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寒さも本格的になってきた今日この頃。おうちでゆっくり、温かい時間を過ごすためにも、ファブリックで季節感を取り入れてみるのはどうでしょうか?ぬくもりのある素材感があるものを暮らしに取り入れるだけで、見た目も機能的にもぐっと温かみが増します。そんな秋冬の季節感を取り入れるための、ファブリック使いをいくつか今日はご紹介します。
リビングにクッションがある、というお家は多いのではないでしょうか?面積は小さいですが、ウールやフェルトといった素材のものに変えてみたり、色味を暖色に変えてみるのも効果的です。
わが家が使っているのは、クリッパン(KLIPPAN)というラトビアのメーカーのもの。「サンバ」という模様なのですが、ニットらしい折り目とふわっとした感じが魅力です。
お部屋に暖房がいきわたるまでの寒いとき、ちょっと転がってうたたねしたいというとき…そんな時、おすすめしたいのがウールのブランケットやショール。
特に、クッションでもご紹介しましたが、クリッパン、ラプアンカンクリ(Lapuan Kankurit)、シルケボー(Silkeborg)といった北欧・東欧のウールのブランケットは、さすが寒い地域で作られただけあって、軽やかなのにしっかりと空気の幕を作ってくれ、からだをしっかり温めてくれます。
大判のものは、ソファに家族並んで一緒にくるまることもできるし、布団の上にかけてよりあたたかく過ごすことができます。
またショールタイプのものは、家の中を移動したり、ちょっと外へ出るときの防寒対策にも役立ちます。
私が愛用しているのはラプアンカンクリの「ショール ウィズ ポケット」。
毎年どのショップでも、真冬になると完売になる人気アイテムの一つです。ひざ掛けとしても使えますが、肩掛けしてもずり落ちにくく、大きいポケットが実用性を兼ねていてお気に入りです。
一番効果的なのは、やはり表面積の大きい、ラグやカーペットで秋冬仕様に模様替えしてしまうこと。面積が大きい=周りのインテリアに与える影響も大きい、ので、お部屋全体のイメージを変えるのにもぴったりですよ。
毛足の長いラグ、ウール素材のカーペット、モロッコのベニワレン、最近ではコストコなどでも気軽に手に入れやすい価格帯もあるシープスキンのラグ…などなど、秋冬にぴったりのラグ類は種類も豊富なのでお好みの一枚を探してみてはどうでしょうか?
わが家で愛用しているのは、ペルシャのヴィンテージ絨毯。50〜60年前のもののようですが、何軒引き継がれてわが家に来たことでしょう…。それでも緻密に織られたこのカーペットは、今なお、秋冬のわが家のリビングで主役級な存在感を醸し出してくれ、これを敷くと「あ〜、冬だなぁ」と感じます。
しっかり織られたウールの絨毯なので、床からの冷気もしっかり遮断してくれるのも嬉しいポイントです。赤、なんてわが家のインテリアではほぼ使っていない色合いなのですが、オリエンタルな雰囲気が持っている家具と予想以上に調和して、オリジナルな雰囲気を作り上げてくれます。そして暖色なので、お部屋全体も温かみが増します。
いかがでしたでしょうか?お家、お部屋全体を季節季節で模様替えするのはなかなか大変ですが、季節感のあるファブリックをちょっと取り入れるだけでも、ほっこり、くつろげる空間を演出できるポイントになります。季節感を取り込むと、住まいの居心地もさらに増しますよ。
この記事のライター
kanade
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フルタイム勤務のワーキングマザー。趣味が高じて整理収納アドバイザーの資格を習得。北欧のものを中心に、様々なヴィンテージと手仕事のものに囲まれて、古い戸建てに暮らす。「消費するということは、投票すると いうこと」…家具も食器も衣類も…もの選びは自分の気持ちと向き合い、「好きなものに囲まれた暮らし」を実践中。目指すのは、ものがあっても整っている、家族にとって居心地のいいすまい。
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