/
2015年、ご自身のブログで書かれた「デブ5か条」がネット上で大いに話題になった稲垣佳美さん。実は平坦ではないキャリアを経験されたキャリアカウンセラーなのです。セラピストとして1万人以上の相談を受けた中から見えてきた「シゴト」との付き合い方。
※2017年1月時点
みなさん初めまして稲垣佳美と申します。
ご縁があって、こちらのサイトで起業やお仕事などについてのコラムを執筆させていただくことになりました。
現在は女性の起業を応援する『大人の女子校https://lounge.dmm.com/detail/163/』というオンラインサロンで、セミナーやビジネスコンサルティングなどをしています。
20歳で企業に就職し、20代から30代前半まで転職8回、クビ2回を経て、結婚を期に2000年に心理系のセラピストで起業し、2011年に株式会社443を創業しました。
現在の起業系のセミナー講師以前は、心理療法家としても活動して、約1万人の女性の人生の相談に乗ってきました。
2015年にブログに書いた『デブ5か条』という記事がネット上で大ヒットし、Facebookでは、15000シェアを記録しています。
http://ameblo.jp/yoshimi29/entry-12039514347.html
ざっと経歴を記載しましたが、自分で起業という選択をするまで、企業という組織で働く事が、自分に全く向いてなく、転職を繰り返し、クビまで経験しています(笑)
今では起業家として成功していますが、それまでは社会からドロップアウト気味で、自分自身で自分を社会不適合者だと思っていました。
最後の会社でクビになった時に、企業に働くのは、もう無理だと判断し、自分一人で仕事をしようと決めて、起業したのです。
それから15年、起業という働き方は自分にとても向いていたのか、お客様に恵まれて今では人気のセミナー講師、ブロガーとして活動出来ています。
20代の時に、会社を転々としながら、働くという事を繰り返し考え苦しんで来た経緯があります。
向いていない仕事をするのは誰に取っても辛い事だし、特に女性の場合、結婚や出産などのライフイベントが、男性よりも働き方に大きな影響を与えています。
ただ女性だからこそ、8回も転職出来たのだと思うし、自分に向いている働き方を模索出来たのかなと思うのです。
私が起業出来たのも結婚したからで、サラリーマンの夫の収入があったからこそ、収入が不安定な起業という道を選べたと思います。
男性が働くということは、社会的立場や家族を養わなくてはいけない事情があり、女性よりも縛りが多くあります。
私は女性だからこそ、自分らしい働き方を柔軟に選べたと思うし、働き方も自由に選ぶ事が出来ました。
男性に比べて、社会的地位などの縛りは女性には世間的にはあまりありません。
企業内で、高い地位につける女性は一握りかもしれませんが、働き方の選択の自由は女性の方があります。
今、女性の起業がとても増えていますが、女性だからこそ働き方の自由があって、ライフスタイルに合せた働き方が出来るからこその結果だと思います。
ここ数年、女性の起業の支援を行ってきましたが、多くの女性が会社員の時の収入を遥かに超えて、起業で年収1千万を超える人も珍しくなくなってきました。
自分らしく自分の力を最大に発揮出来る仕事が選べている証拠でもあります。
時間的自由、経済的自由を得ている女性は昔より多くなって来ています。
行政も女性の起業について注目し、様々な政策を打ち出しています。
自分の時間を切り売りし、身を粉にして、仕事に人生を捧げる生き方ではなく、仕事を自分の人生の一部として、自分らしく生き生きと生きていける時代が来ているのだと思います。
ぜひ多くの女性に自分がすでに持っている力を生かして、自分に向いた仕事と働き方で、人生を豊かにしていく事を、これから多くの事例をメリットデメリットも含めて、お伝え出来ればと思います。
もちろん、起業も楽な働き方ではないと思います。
起業というのは、企業など大きなバックグラウンドがある働き方ではなく、収入も不安定です。
自分でリサーチし、サービスを提供し、営業しなくてはいけません。
何かに守られている働き方ではありません。
時間も自由に使える分、自分で管理していく必要があります。
そして起業したからといって、全員がうまく行くわけではありません。
中には企業で働いた方が向いている人がいる事も事実です。
特に起業1年目は、自分でビジネスをする事に慣れていない人にとっては、右も左もわからない世界に放り込まれたようになるので、精神的にキツい事もあるでしょう。
だから、私のような女性にわかりやすくビジネスを教える、セミナー講師やコンサルティングのニーズも爆発機的に増えてきました。
全ての責任を自分で負うのが起業です。
でも、だからこそやりがいもあるし、自分の力を試せる機会でもあります。
どんな事でも必ずメリットデメリットがあります。
それは企業に勤めていても同じです。
責任が生じない仕事はありません。
自分の選択にも責任が生じます。
その上で、自分らしい働き方を選んでほしいと思います。
最近では会社でOLしながら、週末や平日夜に、副業として週末起業を選択する女性も現れました。
私のところに、週末起業の相談に来る女性も後を絶ちません。
次回は、そんな副業を選択した週末起業の実態などご紹介します。
いきなり会社を辞めて起業するのはリスクが大きすぎる、今の会社では自分自身を生かし切れていない、と思われる方には有益な情報になると思いますので、お楽しみに!
今後もどうぞよろしくお願いいたします!
この記事のライター
稲垣佳美
370
(株)443代表。大人の女子校専任講師。心理療法家の経験を元に経営コンサルタントも務める。年収一千万の女性起業家を多数輩出し、自身が務めるビジネス系セミナーも毎回満席と、起業を目指す女性から圧倒的支持を得る。様々な分野において劇的な変化を遂げるクライアントが続出している。 “心から望む思い通りの人生を作る”をキーテーマとし、自分らしい生き方とビジネ スの構築を得意とする。
ライフスタイルの人気ランキング
新着
カテゴリ
公式アカウント