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整理収納のプロは100均のヘビーユーザー。でも「これは買う」「これは買わない」をはっきり分けています。刃物やゴミ袋は買わないのに、フックや仕切りは現場で大量に使う。その線引きには法則がありました。プロ7人が実際に選んでいる31項目と、迷ったときの判断軸をまとめます。

整理収納のプロは、実は100均のヘビーユーザー。お客様のお宅でも自宅でも、100均グッズを当たり前のように使っています。
そんなプロたちが口を揃えて「これは100均では買わない」と言うものがあるんです。
理由は大きく2つ。毎日使うから使い心地の差が積み重なるものと、よく計算すると100均が最安ではないものです。
刃物類は、100均以外で選ぶプロが多いアイテム。紙を切るハサミならまだしも、お肉などを切る調理用のハサミは切れ味がまったく違います。
お手入れのしやすさも別物で、一度きちんとしたものを使うと戻れなくなる、という声も。
毎日握るものは、値段よりも「切れ味が続くか」「洗いやすいか」で選ぶのが失敗しないコツです。
ピーラーもキッチンバサミと同じで、刃物を専門に扱うメーカーのものが長持ちします。
100均のものは最初は切れても、だんだん刃が滑るようになり、皮むきに余計な力がいるようになりがち。
調理器具は「とりあえず」で選ばず、5年、10年使うつもりで選ぶと、結果的に買い替え回数が減って安上がりになりますよ。
おしゃれな詰め替えボトルは100均にもたくさんありますが、油だけは別、というプロの声が目立ちます。
油はとにかく液だれしやすく、注ぎ口の作りが甘いとボトルの側面もコンロまわりもベタベタに。
選ぶときは見た目より「注ぎ口の切れの良さ」を最優先に。拭き掃除の手間がぐんと減ります。
「消耗品はとにかく安く」と考えている人でも、ラップだけは有名メーカー、というプロは少なくありません。
薄くて扱いづらい、ケースの刃の切れ味が悪い、器にピタッと密着しないなど、使うたびに小さなストレスがたまります。
1日に何度も使うものなので、「1回あたりのイライラ」で考えると避けた方がいいアイテムです。
100均でも似た形のスポンジはたくさんありますが、泡立ち・水切れ・においの残りにくさ・へたりにくさは、使い比べると差が出るところ。
耐久性の高いスポンジなら、食器洗いに使ったあと掃除用に回して、という使い方もできます。
食器洗いは毎日続く家事。多少高くても気分よく作業できるなら、十分に価値のある投資ではないでしょうか。
ここからは「実は100均が最安ではない」パターン。ゴミ袋はその代表格です。
ドラッグストアやホームセンターの大容量パックのほうが、1枚あたりの単価は安いことがほとんど。
ゴミ袋は破れない強度さえあれば十分なので、枚数と価格を割り算してから買う場所を決めてみてください。
100均のノートは種類が限られていて、学校指定のマス目や罫線が見つからないことも多いアイテム。
さらに、スーパーや量販店の文具売り場では1冊数十円だったり、複数冊セットでお得になっていたりします。
「安いはず」という思い込みを一度外して、よく行くお店の文具コーナーの値段を確かめてみるのがおすすめです。

100均の収納グッズは種類も豊富で、プロも数えきれないほど活用しています。
それでも「これは選ばない」と決めているものがあるのは、片付けの現場で「使えずに捨てられていく収納グッズ」を何度も見てきたから。
ここは品質というより、100均の品ぞろえの問題でプロが別の店を選んでいるものです。
小物用の収納なら100均は種類が多くて優秀ですが、大きいサイズになると選択肢がぐっと減ります。
ぴったりにならないものを何個も組み合わせて使うと、すき間だらけで見た目も使い勝手も中途半端に。
大物こそ、用途とサイズに合った専用品を1つ買ったほうが、結果的に安くつくケースが多いです。
洗面所のハンドソープを浮かせる収納は、掃除のしやすさで人気。ただし100均のものは耐久性がネックになりがちです。
1日に何度もポンプを押す力に耐えられず、数日ではがれ落ちてしまった、という失敗談も。
選ぶときは耐荷重の表示を確認するのがポイント。粘着シートと本体が分けられるタイプなら、補充や掃除のたびに外せて便利です。
バーのないキッチンで手拭きを吊るしたいとき、100均には扉に引っかけるタイプや差し込むタイプがそろっています。
ただ、どれも本体が大きめで主張が強く、見た目がしっくりこないという声も。
小さくて透明なクリップタイプなら壁になじみますし、片手でサッと出し入れできます。吊るす収納は「機能」と「目立たなさ」の両立で選ぶと満足度が上がりますよ。
ここからは反対に、プロが「これは100均で十分」と言い切るものです。
面白いのは、複数のプロがまったく同じ商品を挙げていること。お客様のお宅に何十個と納品してきた、という声もあります。
共通するのは、仕切る・立てる・まとめるだけで、強い力がかからないもの。ここが100均で買う・買わないの分かれ目です。

3人のプロが名前を挙げた、いちばん支持の厚いアイテム。S・M・Lの3サイズ展開です。
商品名は「くつした」ですが、実際は靴下より小物整理で活躍するという声が圧倒的。薬、絆創膏、ヘアゴム、ピン、クリップなど、混ざりやすくて倒れやすいものにぴったりです。
側面の穴に突起をはめ込むだけで連結でき、縦にも横にも必要な数だけ増やせます。
ファイルボックスの中に並べて使う、という応用も。まずはMサイズから試すプロが多いようです。

こちらも3人が挙げた定番。奥行きが約21cmから33cmまで伸びるので、引き出しの奥行きに合わせて設置できます。
「あとちょっとサイズが違えば入ったのに」がなくなるのが最大の魅力。自宅に大量にストックしている、というプロもいるほどです。
MとLの2サイズがあり、奥行きと高さは共通。Lはインナーシャツ、Mは下着や靴下がちょうど収まります。
文房具やコスメの仕分けにも使えるので、引き出しがごちゃつく人はここから試してみて。

「今まででいちばん多く買った」と言うプロもいる、取っ手付きの浅いバスケット。
ラージ・ワイド・スリムの3サイズがあり、違うのは幅だけで奥行きと高さは共通。組み合わせれば棚や引き出しの幅にぴったり収まります。
取っ手が出っ張りすぎていないので、棚に置いても引き出しに入れても邪魔になりません。
白のほかにダークグレーもあるので、収納の内側が濃い色のお宅でも浮きにくいのが嬉しいところ。
2人のプロが挙げた、細長いトレー。付属の仕切りを好きな位置に取り付けられます。
キッチンツールは長いものも細かいものも混在しますが、1つのトレーで長短どちらにも対応できるのが強みです。
ワイドとスリムがあり、引き出しの幅に合わせて組み合わせられます。

3人のプロが愛用している、フタから1枚ずつ引き出せる箱。
ポリ袋、使い捨て手袋、排水口ネット、輪ゴムなど、パッケージのまま置くとかさばって取り出しにくいものがスッキリ片手で取れるようになります。
パッケージの色がバラバラでごちゃついて見える問題も、これに移し替えるだけで解決。
小さいサイズもあるので、輪ゴムなど細かいものにも使えますよ。
100均のロングセラーで、2人のプロが挙げた定番。サイズ展開が豊富で、半透明なので中身が見えます。
名前のとおり積み重ねられるので、深さのある引き出しでも上下2段で使い切れるのがポイント。
下段に使用頻度の低いもの、上段に高いものを入れると、スペースを余さず活用できます。
コスメ、体温計、スキンケア、水切りネットなど、細々したものをまとめるのにちょうどいいサイズ感です。

引き出しの中を仕切る専用ケースも、プロが繰り返し使っているアイテム。
下着や靴下で雑多になりがちなタンスの引き出しには、折り返して高さを調節できる仕切りケースが便利です。
似た商品でも素材が柔らかくて自立しないものがありますが、しっかりした作りのものを選べば型崩れしません。
キッチンやパントリーの引き出しには、サイズ展開の細かいバスケットタイプを。取り扱い店舗が多くロングセラーなので、買い足しやすいのもメリットです。
書類だけでなく、洗剤やシャンプーのストック、調味料ボトル、チャック袋の調味料を立てて収納するのに活躍します。
手を掛けられる大きな穴が空いたタイプなら、シンク下や洗面台下の奥からでも取り出しやすくなりますよ。
なお、A4サイズなどは110円ではなく220〜330円の商品もあります。それでも他メーカーより安く、品質と耐久性は十分というのがプロの評価です。
3人のプロが挙げた、応用のきくアイテム。本を立てるだけではもったいない万能選手です。
逆さまにすればコの字ラック代わりになり、洗面台の鏡裏や食器棚の余った高さに「もう1段」を作れます。
左右に壁のない場所ではU型を選ぶと自立します。ファイルボックスの中の仕分けにも使えますよ。
強力両面テープやマグネットフックと組み合わせて、壁面に簡易フックを作るという使い方も。
デッドスペースを収納に変える定番中の定番。2人のプロが挙げています。
クローゼットの上の余白、カーテン枠の上、トイレの奥、食器棚の中。「何も置けない」と思っていた空間に一本渡すだけで棚が生まれます。
引き出しの奥に渡してモノが手前に流れてこないようにする、キッチンでゴミ袋を掛ける、といった使い方も。
ブックエンドと組み合わせれば簡易棚も作れるので、まず1本持っておくと応用がききます。
「掛けるだけ」のフックは、プロがそろって100均を推すジャンルです。
ただし、どこに付けるかで選ぶ種類が変わります。ここを間違えると落ちたり跡が残ったりするので、用途別に見ていきましょう。

掛けたものを取ろうとしたら、フックごと落ちてきた。この小さなストレス、ありますよね。
取り付けるときに少し曲げられてバーをしっかり掴む構造のものや、片側にストッパーが付いたタイプならフックだけが落ちてくることがありません。
ポリプロピレン製を選ぶと擦れる音も出にくいので、子どもでも扱いやすくなります。

透明で目立ちにくく、防水性があるので水まわりで重宝するタイプ。歯ブラシホルダーやコップホルダーなどバリエーションも豊富です。
貼り直しができて繰り返し使えるのも嬉しいところ。ただし凹凸のある面には貼り付けられないので、そこだけ注意して。
輪っか状のリングフックは、つっぱり棒を通して簡易的な掛ける収納にする応用もできます。
コンパクトなのに磁力が強く、掛けたときの安定感が抜群。粘着タイプと違って剥がし跡が残らないのが最大のメリットです。
キッチンパネル、レンジフード、冷蔵庫、浴室など、磁石がつく場所なら賃貸でも気兼ねなく使えます。
玄関で濡れた傘を掛ける、洗濯機の横にハンガーを掛ける、といった「ちょっと掛けたい」をD型フックで叶えるのも便利ですよ。
壁に穴を開けたくない人のための、フックと専用接着剤がセットになった商品。
貼り付けて24時間置くだけで固定でき、外すときは接着剤ごとペロリと剥がれて壁紙が傷まないのが画期的なところ。
耐荷重はサイズによって500g〜2kg程度。カレンダー、軽めの壁掛け時計、玄関の鍵やエコバッグなどに向いています。
ひとつ難点を挙げると、接着剤が少量なのでフックだけ余りがち。使う個数を考えてから買うと無駄になりません。

プロが「ここは100均で完結する」と言うのが冷蔵庫。専用サイズの商品がそろっていて、汚れたら気軽に買い替えられるからです。
ポイントはひとめでわかる定位置管理。カゴやトレーでグループを作るだけで、食材の迷子と食品ロスがぐっと減ります。
冷蔵庫収納の主役。取っ手が付いているので、高い段に置いても引き出しやすいのが利点です。
一緒に使うものをまとめておけば、ワンアクションで取り出せます。朝食セット、消費期限が近いものだけ、といったルールで分けるのがコツ。
納豆や豆腐など背の低いものには浅型、形も大きさもバラバラな食品には大きめのトレーを。サイズ違いで使い分けると収まりがよくなります。
散らかりがちなドアポケットも、専用グッズで一変します。
しょう油やわさびの小袋には透明のミニポケット、幅を変えられる仕切りを入れれば調味料の定位置が決まります。
薬味チューブは、ケースに入れるよりピンチで掛けるほうが家族に好評だったというプロの実感も。ハムやスライスチーズはスタンドで立てると中身が見やすくなりますよ。
冷凍庫は「引き出したとき上から見てわかる」のが正解。中身が見えない収納はまず失敗します。
L字スタンドとして使えて、2つ組み合わせるとスライドするブックエンドになるタイプが優秀。ストックが減ってきたら幅を縮められるので、食品が倒れません。
一度に使い切らない食材は、連結できる小分けトレーで冷凍しておくと使い勝手が上がります。
野菜室は上段と下段で役割を決めるのがコツ。使いかけや小さい野菜は上段、大きい野菜や立てたいものは下段に。
仕切り付きの野菜ストッカーがあれば、きゅうりやにんじん、ブロッコリーを栽培時と同じ向きに立てて保存できます。
紙製のガゼットバッグは、汚れたらすぐ取り替えられるのが利点。パントリーで使ってもインテリアになじみます。

ゴミ袋やノートは100均では買わないのに、同じ消耗品でも100均で買い続けているものがあります。
分かれ目は単純で、枚数で割ったときに単価で勝てるかどうか。ここは実際に計算してみるしかありません。
キッチンの排水口ネットは、45枚入りで110円といった価格帯のものがあり、コスパで負けにくい消耗品です。
袋のままだと取り出しにくいので、プルアウトボックスに移してシンク下に置くと片手でサッと取れます。
使う場所のそばに置いておくと動線が短くなって、交換もおっくうになりません。
お弁当のおかずカップは、サイズも素材もデザインも豊富。子ども向けのポップなものから大人向けのシンプルなものまでそろいます。
コーヒーフィルターも50枚入りで110円といった価格で、円すい形専用など種類も選べます。
どちらも立てて収納すると1枚ずつ取り出しやすいのがポイント。仕切りスタンドや専用ケースと組み合わせると、毎朝の手数が減りますよ。
乾電池も100均で買い続けているプロがいるアイテム。デザインがシンプルで見た目に馴染むものも増えています。
収納は、3つに仕切られたケースに単3・単4・その他を分けて立てるのがおすすめ。プラスドライバーを一緒に入れておくと交換のたびに探さずに済みます。
中身が透けるケースなら在庫もひと目でわかります。自然放電が気になる方は、パッケージのまま収納してくださいね。
31個を並べてみると、プロの線引きにはきれいな法則がありました。
刃物や、毎日ポンプを押すボトルホルダーなどは丈夫さが鍵。逆に、掛けるだけ・仕切るだけのフックやトレーは100均で十分です。
シンク下のラックや大きな収納ボックスは、中途半端なものを組み合わせるより、サイズが合うものを1つ買ったほうが安く済みます。
ゴミ袋やノートは負け、排水口ネットやおかずカップは勝ちなど、思い込みではなく計算で判断してください。
共通している大切なことは、どの商品も、収納したい場所と入れたいモノを採寸したり、単価を計算したり、買う前にきちんと考えるのがプロのやり方。「便利そう」で手に取ると、失敗します。
安いからダメでも、高いから良いでもありません。次に100均へ行くときは、この記事を思い出してみてくださいね!
記事協力:鈴木久美子/hana’s home/むらさき すいこ/春名陽子/田中ゆみこ/大森智美/Fujinao
※商品の情報は各元記事の掲載時点のものです。取り扱い店舗・価格・仕様は変わる場合があります。










この記事のライター
michill ライフスタイル
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楽しく節約、お得なことに目がないアラサー女子です。100均、300均、コンビニなどを日夜パトロールして、収納アイテムやキッチングッズなど、身近なお店の便利でお得な商品を紹介します。
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