/
働き盛りだからこそ気になる保険について。入院保険に加入すべきか否か。安くはない掛け金を考えると、その必要性について考えてしまいがちですよね。でも、もしものときを考えたら早めの加入が重要だといいます。今回はその必要性や入るタイミングについて、経済評論家の渡邉哲也氏に聞いてみました。
※30歳女性で想定・詳細は都民共済の公式サイトへ ※保険金は、原則非課税です
「本当にヤバイ! 欧州経済」(彩図社)がベストセラーとなり、最近では「貧者の一票 グローバル経済の崩壊と連鎖する無血革命」(扶桑社)を出版するなど、作家や経済評論家として活躍する渡邉哲也氏。この記事は、恐れ多くも渡邉氏に「素人目線でお金の話を聞く」コーナーです。
多くの保険会社で生命保険と合わせて紹介されている入院保険。病気やケガで入院や手術を行なう上でリスクに備える保険になりますが、入院保険だけに注目して話を聞く機会は少ないのではないでしょうか。
今回はそもそも入院保険って入ったほうが良いのか?どの会社がおすすめなのか? こんな基本的な質問をいまさらするのは…と思っているあなたに、専門家からの意見を紹介します。
私も夫も健康志向なのですが、まだ入院保険に入っていません。友だちに話したら「えっ?ありえない」と言われたんですけど、毎月高い金額を支払っておきながら、病気の種類によっては元をとれないと聞いた事もあります。そう簡単に入院しない気もしますし、保険の支払いで毎月の生活水準が下がるのは嫌だし……。
そもそも入院保険って入るべきですか? どうせ入るならコスパが良い保険にしたい。どういうポイントに着目して保険を選ぶと良いでしょうか。
もしもの時のために、保険への加入をお勧めします。基本的に保険は若く健康なうちに入るのが有利です。疾病後の保険加入は審査が厳しく、保険料率が上がったり、加入を拒否されるケースも多いです。
病気になった場合、働けなくなった分収入の減少し、その反面、医療費が増加するわけで、大きな負担になるのです。
一般に医療保険といわれているものには、民間の保険会社などが販売している医療保険と全労済や国民共済など各種組合が運営している共済があります。
この違いは保険会社が営利を目的にしているのに対して、共済は非営利を前提としていることにあり、一般的に共済の方が掛け金も安く、余剰金が出た場合の払い戻しなどもあるため、少ない負担で加入できます。
但し、商品に多様性がなく、自由度という点では民間の方が優れているケースも多くあります。
健康なうちに入ることがおすすめで、共済ならコストも抑えて入ることができるという意見が専門家の答えでしたが、自分にあった条件を見つけたい場合は民間の会社も見てみたほうがよさそうです。
自分にあったプランを検討したい、様々な条件で検索したい。そんなときは民間の会社が提供しているインターネットでのシミュレーション機能を活用するのも良いかもしれません。自分にあった条件の入院保険を見つけたら、まずは加入を検討してみましょう!
この記事のライター
渡邉哲也
33
作家・経済評論家。1969年生まれ。日本大学法学部経営法学科卒業。貿易会社に勤務した後、独立。
編集部員のみーちゃんが「入院保険」についておまけ情報を解説しちゃいます。
毎日、さまざまな民間会社の入院保険CMをみますが、皆さんは入院保険に加入されていますか?
商品によって、特約内容や保障範囲、保障期間、給付金も異なり、どれが自分にあっているかと考えると悩んでしまいますよね。なので、よくある入院保険の疑問点を改めて整理してみたいと思います♪
民間の医療保険には、入院した際に1日当たり5,000円、10,000円など契約内容に応じて、定額の給付金が受け取れる仕組みになっています。
民間の医療保険は傷病に関わらず、「一定額=入院日額」を入院日数に応じて受け取ることができます(※医療保険によっては、一定の傷病に対し給付額を上乗せするタイプのものもあります)。
では、「入院給付金日額」はいくらあればよいのでしょうか?
この手の計算は様々なサイトなども紹介されていますが、何が適正かは、入院をしている状況等によって異なるため、結果、自分に「万が一」があった場合に手厚い保障を選ぶか、それとも家計の負担を減らすことを優先するかが判断のポイントです。
最近は医療技術が進み、入院日数は減少傾向、入院をせずに通院や在宅治療が可能なケース増えてきています。
保険の加入期間の間、1度も入院することなく健康で過ごせる可能性もあります。
医療保険は、いざという時には助かり心強いですが、使わなければ掛け捨てなるものが大半です。保険についても、バランスよく利用していくことが大切ですね。
入院日数の数え方は、とても重要なポイントです。なぜなら、入院給付金の支払対象となる日数には上限があるからです。基礎部分をしっかり理解しておきたいですね。
入院日数を数え方は、入院した日と退院した日を入院日数に含めます。 たとえば、2月9日に入院して2月20日退院した場合の入院日数は、12日間になります。
2月9日の午後11時59分に入院して、2月20日の午前0時1分に退院した場合でも、入院日数は12日間になります。
入院日数を数える際は、その日に1秒でも入院していれば、1日としてカウントするのです。「20-9=11だから11日間」という判断は間違いとなるので、十分気を付けましょう。
今回は、いつもと違って少し難しい話でしたね。私も頭から湯気が…。ですが、とても大切なことですし、経済評論家の渡邉哲也さんからの貴重なアドバイスとともに、まずは基礎部分を確認しながら、ご自身にあった入院保険を選べるようにしましょう。
ライフスタイルの人気ランキング
新着
カテゴリ
公式アカウント