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今より大人っぽく見られるためには?「大人の女性」としてふさわしくなるためにはどうしたらいいの?今回もケチケチ贅沢日記の著者であるmuccoさんにアドバイスいただきます!
Q、童顔で子供っぽい外見が悩みです。そのせいか周りから女性として扱ってもらえません。同期の子たちはちゃんと大人の女性扱いしてもらっているのに・・・せめて大人の女性っぽい外見にみられたいです。ちなみに、服装・髪型は学生のころとあまり変わらず、ほぼノーメイクで身だしなみ程度、ファッションもよくわかりません。
(20代後半・女性・事務)
A、質問者さん、こんにちは。
ちゃんと大人扱いしてもらっている同期たち。入社した時はみんな似たり寄ったりだったはずなのに、どこでどう違ってしまったのでしょうね。
彼女たちをじっくりと、よーく見て。
入社したころより、メイクもファッションも会社勤めするアラサーなりの洗練された雰囲気になっていますよね。そして仕事での経験を重ね、立ち居振る舞いも入社したころとは違って、はきはき堂々としていることでしょう。
年齢が増えて大人になると同時に、自動的にメイクやセンスや態度も大人っぽくなるわけではありません。同期たちは、「大人の女性」としてふさわしくなれるよう、外見はもちろんのこと、内面も磨こうといろいろ学んでいるはずです。
質問者さんは「オトナの女性っぽい外見にみられたい」のに、ただ思っているだけで、そのために必要な研究や努力をなさっていないように思えます。また、そういう受け身の姿勢が、童顔をさらに子供っぽく見せている一因ではないでしょうか。
実年齢は顔に書いているわけではありませんので、相手は質問者さんの態度・姿勢・言葉使い・メイク・ヘアスタイル・ファッションなど総合的な雰囲気から、「だいたい〇〇歳くらいかなぁ」と判断します。
元々の童顔に加え、学生のようなヘアスタイル・メイク・ファッション。
でしたら、初めて会った人から見た質問者さんの第一印象は「学生さん」。子供っぽく見られ、かつ大人の女性扱いはされないのも仕方ありませんよね。
また、質問者さんの実年齢を知っている人だとしても、入社したころからずーっと学生のようなヘアスタイル・メイク・ファッションで通している質問者さんのことを「そういう(学生のままの)キャラの人」だと思っているに違いありません。まさか質問者さんが「大人の女性っぽい外見にみられたい」と思っているだなんて、だれも知らないでしょう。
まずは、質問者さんと背格好が似ていて、でも大人っぽくなった同期(優しそうな子ね)やお友達にいろいろ教えてもらってはいかがでしょうか。
メイクやファッションの情報源はどこか、どんな雑誌やウェブマガジンを読んでいるのか、メイクはどうやって覚えたのか、お洋服はどこでどうやって選んで買っているのかetc.
同期やお友達は、質問者さんのことを「そういうキャラの人」だと思っているでしょうから、最初はびっくりするかもしれませんが、いい子だったらきっと喜んで教えてくれますよ。だって、知人や友達が生き生きとキレイになっていくのはうれしいものですから。
また質問者さんが本気で悩んでいて、その悩みを少しでも早く解決したいのであれば、プロの手を借りるという選択肢もあります。
例えばメイクに関しては、以前michillで連載なさっていた深山美希子さんのメイクセラピーなどパーソナルメイクレッスンがありますし、私もオンラインサロン「ケチケチ贅沢でバラ色人生研究所」で通勤着をはじめとした女性たちのさまざまな「着ること」のお手伝いやアドヴァイスをしています。
男も女も40歳を過ぎたら、外見は最も外側にある内面ではないのか、と私は思っています。
その人の「考え方・心がけ・行動・習慣」といったそれまでの積み重ねが、顔つき・肌・髪・体型など容姿という意味の外見だけでなく、表情・物腰・姿勢・服装・相手や物事への接し方などの外見としてもあらわれてしまうものではないでしょうか。
michill読者のみなさんがこれから過ごす30代の延長線上に40代があります。
質問者さんも「オトナの女性っぽい外見にみられたいです」とただ悩んでいるだけだとしたら、時間がもったいないですよね。「オトナの女性っぽい外見にみられたい。そのためにはどうしたらいいか。何ができるか。」を考えて行動することで、まず内面が充実しますし、それが外見として表れてくることでしょう。
20代後半、まだまだ間に合いますし、やれることはたくさんあります。ぜひトライしてみてくださいね。
この記事のライター
mucco
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ケチと贅沢の両立を目指すライフスタイルを綴る「ケチケチ贅沢日記」を2008年より運営。今や月間100万PVを誇る人気ブログ。東北地方の短大を卒業後、東京で服飾雑貨の販売とVMD(ヴィジュアルマーチャンダイジング)に従事。学生時代から好きだった英語を生かそうと雑誌翻訳業を目指しながら働いた外資系企業で、経済的自由と多様性の大切さを知る。
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