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40代の婚活は、豊かな人生経験の宝庫。44歳の夏から婚活を始めたOTONA SALONE編集部長・アサミ、婚活歴5年8カ月。これまでの婚活で100人以上もの男性と出会ってきた。ひとつ年を重ねて50歳になったので、微妙にタイトルを【40代からの婚活記】とアップデート。
H女史に紹介された男性・マイルドさんと会い、雰囲気はいい感じだったのだが、なかなかパンチのあるデートとなった。彼との関係性に悩んでいたところ、紹介者のH女史から連絡があって……。この話は40代独女の「実名 顔出し」で書いている、リアル婚活改め、パートナーを探す活動=「パー活」ドキュメントである。
【「婚活記」の過去記事一覧はコチラ】
【40代編集部長の婚活記#297】
アサミ「ご本人がおっしゃっていたので……事実かと」
H女史「そのライフスタイルだと、誰も一緒に暮らせない気がする」
アサミ「バツイチって言ってたから、前妻のかたはどうしてたんだろう?」
H女史「離婚してからそういう生活になったのかもしれないけど」
アサミ「確かに。一人暮らしになって変わったのかも」
H女史「まだ連絡取り合ってるの?」
アサミ「ゆるーく、メッセージだけね。でもあんまり話が弾まなくて。だからちょっと悩んでて」
マイルドさんを紹介してくれたH女史に、正直な気持ちを言ってみた。
H女史「メッセージの話が弾まない? 返信が来ないの?」
アサミ「いや、返信はわりとすぐ来るの」
レスはわりと早いマイルドさん。なかなか来なくてモヤモヤすることはなかった。
H女史「それならいい感じじゃないの?」
アサミ「私がどう返したらいいかわかんないの」
H女史「えー! 誰とでもポンポン会話が弾むアサミさんが?」

アサミ「いやぁ、そうでもないのよ」
H女史「例えばどんな感じ?」
アサミ「お互いに盛り上がれる話題があるといいなと思って」
H女史「それは大切ね」
アサミ「私がここ数年、猫動画にハマってるからそれを紹介してみたの。将来、動物と暮らしたい気持ちもあるので好きだったらいいなーと」
いつかは一緒に暮らしてみたいなと思っている。個人的に、保護猫や保護犬に関心がある。
H女史「そしたら?」
アサミ「彼、動物アレルギーなんだって」
H女史「食物アレルギーだけでなく、動物もアレルギー!」
アサミ「そうなの。そしたら他の動物の動画も送りづらくなっちゃって」
H女史「動物の会話、終了!」
アサミ「そしたら時事ネタかなぁと思って、新型コロナウイルスワクチン接種の話を振ってみたの」
H女史「それなら会話が続くでしょ! 副反応がどうだったとか」
アサミ「と思ったんだけど」
H女史「けど? 続かなかったの?」
アサミ「彼、アレルギーが多いから接種してないんですって。アナフィラキシーショックがあると心配だからって」
H女史「なるほど、そうきたか」
アサミ「うん。体質だから仕方ないですよね」
H女史「ワクチンでさえ、共通の話題にならなかったんだ」
アサミ「うん。マインドフルネスとかの話を振ると続くことはわかってるんだけど、それだと私に限界が来るし」

H女史「たとえばテレビ番組とかは? どんなもの見てるとか」
アサミ「それも聞いたけど、家にテレビはないんだそうで」
H女史「動画でどんなの見てるとかは?」
アサミ「それも聞いてみた。マインドフルネス系だった」
H女史「スポーツとかは? ほら、アサミさんゴルフやるじゃない」
アサミ「昔はゴルフをやってたけど、やめちゃったみたい」
H女史「ことごとく共通点がないわね……」
アサミ「正直、メッセージの内容を考えるのがだんだんつらくなってきてね」
H女史「ホント、ごめんなさい」
アサミ「そんな、謝らないで!」
H女史「いや、ごめん。私がめんどくさい人を紹介しちゃったから」
アサミ「そんな全然! 紹介してもらったのはホントにありがたくて」
H女史「マイルドさんと仕事で会ってたときは、全然わかんなかったのよ。食物アレルギーとか、瞑想とか」
アサミ「プライベートのことはわからないよ!」
H女史「彼、話し方も性格も穏やかだし、ホントにジェントルさん風味だと思ったのよ」
アサミ「そのエッセンスは感じてる」
H女史「でもまさか、そんな偏食で、ストイックなモーニングルーティンがあるとは」
アサミ「普通に接してたら絶対わからないことよ」
H女史「さすがにそれを知ってたら紹介しなかったわ」
アサミ「いいの、気にしないで!」
H女史「これからマイルドさんと、どうする?」

アサミ「……」
返答に詰まってしまった。正直、しんどい。
H女史「メッセージを続けるのも大変でしょ?」
アサミ「はい」
H女史「無理してメッセージ送らなくていいんじゃない?」
アサミ「でも、悪いかなぁと思って」
H女史「そんなことないよ。会話に困るのは、あんまり相性が合わないってことだと思うよ」
アサミ「でも突然、メッセージを送らなくなるのも……」
H女史「アサミさんが送らなくても、マイルドさんから届くかもしれないじゃない。そしたら返信すればいいのでは?」
アサミ「あぁ、そっか」
そういえば、私きっかけでメッセージを送ることがほとんどだった。なるべく彼への質問をひとつ入れて、できるだけ会話が続くように努力していたかもしれない。
H女史「彼だって話したいことがあれば、連絡してくると思うから。無理してメッセージ送る必要ないんじゃない」
アサミ「確かに」
H女史「マジメだよね、アサミさん」
アサミ「私? そうかな?」
H女史「私が紹介した人だからって、そんな無理しないでいいのに」
アサミ「せっかくのご縁かなぁとも思って」
H女史「自分的にしっくり来なかったら、距離置いたっていいのよ」
アサミ「なるほど」
H女史「結婚相手とかパートナーって、結局二人の相性だから。月並みだけど、本当にフィーリングだと思うの」

アサミ「フィーリングかぁ」
H女史「だから無理しない。頑張らない。気分がノッたら続ければいいし、そうでなかったらちょっと距離置いていいんじゃない」
アサミ「メッセージも頑張らない」
H女史「そう。連絡を取りたければ送ればいいの。もっと素直でいいんじゃない? アサミさん、気を使いすぎ!」
もっと素直でいい。気を使いすぎている……。以前、お付き合いしていたジェントルさんに「本音がわからない」って言われたことあったな。私、気を使ってコミュニケーションするクセがあるんだ。
自覚してたつもりなのに、またやっちゃっていたんだね……。
H女史のアドバイスは的確だった。マイルドさんへのメッセージ、ちょっと送るのをやめてみよう。そしたら、どうなるかな……?

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この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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