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いつか着るかもは一生着ない!プロが教える衣替えと一緒にできる洋服の棚卸し術

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整理収納アドバイザーの七尾亜紀子です。季節の変わり目は新しい洋服を買い足したくなる時期。でも、買う前に手持ちの服の見直しも一緒にしておかないと、クローゼットがパンパンに…。そこで今回は、衣替えのタイミングでやっておきたい洋服の棚卸し術について、整理収納アドバイザーの視点でご紹介します。

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目次

「いつか着るかも」がクローゼットの肥やしに!

ファッションが好きな女性にとって、クローゼットの整理は頭の痛い問題ですよね。

特にほとんど着ないものの、買ったときに高かったからなどの理由で「いつか着るかも…」とつい取っておいてしまう洋服はクローゼットの肥やしになりがち。

この夏一度も着なかった夏服や、手に取ったときにイマイチしっくり来なくなってしまった服は、結局取っておいても再度出番が来る可能性はとても低いです。

そのため、衣替えのタイミングで手持ちの洋服の棚卸しをしっかりして、着たくなる服だけが詰まったクローゼットにアップデートしましょう!

クローゼットの洋服の仕分け方と見直しポイント

では、どんな基準で洋服の見直しをするのが良いのか、というポイントについてご紹介したいと思います。

まず、手持ちの服を「トップス」「ボトムス」など種類ごとにざっくり分けます。もし手持ちの洋服の量が多い場合は、「トップス」をさらに「シャツ」「ニット」など細かく分けてもOKです。

そこで分類した洋服を、
「好きかどうか」
「着ているかどうか」
の2軸で分けていきます。

こちらは、ニットやカットソーを「好きかどうか×着ているかどうか」で分けた例です。

右上から時計回りに、
・好き×着ている
・好きじゃない×着ている
・好きじゃない×着ていない
・好き×着ていない
という仕分けです。

この例では、「好き×着ている」の組み合わせが最も多く、「好きじゃない×着ていない」という組み合わせの服はありませんでした。

一番良いのは、やっぱり「好き×着ている」の組み合わせですよね。この分類に入る服が多ければ多いほど、そのクローゼットは稼働率が高く、ときめき度が高いと言えると思います。

「好きじゃない×着ている」は、インナーやベーシックで地味な服が多いカテゴリかもしれません。これもコーディネートを作る上では必要になってくる脇役的な服なので持っていて問題ないと思います。

一番の手放し候補になってくるのは、もちろん「好きじゃない×着ていない」という服です。これは真っ先に手放して良いと言えるでしょう。

そしてやっかいなのは「好き×着ていない」という服です。ここには、以前は好きだったものの年齢と共に似合わなくなった服や、サイズが合わなくなった服などが入ってくると思います。

どうしても「いつか着るかも」と執着してしまいがちですが、一度袖を通してみて、やっぱりしっくり来ないようであれば思い切って手放すのが得策です。

クローゼットの適正量キープの鍵は、「ハンガー」

洋服を分類して整理した後、増やしすぎないようにするためのコツは「ハンガーを揃える」ことです。

洋服を買ったときやクリーニングに出したときに付いてきたハンガーをそのままクローゼットでも使っているという方も多いと思いますが、そうすると洋服の「適正量」がわからなくなってしまいます。

ハンガーを揃えることで、見た目が美しくなったり省スペースになるのはもちろん、クローゼットに収納する洋服の適正量も一目瞭然になります。

なにか新しい洋服を買うときは、代わりにどれかを手放すということが習慣づくようになるので、お気に入りのハンガーを見つけて揃えてみるのがオススメです。

以上、衣替えのタイミングでやっておきたいクローゼットの棚卸し術のご紹介でした。

クローゼットの中が好きで着ている服ばかりになれば、毎朝のコーディネートにも迷わなくなり、時短にもなりますよね。

クローゼットがパンパンなのに着る服がないと毎朝お悩みの方は、ぜひこの機会に見直してみてはいかがでしょうか。

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この記事のライター

七尾亜紀子

ブログ「ワーキングマザー的 整理収納&北欧インテリア」主宰。もとは片付けや家事が苦手だったが、一念発起して整理収納アドバイザーの資格を取得。そこに至るまでの経緯や、正社員として仕事をこなしながらワンオペ育児を可能にする「時短家事テクニック」を綴った記事が人気となり、月間200万PVを突破するほどの人気に。「ESSE」「CHANTO」「Domani」など雑誌・書籍の掲載多数。2018年12月には初の著書となる「自動的に部屋が片づく 忙しい人専用 収納プログラム」(KADOKAWA)を出版。

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