/
食材は、なるべく新鮮なうちに食べてしまいたいものですが、どんな料理でも材料の1~2種類は使いきれずに残ってしまいがち。特に1人暮らしや家族の人数が少ないと、そのまま使うことなくだめにしてしまったり、早めに使おうとすると、似たような献立になったりすることも多いですよね。
「リンネル」4月号「食材2つで体よろこぶごちそう定食」では、野菜1種類と肉or魚1種類という、たった2種類の食材を使って、メインのほか副菜2~3品ができてしまうレシピを紹介しています。しかも食材は全て使い切り。野菜の皮や軸まで無駄なく美味しく食べるアイデアも満載なので、食育にもなりますよ。
メインのほか副菜2品も!たった2食材でできる定食
今回のニュースサイト「treasures(トレジャーズ)」では、特集内からブロッコリーとぶりをメインにした「ブロッコリーとぶりのおしゃれな洋定食」のレシピを紹介します。
材料はブロッコリー大1株(400g)、ぶり2切れです。
この食材を余すことなく使い切るために、まずは調理するメニューごとに切り分けて下準備。
材料を、以下の3つに分けましょう。
葉と軸を切った、ブロッコリーの房の半量(150g)。小房に分ける。ぶりは全量。
使い切り1のブロッコリーの残り(150g)
使い切り1、2で切った、ブロッコリーの軸と葉。
【使い切り1で】
ブロッコリーとぶりのワイン蒸し
白ワインでふっくら蒸し、ケチャップソースでぶりを洋風に。
<材料(2人分)>
使い切り1:
ブロッコリーの房(小房に分けたもの)…150g
ぶり…2切れ
A:塩、こしょう、薄力粉…各適量
白ワイン大さじ…4
B:
トマトケチャップ…大さじ2、
白ワイン…大さじ1、
塩、こしょう…各少々
ねりからし…小さじ1⁄2
オリーブ油…大さじ1
<作り方>
1. ぶりは3~4等分に切り、Aをまぶす。
2. フライパンにオリーブ油を熱し、1の両面を中火で焼きつける。
3. 2のフライパンの空き部分にブロッコリーを加え、白ワインを振りかけてふたをし、3分ほど中火で蒸し焼きにする。具材に火が通ったら、器に盛る。
4. 3のフライパンにBを入れて混ぜながら温め、ねりからしを加えてさっと混ぜ、3の上からかける。
【使い切り2で】
ほろほろブロッコリーの豆乳スープ
ほろりとやわらかなブロッコリーに豆乳×味噌が染み入る、やさしい味。
<材料(2人分)>
使い切り2:
ブロッコリーの房…150g
だし汁…50mL
A:
味噌…大さじ1、
塩…少々、
豆乳…300mL
<作り方>
1. ブロッコリーは小房に分け、鍋に入れる。だし汁を加えて中火にかけ、煮立ったらふたをして弱火にし、ほろほろにやわらかくなるまで、10分ほど蒸し煮にする。
2. 1にAを加え、ブロッコリーを木べらで崩しながら、煮立って豆乳が分離しないように、中火で温める。
【使い切り3で】
葉と軸の粒マスタードマヨ和え
甘く、食感のよい軸にピリ辛マヨが絶妙。やわらかい葉も取り入れて。
<材料(2人分)>
使い切り3:
ブロッコリーの葉・軸…全量
塩…適量
A:
粒マスタード、マヨネーズ…各大さじ1、
しょうゆ…小さじ1
<作り方>
1. ブロッコリーの軸は下のほうの硬い皮をそぎ落とし、食べやすい大きさに切る。
2. 熱湯を沸かして塩を加え、1を入れて中火で3分ほどゆで、最後に葉を加えてひとゆでしてざるにあげる。ボウルに入れ、Aで和える。
特集では他に、かぼちゃ×チキンリブ、里いも×鶏もも肉、キャベツ×卵、長ねぎ×豚バラ肉、セロリ×豚ひき肉の5通りの組み合わせで使い切りレシピを紹介しています。また、だしをとった後の昆布や、干ししいたけ、きなこなど、乾物を食べきる方法も伝授。簡単にできるものばかりなので、早速実践を!
さらに詳しい内容は、「リンネル」4月号97ページをご覧ください!
cooking : Kiyomi Ishizawa
photograph : Yuka Yanazume
styling : Kyoko Komai
text : Kaori Akiyama
illustration : Mariko Fukuoka
※誌面画像の無断転用はご遠慮ください。
この記事のライター
宝島オンライン
388
sweet、リンネル、InRed、SPRiNG、オトナミューズ、smart、etc…宝島社が発行する雑誌の最新情報を中心にお届けするニュースサイトです。女性誌、男性誌など全13誌のほか、ムック本や書籍にまつわるニュース、「宝島オンライン」編集部が集めた役立つ情報を随時ご紹介しています。
ライフスタイルの人気ランキング
新着
カテゴリ
公式アカウント