします。
古くなったから新しく買い換えよう!と購入したはいいものの、古いモノも愛着があってなかなか捨てられない。まだ使えるかも。と1in1outできずにとってある…という経験はありませんか?例えば…
・衣類やインナー類
・くつ
・バッグ
・家具、家電類
・キッチングッズ
モノがスムーズに入れ替えできないと、モノが停滞し溢れかえる結果に。
新しいものを購入したときが、古いものの「捨て時」であり、なるべくはやく家から出す意識を持つと家は乱れませんし、必要なモノが埋もれることもありません。
特に人に見せることがないインナー類や、高価で処分が面倒な家具・家電は「まだ使える」という理由で捨てることから逃げないこと。1in1outの徹底で捨て時を逃さないようにしてくださいね!
使わなくなったものを捨てるというのは当たり前にやっている!と思うかもしれませんが、しまい込んでいたり、風景になってしまっていてスルーしているモノがあるかもしれません。例えば…
・過去の趣味のモノ、熱の冷めてしまったモノ
・1年以上着ていない服やバッグ
・ずっと読めていない本、読み終わって読み返していない本
・過去の書類
・遊ばなくなったオモチャや使わなくなった子供用品
まだ必要だと思い込んでいたり、捨てる決断ができずそのままにしているものが、収納の大部分を占領していることも。
モノにもよりますが、1年以上使用していないモノ、目に入るまで持っていること自体を忘れていたモノは捨て時のサイン。今の生活になくても困らないかもしれません。
そんなものが眠っていないか、いまいちど収納の中を見直してみてくださいね。
いいな!と思って購入したものの実際に使用してみると、だんだんと手が伸びなくなった…という経験は誰にでもありますよね。例えば…
・好みじゃない調味料や食品
・古い化粧品
・好みではなかった洗剤類
・好みではなかったいただきもの
・着心地の悪い服、着るタイミングがない服
いただきものは自分で「必要」と思って購入していない分、使い慣れていなかったり、好みでなかったり、使われないまま眠っていることも多いです。手が伸びないモノは結局ずっと使うことはありません。モヤモヤした気持ちで持っておくことはお互いの為にも、モノにも良くないですよね。
手が伸びないモノは自分の正直な気持ちの現れであり、捨て時のサイン。「捨てる」にこだわらずに使っていただけそうな方に譲ったり、売ったりしてモノを循環させることが大事です。
いかがでしたか?今回は「モノの捨て時」をテーマにお伝えしました。
暮らしを快適に今の自分に最適にするにはモノのアップデートや循環が不可欠です。ぜひ、記事を参考にモノの整理を進めてみてくださいね!
この記事に関連するキーワード
この記事のライター
整理収納アドバイザー/整理収納教育士
大森智美
873
神奈川県在住の整理収納アドバイザー・整理収納教育士。建売住宅に夫と子供3人の5人暮らし。整理収納や日々のお掃除で子供がいてもスッキリとした暮らしを目指しています。Instagramでは〝わたしの気持ちをあげる″自分が喜ぶ整理収納や日々の暮らしを発信中。
ライフスタイルの人気ランキング
新着
カテゴリ
公式アカウント