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前回は、お金を貯める習慣を持っている女性には貯める仕組みがあること、その具体的なものとして、先取り貯金と積立投資について書きました。
先取り貯金と積立投資と複数あると、どちらを利用するか迷われる方もいらっしゃるかもしれません。そこで、今回はこの2つを比較して、どんなときにどちらを利用したらいいか、書いたみたいと思います。

先取り貯金と積立投資のどちらを選ぶかのポイントは、「いつ必要なお金か?」という点です。
必要になる期間が比較的近い未来であれば、先取り貯金の方がよいです。例えば、数年後の旅行に行くための資金であれば、先取り貯金の方がいいでしょう。
積立投資は、資産運用でお金を増やすお金の貯め方です。その資産運用は、長期間でお金を増やすものです。短期間で資産運用をすると、利益が出るか出ないかは運次第、つまり、その資産運用は博打になってしまいます。
資産運用というとデイトレーダーのように、頻繁に売ったり買ったりする方法を思い浮かべる方もいらっしゃいます。しかし、これは投資の上級者ができることで、一般の人がやってもリスクを取った事実上の博打と同じですので、おすすめはできません。

逆に必要となる期間がだいぶ先であれば、積立投資が向いています。
例えば、30~40代の女性が老後生活の資金を貯めたい場合は、老後まで十分に時間があるので、積立投資を選ぶとよいでしょう。
また、お子さんの大学入学資金のための資産を作りたい場合、お子さんが高校生になってから取り組むのであれば先取り貯金がおすすめですが、小学校入学時から始めるのであれば、長い期間があるので、積立投資の利用する方法もありです。
同じ目的の貯金であっても、その期間次第で適した手段が変わってくる点も注意です。
資産運用にはリスクがあるので、必ず利益が出るとは限りません。ただ、セオリーに則って実施すれば、たいていの場合、貯金よりも高い収益を狙えます。
特に「投資は初心者だから資産運用は心配…」と感じる方は、前回もご案内したつみたてNISAという非課税投資で資産運用を始めるといいでしょう。つみたてNISAなら投資初心者向けの商品しか買えず、小額の積立でしか投資ができないので、失敗する確率を極力減らした投資をしやすいです。

「お金を貯めたい!」と思っていても、ときにはその気持ちが揺らいでしまうこともあります。だからこそ状況に左右されず確実にできる仕組みを持つことが大事です。
先取り貯金と積立投資であれば、資産作りを自動化できるため、気持ちに左右されずに実践し続けることができます。
こういった仕組みを実践されていない方は、ぜひ一度試してみてくださいね。
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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