
副業のスモールビジネスでハンドメイド作品を販売、完全に余暇だけなのに月3万円売るノウハウ連載です。
ハンドメイド販売を続けていると、「あれ、今月思ったより売れなかったな」「売れると見込んだのにたいして動かなかったな」という時期がくるはずです。今回は、そんな未来の「売れない理由」と、その対策です。
売れないものには理由があります

売れるものに理由があるのと同じで、売れないものにも理由があります。例えば入園入学用品だったら4月以降は売れにくいですよね。ハロウィンなどのイベントものも時期を過ぎたら売れません。こういうわかりやすい「売れないもの」ならいいのですが、ちょうどいい時期に売れそうなもの出したハズなのに売れない、こんなこともあります。実はこれにも理由があるのです。
魔のニッパチは制作時期に充てるとヨシ

販売業界でまことしやかに囁かれている「魔のニッパチ」はご存知ですか? 実は1年の中で商品が一番売れないのは2月と8月なんです。年末年始で散財した分、2月は出費が抑えめに。8月は暑いから購買意欲が減退、簡単に言えばこういうことですが、ハンドメイド品も本当に売れにくい時期です。
私も7月8月の売り上げには毎年がっかりさせられますが、これはみんな同じです。凹んで対策を練り直す時間があったら、こんな時期は製作に時間を費やす方が後々のためになってくるので、是非制作活動に精を出してみてください。
実はこういう負の時期に作ったものって結構いいものが出来たりします。私な常々、人間はマイナスな時期ほどいいものが作れたり斬新なアイデアが浮かぶものだと思っています。一概には言えませんが、芸術家って不遇な出の人の方がいいものを作っている気がしませんか?
では、どういうものを作っていけば?
付加価値を高めることに専念する

ハンドメイド作品が売れないからといって、すぐに値下げするのはNGです。ハンドメイド販売を長く続けるためには、利益がないといけません。利益がないとそのうち活動する意欲もなくなってきます。
お客様に利益の確保できる価格で提供すること、これが大切です。このためには「この作品を買うといいことがありそう」という錯覚を起こさせることです。価格を下げるのではなく、作品の価値をお客様に理解してもらうことを目標にしましょう。
価値というのは、例えば「ここでしか買えないデザイン」であったり、「ラッピングのかわいさ」だったり、「ディスプレイがおしゃれ」だったり「自分自身の魅力」だったり、「ラインナップの豊富さ」だったり、「商品説明の丁寧さ」だったり、「リピーターにやさしいシステム」だとか、「アフターサービスの充実さ」などなど……。経費をかけなくても、いくらでもプラスすることができます。自分に出来る範囲のことをお財布と自分のキャパシティに相談しながら考えてみてください。
付加価値こそハンドメイドにはマスト

お客様にとって安いということは何より魅力的です。ですが安いものなら巷にいやというほど溢れています。安くて壊れにくい安全なものは市販品に任せてしまいましょう。お客様に付加価値を感じさせるのがハンドメイド販売のコツです。
~副業スモールビジネスで月3万円売れるルールvol.15
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