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この記事の前編では、ごく一般的な市民が突然の開戦にショックを受け、戸惑う気持ちを聞きました。後編です。
*この記事は可能な限り迅速に現状をお伝えするため、専門家による査読を経ていません。また、特定の思想や立場に対する意見、表現が公平ではない可能性もあります。趣旨ご理解の上お読みください。
――日本人にはウクライナとロシアの関係がいまひとつわからない部分があります。
「ぼくがウクライナに近い南のほうの出身だということもありますが、多くのロシア人はウクライナに友人や親類がいます」
――ただ知り合いがいるというだけでなく、物理的な血縁がいるんですね?
「はい。例えるならば、ある日突然日本が大阪を攻撃したような話で、気持ちとしては自国内での、自国民同士の戦争です。今でこそ国は違っているけれど、もともと血縁の多い国同士で、いったい何をしているのかと」
――言葉もないです。他にも、おばあちゃんや母方の親戚がウクライナにいるので悲嘆に暮れているロシア人がいました。
「というわけで、ぼくはこの頭のおかしい国にもう付き合えません。日本がコロナによる入国制限をゆるめてくれ次第、3月にでも日本に留学することにしました。もともと予定していたのですが、コロナで延期になっていたので。入学する予定の日本語学校もぼくを待ってくれています」
――待ってます。またお話聞かせてください。
「うん、ネットが繋がってる限り!東京での家を相談するので教えてね」
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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