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整理収納アドバイザーの七尾亜紀子です。家事や仕事に追われていると、片付けたくてもまとまった時間を確保するのが難しいもの。でも、ちょっとしたスキマ時間に片付ける習慣を持つことでモノが少しずつ整理され、どんどんお部屋もすっきりします。そこで今回は、 忙しい毎日の中でも、「これならスキマ時間でできそう!」というプチお片づけをご紹介します。
1つ目の「プチお片づけ」アクションは、「書けなくなったペンを処分する」というものです。
引き出しやペン立てに大量にペン類が入っているお宅、結構多いですよね。
中には、もうインクが切れてしまって書けなくなっているものもあったりすると思います。
そこで、裏紙などを用意してまず明らかに使えないモノをチェック!
「使えない」とわかればすぐに処分に踏み切れると思うので、まず捨てやすいものから減らしていきましょう。
そしてさらに余裕があれば、
・ボールペン
・シャープペンシル
・サインペン
などのように種類で分けて本数を確認して、それぞれの使用頻度別に残す本数を絞って処分するのもオススメです。
続いて2つ目の「プチお片づけ」は、「読み終わった雑誌やカタログを処分する」です。
カタログやフリーペーパーは無料ということもあってついもらってしまいがち。
でも、読むのはほとんど最初だけで、あとは本棚やリビングの片隅で山積みに…となりやすいですよね。
同様に雑誌なども時間が経ってしまうとほとんど読まなくなってしまうもの。
そのため、下記の期間を目安にもう今見ていないものは処分を考えてみましょう!
・フリーペーパー:もらってから1ヶ月
・カタログ:もらってから3ヶ月
・雑誌:購入から半年
もし、処分に迷うものがあったら気になるページだけ切り抜いて保存しても良いですよね。
でも、大抵切り抜いたページも読まなかったりするので、自分の気持ちの踏ん切りをつけるための儀式だと思って、どうしてもというページだけにしましょう!
続いて3つ目の「プチお片づけ」は、「ストック食材・調味料の賞味期限をチェックする」です。
忙しいと食材や調味料などの管理もおざなりになってしまって、気づけば賞味期限切れのものが大量に…という方も結構いらっしゃるかと思います。
今日は冷蔵庫の中、明日は吊り戸棚の中、というように場所を区切っても良いので、一通りチェックして賞味期限切れは処分してしまいましょう!
賞味期限が切れているものの、まだ食べられるから捨てるのがもったいない、という方は、1週間以内に消費できるかどうかを目安にして、すぐ使えるところに出しておくようにしましょう。
そして4つ目の「プチお片づけ」は、「不要になったプリント類を処分する」です。
お家によって保管方法は様々だと思いますが、書類は必要となる期間が短いものも多く、気がつくと「あ、もうこの用事終わってる!」という保管不要な書類もたくさん出てくると思います。
ざっくりとでも良いので見直してみて、明らかにもう保管不要だと思うものは処分してしまいましょう。
以上、スキマ時間でできる「プチお片づけ習慣」のアクションリストのご紹介でした!
今回ご紹介したものの他にも、
・2年以上着ていない服を1枚処分する
・履けなくなった靴を処分する
・使わないメイク道具や試供品コスメを処分する
…など、朝の身支度やメイク、帰宅後靴を仕舞う時などの「ついで」に見直せるプチお片づけもありますよね。
「プチお片づけ」でも1週間、1ヶ月と毎日続けていけば、着実に前進していけます。
ぜひ、片付けたいけれどまとまった時間が取れない、という方はスキマ時間の「プチお片づけ」から実践してみてくださいね!
この記事のライター
七尾亜紀子
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ブログ「ワーキングマザー的 整理収納&北欧インテリア」主宰。もとは片付けや家事が苦手だったが、一念発起して整理収納アドバイザーの資格を取得。そこに至るまでの経緯や、正社員として仕事をこなしながらワンオペ育児を可能にする「時短家事テクニック」を綴った記事が人気となり、月間200万PVを突破するほどの人気に。「ESSE」「CHANTO」「Domani」など雑誌・書籍の掲載多数。2018年12月には初の著書となる「自動的に部屋が片づく 忙しい人専用 収納プログラム」(KADOKAWA)を出版。
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