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整理収納アドバイザーのむらさきすいこです。「片づけ=捨てること」と思われがちですが、実際は「捨てなくても片づく仕組みづくり」で暮らしを変えることもできます。今回は、筆者の多数の訪問片付けサポートの経験から「捨てない片付け」を叶えるための3つの方法をご紹介します。

調理ツールやカトラリーなどは、気づけば増えて使いにくくなっている代表例ではないでしょうか。
「こんなに多いなら捨てなきゃ」と考える方も多いのですが、実は捨てなくても使い勝手は改善できます。
ポイントは、よく使うもの(毎日~1週間に2、3回使用)を一番取りやすい場所へ、使用頻度が低いものは奥や上段へとわけて、収納する場所を変えるだけ。
実際に片付けサポートのお客様のお宅でも、ほとんど捨てずに使いやすく収納できるケースがとても多いんです。

キッチン内でわけて収納するスペースがない場合には、使用頻度が低いものはキッチン以外の場所に収納しても大丈夫。
ムリに手放さなくても、よく使うものが取り出しやすい仕組みになり、キッチンの作業効率もアップします。

「ものが多いから捨てなきゃ」と思っているケースの中には、実は「空間をうまく活かせていないだけ」ということも少なくありません。
納戸や物置は、空間が広い分、棚がないとどうしても「床置き」になりがち。
ガランとした場所に適切な棚を設置すれば、高さを活かした収納が叶い、収納力がアップして無理に物を捨てなくても済むケースも多いです。

身近な例では、クローゼットの上段や洗面所のシンク下など。ただ詰め込んでいるだけで収納面積が生かされていない場所がたくさんあります。
クローゼットの上段につっぱり棚や「コの字タイプ」の簡易棚を設置したり、洗面所のシンク下に棚を設置することで収納面積が大幅に上がって、入りきらなかったものが収まるケースもよくあります。
「もったいない空間」はないか、まずはチェックしてみるのがおすすめです。

パンパンに詰まったクローゼットを見ると、つい「着ていない服を捨てなきゃと」と思ってしまいますが、その前に、まずは「なにを使っていて、なにを使っていないのか」事実を知ることが大切です。
確認方法はとても簡単。着た洋服だけ、クローゼットの右側に戻していくだけです。何週間か続けてみると、自然と右側に「よく着る服」、左側には「着ていない服」が分かれていきます。
視覚的に差が出ることで、自分にとって本当に必要な服を把握しやすくなりますし、左側の服を意識的に着てみるきっかけにもなります。
捨てるかどうか判断するのは、そのあとで十分です。服だけではなく、ハンカチやバッグなど小物類にも活用できる方法なので気軽に試してみてください。
いかがでしたか?捨てない片付け術は、心の負担を減らしながらものの整理をする方法です。
「捨てるのが苦手」「片づけが苦痛」という方こそ、ものを手放す前に「配置」「仕組み」「使っている事実」を見直してみてください。
ぜひできるところから取り入れてみてくださいね。
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この記事のライター
整理収納アドバイザー
むらさき すいこ
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横浜市の整理収納アドバイザー。マンションで夫と息子2人の4人で暮らしています。片づけ苦手な家族がいても、すっきりシンプルに暮らすコツをブログ・Instagramで発信中。収納公開自宅セミナー・訪問片づけサポート・コラム執筆などの活動を行っています。
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