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「聞き上手」がうまくいく!――「聞くのが苦手」「人の話を聞く時間が苦痛だ」という人は多いものです。でも、ちょっぴり「聞き方のコツ」を押さえるだけで、聞くのが楽しくなり、コミュニケーションがうまくいくようになり、まわりから好かれるようになります。
今回は、大人気の書籍「人は聞き方が9割」から抜粋で、すぐに取り入れることのできる傾聴の極意をお送りします。
「人は安心感をくれる人を好きになる」
これがこの本で伝えたい最も大きなテーマです。人は安心することで相手に心をひらきます。
安心することで自分の居場所を見つけ出し「私はここにいていいんだ」と思えるようになります。
安心することで体がリラックスし、脳が活性化し、本来持っている自分自身の力を発揮できるようになります。
だからこそ、人に安心感を与える人になるということが、人に好かれ、あなたの人生がひらけていく一番の早道なのです。
この聞き方ができる人を私は
と呼んでいます。
老若男女、見かけの美醜は一切関係なく、聞く姿が美しい人のことです
しかし残念ながら、リアクション美人は今のところ、それほど数が多いとは言えません。
どちらかというと奥ゆかしい日本人の文化性、国民性からか、無意識に、多くの人が相手を警戒し、遠慮し、かつジャッジしてしまうことで、コミュニケーションの質を下げてしまい、結果的に自信を失っていることも事実です。
この章では本格的に
「どうすれば、聞く力を身につけることができるのか?」
つまり、リアクション美人になるための具体的なスキルを紹介していきましょう。
どんなに話が苦手な人でも簡単にでき、相手への共感を伝える一番のボディーアクションがあります。
まず私が第一に挙げたいのは「うなずき」です。
このうなずきは一番多く使われるのが「頷き」という漢字なのですが、二番目に変換で紹介されている漢字をご存知でしょうか?
それは
です。
この漢字が一番多く使われる言葉を、おそらくあなたも一度や二度は耳にしたことがあると思います。
もうおわかりですよね。
です。
「うなずく」ということはつまり、
という場合においても使われるのです。
肯きを定める。肯き続ける、いつも肯くという意味になります。
うなずきは 、相手を肯定するための一番のアクションである。

久保久男/朝日メディアインターナショナル

人は聞き方が9割
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