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自撮り やり方次第で別人レベルに☆プロ直伝の自撮り4ステップ

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スマホで自撮りを頑張っても、思い通りの写真が撮れない。そんな、お悩みを持っている人は少なくないのでは? そこで今回は、女性も男性も美しく撮ることに長けたプロフェッショナルなフォトグラファーに、自撮りのやり方を聞いてみました! 撮影段階で失敗しない方法や、自撮りアプリを駆使した盛れるテクニックをご覧あれ。

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目次

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  • 所要時間 10分

「明確」にわかる失敗しないセルフィー術!

こんにちは、フォトグラファーの立花奈央子です。皆さん、料理はしますか? 料理を覚えるべく練習をはじめたころ、料理本にはシンプルな文章と完成した料理のキレイな盛り付けの写真だけが載っていて、「乱切りってどういうこと!?」「塩少々ってどうやって計るの!?」と痒い所に手が届かない思いをしたことが、一度はあるのではないでしょうか。

講座を読んでも真似できないセルフィー

私、世に溢れているセルフィー(自撮り)講座サイトや雑誌にも、同じことを感じます。もともとカワイイ女子の厳選した一枚で、さらにアプリ加工をして「テクニック公開!」といわれても「こちとら素材から揃ってないんだよ!」と投げてしまいたくなるものです。

でも、きっと私以外にも迷える女子がいるはず(たぶん)。そこで今回は、セルフィーで失敗しないプロセスを4段階に分けて「明確」にお教えします!

自撮りで失敗しないやり方

1. 撮影スポット決め
まず、いちばん最初にするべきなのは撮影する場所を決めること。外でキメ顔を作ってあれこれするのはハードルが高いので、室内で。その中でも、窓際などの自然光(日光)が入る場所がいいですね。

直射日光は、まぶしい上に顔に影が出て撮影の難易度が大幅に上がるので、カーテン越しだとベストです。

2.「利き顔」を探す

次に、利き顔探し。利き顔とは、自分にとって使いやすい顔の角度のことを言います。セルフィーが苦手!という人は、これを研究するプロセスがとても大切です。

自分の納得のいかないショットを、スマホに何回も突き付けられるのは正直心が折れかけますが、自分の好きな角度で覗ける鏡と違って、周囲の人がいつもそれを見ているということです。ここは前向きにあきらめましょう!

セルフィーを重ねていくと、自分にとって失敗の少ない構図や顔の角度が見つかります。そこから微調整を加えてバリエーションを出していくと、無理なくスキルアップできますよ。基本は、正面・左・右・下の4つです。

正面

皆さんご存知の通り、左右対称の人はあまりいません。ここでは、骨格の左右差やパーツの大小を比べます。

わたしの場合は、向かって左側の目が吊り気味。それに反して正中線が右側に曲がり、口元が右上がりになっています。ということは、左側と右側で相当顔が違うということ。

右側

絶壁気味なので、輪郭が全体的に長いですね。

目の大きさの左右差は、遠近感が出てバランスが少しよくなりました。

左側

顔が右側に曲がっているので、左から撮ると顔が引っ張られているように見えます。

目はこちらの方が開きがいいのですが……。

下側

美人女優さんがクールにキメている角度ですが、もったりした輪郭と太い首のわたしが真似しては、そのまんまブタです。首が細長い痩せ型の人なら、このアングルから首をすっきり見せてもいいですね。以上の結果から、わたしの場合は右側が「利き顔」になりました。

3. ベストの角度で微調整
次は、利き顔側に顔を振るのを基本に、角度を微調整しながら最適な角度を探していきます。

「斜め上から」「顔とカメラを並行気味に」するのが失敗しにくいポイントですが、最初はほんの数度ずつ角度を変えて、どんどん撮ってみてください。

スマホを片手で持ちにくい人は、ストラップや背面につけるリングなどを活用して指の力に頼らずにスマホを保持できるようにしましょう。

わたしの愛用機はスマホ最大級ともいえるiPhone7Plusですが、背面リングがあると全く疲れません!

顔の角度を決めたら、視線を移しながらの撮影も。フルメイクをしてしっかり上目遣い…は、時に一生懸命さが透けて辛く見えるので、キメすぎにならなかったり、黒目が大きく見える、ちょうどいい視線を探りましょう。

ここで、ひとつこれならいいかな? というのが撮れました。

顔の中心が右側に向かって流れているのを利用して、顎を右に傾けることで、歪みをカモフラージュしています。太い首のまわりには髪の毛をまとわせて、気持ち縦のラインを強調。

でも、ちょっと目元や全体の印象が暗いような気がします。そこでもう少し粘ってみます。

おお!これはちょっと盛れています。黒目にピッと光(キャッチライト)が入って、キラキラした瞳に見えますね。試行錯誤しているうちに、ネックレスのバランスが悪くなっているのが気になりますが、
まずはこれで及第点とします。

4. 最後にアプリで加工して完成!
セルフィー用アプリを使って、肌質、目の大きさ、輪郭、口角などを修整加工します。最初のうちはアプリお任せで一気に加工すると数がこなせて便利です。

絶対におさえるべき4つの重要プロセスまとめ

1. 撮影スポット決め
2.「利き顔」を探す
3. ベストの角度で微調整
4. アプリで加工

ちなみにここまでの所要時間は、だいたい10分くらいでした。練習をする場合は、絶対にうまくできる鉄板スポット&角度を見つけることを最優先に。

その次は、室内のいろいろな場所で、その場所ならではの撮り方を探していくといいですよ。

ここまで説明すれば、皆さんもセルフィーで抵抗なく楽しめるようになるのではないでしょうか。セルフィーと実物は別と割り切って、自分の可能性を思い切り楽しみましょう!

<立花奈央子 プロフィール>
フォトグラファー、メイクリスト、女装コーディネーター。いわゆるコンバージョン・コントラクター(転換請負人)。株式会社オパルス代表取締役。こちらの記事では、読者の視野が広がり、少し生活が豊かになるようなお手伝いをしたいと思っています。ダイバーシティ(多様性の受容)推進のため、異性装を軸にした日本独自の価値観を、エンターテインメント性豊かに世界中へ提供しています。主な事業として、女装撮影スタジオ「フォトスタジオ大羊堂」の運営、外国人女装パフォーマー「Ladybeard(レディビアード)」のマネジメント、訪日外国人観光客向けに女装体験アクティビティツアーを実施中。また、テレビや紙媒体などでも女装スペシャリストとして活躍し、これまで手がけた男性は ジャニーズアイドルや芸人、一般人を含め、のべ1,000人を超える。



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この記事のライター

立花奈央子

コンバージョン・コントラクター(転換請負人)。株式会社オパルス代表取締役。こちらの記事では、読者の視野が広がり、少し生活が豊かになるようなお手伝いをしたいと思っています。ダイバーシティ(多様性の受容)推進のため、異性装を軸にした日本独自の価値観を、エンターテインメント性豊かに世界中へ提供しています。主な事業として、女装撮影スタジオ「フォトスタジオ大羊堂」の運営、外国人女装パフォーマー「Ladybeard(レディビアード)」のマネジメント、訪日外国人観光客向けに女装体験アクティビティツアーを実施中。

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「michill編集部員のおまけトーク」

編集部員のみーちゃんが「失敗しない自撮り」についておまけ情報を解説しちゃいます。


前回、フォトグラファーの立花奈央子さんが教えてくれた、「自撮りの基本テク」。なるほどねぇ!と思われた方もいたと思いますが、今回の「失敗しない自撮り4ステップ」は、また目からウロコな情報でしたね。


決め顔かぁ…。私は左…、いや、立花奈央子さんと同じく右かなぁ…。あ!!失礼しました(笑)。


さて、基本的なテクニックからの、いわば今回は応用テクニックといったところですが、今回登場しなかった、スマホでの自撮りのポイントをもう少しご紹介したいと思います。


スマホでの自撮りやり方・方法顔だけじゃないポーズも決め手に

フォトグラファーの立花奈央子さんもされていたように、ちょっとした動きを出すことが写真写りを変えるコツですね。そのような、まだまだあるちょっとした工夫で効果を発揮する自撮り方法をご紹介!


●自撮りには、意外と構図がポイントに


自撮りというと、顔のアップだけに集中しがちですが、背景をいれると写真の印象がグっと変わります。


「こんな状況」の中で「私、こんな表情です」という情報まで伝えることができるので、自分像だけでなく臨場感も伝わります。


また、背景を入れることで、同じ自撮りでも、印象が変わることでSNSへのアップの際にもマンネリ化を防げますよ!


●「一人写り」だけが自撮りじゃない


実際に旅行などに行った場合は、一人で自撮りというよりは、彼氏や家族とインカメを使って撮影ってこと多いですよね。せっかく仲良く撮る写真なので、イケてる写りにしたいものです。


そこで、ポイント。基本的には一人で撮る時と同じですが、誰かと並んで撮る場合には、外側の手でスマホを持つようにしましょう。


その時、スマホを持った腕が、できるだけ入らないようにするが大切です。腕が見えてしまうと、せっかくの写りも印象がボヤっとしてしまいます。


もちろん腕だけでなく、自撮り棒を使う場合にも棒が見えないように気を付けましょう。


そして、もうひとつ大事なのは、「必ずレンズを見る」こと!インカメの場合、ついついスマホの画面を見がちになりますよね。


そうすると「あれ?どこ見ているの?」みたいな写真になってしまいます。以外とやりがちなミスなので、気を付けたいですね。


今や鉄板!自撮りに欠かせない自撮り棒の活用

今は、多くの人が自撮りの際に使うようになった「自撮り棒」。


カップルでのツーショットはもちろん、棒の特性を生かして複数の友達グループでも、しっかり自撮りができる便利なアイテムですよね。そんな自撮り棒の、今更に聞けない基本テクをご紹介します。


①光の多いところで撮影すべし!
雰囲気になるだけでなく、肌もキレイに見せる効果も♪


②斜め上(目安:20度ぐらい)から撮影すべし!
小顔&目が大きく見える効果アリ


③アプリを活用すべし!
加工のアプリもたくさんあるので、積極的に活用する○


④とにかく、たくさん撮影すべし!
何回もたくさん撮りましょう!その中から、お気に入りの1枚を!


あれ?自撮り棒を使ってのポイントも、実はフォトグラファーの立花奈央子さんが今回教えてくれた内容と同じなんですね。


道具を使っても使わなくても取り方は共通だったんです☆もちろん、iPhoneでの自撮りでも、Androidでの自撮りでも同じですね。


自撮りにオススメな一眼レフ/ミラーレス

解像度が高く、キレイな写真を撮れる一眼レフ。この一眼レフでの自撮りのやり方!…。


なかなか操作しづらそうですね…。そこで、ここは、操作方法、撮り方でなく自撮りにオススメな一眼レフ/ミラーレスをご紹介します。


●キヤノン EOS M10


レンズセットの種類が豊富。組み合わせで、ふんわり写真も撮れちゃいます。


●パナソニック DC-GF9


「4Kフォトモード」で、撮った後でベストショットが選べちゃいます。


自撮りの基本から応用まで、すぐにでも活用できるテクニックが満載でしたね。


このテクニックを使って、彼氏や旦那様との素敵なカップル写真や、可愛いわが子とのツーショットまで、楽しい思い出写真をパシャパシャ撮っていきましょう♪


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