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手紙をしたためる機会はめっきり減ってしまった現代ですが、ビジネスシーンなどでクライアントや目上の方にお世話になったり、相手の方に対して謝意を述べるのはとても大切なことです。日本の習慣として、より丁寧な印象を与えることのできる格式ある「お礼状」について(一社)日本プロトコール&マナーズ協会の松田先生にお聞きしました。
【 気品を身につけるシンプルな教え#49 手紙のマナー編 】
クライアントや目上の方にビジネス上でお世話になったり、贈り物をいただいたときには、メールや電話での御礼ではなく、「お礼状」を書いて送付するのが理想です。
一般的には、取引先や人を紹介してもらったとき、接待や会食を受けたとき、営業訪問で時間を取らせてしまったときなどがお礼状を送る機会だといわれています。ビジネスの場では、人間関係だけでなく利害が発生する関係性も多いため、相手に対して好印象を与えるお礼状が非常に重要な位置付けになる場合があります。
お礼状を送るタイミング(時期)は、基本的にその日のうちか翌日が望ましいとされていますが、即座に手紙を書くことが困難な場合は、遅くても3日以内には送付しましょう。お礼状が遅れてしまうようであれば、手紙の文中にお詫びの言葉を添えます。
お礼状は一筆箋ではなく、これ以降で述べる「格式ある手紙」にいたしましょう。
一筆箋を使用する場合は、ビジネスにおいて資料等を送る際などです。その際もに丁寧な文字で書くようにします。ただし、送る相手が目上の場合には一筆箋でお送りすると失礼になることもありますので、正しい手紙の作法でお送りしましょう。
正しい作法で格式の高い手紙を書けることは、ビジネス上で信頼度が高まると同時に、世界共通のレディのマナーでもあります。格調の高い文書や手紙を書けることは、社会的に活躍するための必須条件であり、「人格」や「会社の格」を診断するバロメーターにもなっていますので覚えておきましょう。
お礼状に関しては、便箋と封筒は揃いのものを使用します。罫線が無い真っ白な紙が正式、かつ格上です。罫線がある便せんや柄入りは格下であるため、正式には使用しません。
また、事務用の封筒や茶封筒はNG。特に目上の方に対しては、略式的であるハガキでお礼状を送ることは失礼に当たります。
黒が正式です。濃紺であれば使用可能です。
手書き(直筆)で書くようにし、縦書きの便せんの右から左に向かって書くのが正式です。
文字を書き損じた場合は、修正ペンなどを使用せず、書き直します。インクの滲みについても同様に書き直します。なぜなら、相手へ穢れを送ることになり無礼となるからです。
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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