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40代以降で結婚した人=オトナ婚の経験者にインタビューするシリーズ第11回目は、現在43歳で3歳年下の男性と来年結婚することになっているミカンさんです。
どこで彼と出会ったの?
彼はどんな人?
どうしたら結婚できたの?
などなど、気になるオトナ婚の実態に、ライターのミナト薫(47歳)が迫ります。
3話配信の1話目です。

デザイン会社勤務、30代前半で会社を辞めてからはフリーランスのデザイナーとして東京で働くミカンさん。自由度が高い職業というのもあり、たくさんの友人たちに囲まれ悠々自適に東京ライフを満喫してきたといいます。
ミカンさんは、現在43歳ですが、30代後半や40歳になった時など、年齢の節目で結婚を意識してあせる、というようなことはなかったんですか?
「あー、全然なかったですね(笑)。もともと結婚に対しての思いが強くなかったので。結婚はどうしてもしなきゃいけないもの、とも思っていなかったし、反対に『結婚なんて絶対しない』という強い信念も特にありませんでした。結婚が自分の人生の最終目的ではないというか」
たしかに。結婚がすべてではないし、未婚でも既婚でも人生を有意義に過ごしている人はたくさんいますもんね。それに、東京で生活していると周りにも独身の友人がたくさんいて、周囲からあせらされるということもなさそうです。
「そうですね。特に私の周りはクリエイター系の友達が多くて。未婚でも自分の力で稼いで自立していて、充実した毎日を送っているような人がたくさんいました。
それにイマドキは、私よりもかわいくて性格もいい子が普通に未婚だったりするんですよ。
なので『なんであの子、あんなにかわいらしいのに結婚できないんだろうな。よし、心当たりのある男友達を紹介するか』みたいに、お見合いおばさんみたいなこともしていました、自分のことはさておいて(笑)」
好きな仕事をして、休日やご飯を一緒に過ごす友達もいて。毎日を楽しく過ごしているミカンさんでしたが、老後のことは考えたりはしていましたか?

「はい。私は一生独身だろうなと思っていたので、個人年金を積み立てたり、保険に入ったり、備えはきちんとしていましたよ。フリーランスは収入が不安定なので、その辺はきっちりと。
他にも独身の女友達数人と『将来はみんなで一緒に住んで、お互いサポートし合いながら生活できるといいね』と話したり」

そんなシングルライフを満喫していたミカンさんでしたが、2年間お付き合いしている男性と2022年の1月(このインタビューの1ヶ月後)に入籍することになっていると伺いました。おめでとうございます!
「ありがとうございます。彼とは私が41歳、彼が38歳の時に付き合い始めました。交際歴は2年ですが、それまで5年間ずっと『親友の男友達』という関係だったんです」
親友の男友達ということは、5年もの間、顔を合わす機会も多かったんですよね?
「そうですね。親友を交えて定期的に顔は合わせていました。
で、その親友というのは男性なんですが、私とはすごく気が合って長い間飲み友達だったんです。
その親友と飲む時は大勢で集まることがが多くて、そんな時今の彼が親友と一緒にいつも来ているという感じでしたね」
ミカンさんと親友の男性と、その男友達という関係なんですね。それで彼とはお互い「知り合い」状態のまま5年…。
「そうですね。ずっと彼の本名すら知りませんでした。知っていたのはあだ名だけで(笑)
というのも、彼は本当に無口なんですよ。飲み会でも楽しそうではあるんだけど、常に静かに端っこで微笑んでいるタイプで。
それに、私元々面食いなんで(笑)、過去の彼氏はすべて顔だけで選んできた感じなんです。いつも中身を知らずに付き合い始めるので、結果ひどい別れ方ばかりしちゃうんですけどね(苦笑)。
その点、今の彼は顔はフツー。なので、5年間ずっと私のアンテナに引っかからなかったんですよね」
友達の友達としての関係を5年も続けてきたミカンさん。恋愛感情もなかったはずなのに、ひょんなことから付き合うことに。
その後のストーリーが気になります…!
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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