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汚れがつきやすい水まわりは、きれいにしてもすぐにまた汚れてしまいがち。ですが、いつも掃除が行き届いている家は、毎日の積み重ねで“
きれい”
を行き渡らせているんです。
「リンネル」4月号の特集「きれいが続く水まわりの作り方」では、毎日続けやすい背伸びしない「ゆる掃除」を紹介。ショップ店主や編集者など、独自の掃除メソッドを持っていたり、日常的にきれいを意識している4人の片付け上手さんが「ゆる掃除」のコツを語ってくれています。
早速チェックして、日々の暮らしの中に取り入れてみて。
きれいの敵がいっぱいのキッチンは、
改善の余地も多数!
シンクや排水口、ガスコンロなど、油汚れや雑菌が繁殖しやすいキッチン。全員が口をそろえて言うのは、「汚れがたまるから掃除がおっくうに感じる。だから使う毎にひと手間かけるようにしています」。
汚れが気になり始めてから掃除するのではなく、毎日数分、少しずつ続けることがきれいの近道なのかもしれません。そんな少しの工夫できれいになる、キッチンまわりの「ゆる掃除」をいくつか紹介します。
強力な漂白剤がなくても 汚れは落ちる。
エコ掃除を実践
[重曹]
油汚れに強い弱アルカリ性の重曹を、食器やガスコンロなどの掃除に全員が活用していました。おだやかな研磨効果もあるため、塚本さんは水で薄めたものをシミがついた鍋にひと吹き。数時間後にはキレイになっているそう。「生ゴミに吹きかければ消臭効果も」
気になるマグカップの茶渋に重曹の粉をふたふりほど。しばらく放置してスポンジや指でこすれば、こんなにきれいに。
[セスキソーダ]
重曹よりもさらに水に溶けやすく油汚れに強いため、今注目されているセスキソーダ。ガスコンロまわりに使う人が急増中。
大橋さんは「セスキを水に溶いて五徳を煮沸。おもしろいほど汚れが剥がれますよ」
北川さんは、セスキソーダにレモンの精油をプラス。「香りがいいのと、柑橘系オイルが油に強いと聞いて」とオリジナルのガスコンロ用洗剤に。
[アルカリ電解水]
mocaさんが使うのはアルカリ電解水「水ピカ」。水を電気分解することによって、pHをアルカリ性に高めた洗浄水のことで、強力な洗浄力と除菌効果が。
「汚れがしっかり落ちるので、二度拭きしなくていいのが楽」
排水口には1週間おきにお湯を流して
排水口のパイプの汚れ。油の汚れやぬめりが付着していそうで気になります。できるだけ強い洗剤を使いたくないという北川さんは、1週間おきにお湯をたっぷりかけるとか。60度以上のお湯をかけると排水管のトラブルになりえるので、沸騰した湯は少し冷ましてからに。
特集では他にも、米ぬかやニットたわしなど、キッチンの掃除に使えるおすすめアイテムや、掃除道具の配置のしかたなど、キッチンの「キレイの理由」を合計7つ紹介しています。
いずれも、ちょっとした工夫なのだけれど、思わず膝を打つような、納得できる内容ばかり。早速実践して、人を呼びたくなるような、素敵な家を目指しましょう!
さらに詳しい内容は、「リンネル」4月号74ページからをご覧ください!
photograph:Noriko Yoshimura、Yurika Terashima、Nozomi Kato
text:Tsumugi Takahashi
※誌面画像の無断転用はご遠慮ください。
この記事のライター
宝島オンライン
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