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春、ぽかぽかと気持ちのいい季節がやってきた。「春眠暁を覚えず」と故事にもあるが、春の夜は心地よく、つい寝過ごしてしまいそう。つい寝坊してしまいそうな朝、時間通りに起きるにはどうすればいいのだろう?そこで(株)リクルート住まいカンパニー(東京都千代田区)が運営する不動産・住宅サイト『SUUMO(スーモ)』は、「あなたが朝時間通りに起きるために工夫していることは?」をテーマに調査を実施し、その結果をランキングにまとめた。
【調査概要】
●調査時期:2016年9月30日~2016年10月2日
●調査対象者:全国の20~59歳までの男性208名・女性208名
●調査方法:インターネット
●有効回答数:416
【調査結果】
Q.あなたが朝時間通りに起きるために工夫していることは?(複数回答)
1位:携帯・スマートフォンのアラーム 56.4%
2位:目覚まし時計 29.7%
3位:自然光が入るようにする 7.1%
4位:人に起こしてもらう 5.3%
4位:毎日決まった時間に寝るようにする 5.3%
6位:睡眠周期を意識する 2.7%
6位:その他 2.7%
8位:テレビのタイマー 2.1%
9位:エアコンのタイマー 0.3%
※上位9位まで掲載
第1位は「携帯・スマートフォンのアラーム」。わざわざ目覚まし時計を買わずとも手持ちの携帯を利用する人が多いようだ。「スマートフォンのアラーム音を着信音と同じにしている。その方が目覚ましの音より目がさめるのが早い」「アプリを使用して、寝相などで起きやすい時間に鳴らしてもらう」「バイブレーションも作動するように設定し物理的にも起きられるようにしている」など、携帯ならではのコメントも多かった。
2位の「目覚まし時計」に関しては、「2つ用意してある」と数で勝負している人や、「時計と携帯の目覚ましを時間をずらして2つセットする。朝は出かけるまでにやることが多いので寝坊は絶対避けたい」「スマホで起きられないときのために、さらに10分あとにならす」というように、携帯と併用する人も。また、「(アラーム音を止めるために)計算問題を解かないととまらない」といった工夫をする人もいた。
3位は「自然光が入るようにする」。「絶対に起きないといけないときはカーテンを少し開けて寝る」「レースのカーテンのみにしている」など、自然の力を借りるのも効果的なよう。朝の光を浴びることは、脳や体を覚醒させ、やる気を引き出してくれる効果があると言われているので、理想的な起き方と言えるかもしれない。
4位は「人に起こしてもらう」。起こしてくれる相手は「嫁さんに起こしてもらう」「大事な用事の日は親に電話してもらう」「子どもがわりと早起きなので子どもに」などさまざま。4月から一人暮らしを始める人は、新生活の中で起こしてくれていた人のありがたみをしみじみと感じるかもしれない。
携帯電話が目覚まし時計を上回るイマどきな結果となった今回のランキング。一方、自然光で起きたり、規則正しい生活をするなどの昔からの方法も根強く残っているようだ。今月は「ひるね姫」など、「眠り」をテーマにした映画も公開されるなど、春はぽかぽか陽気でうっかり寝過ごすことも多い危険な季節。今回のランキングを参考に、自分なりの「これなら必ず起きられる!」というルールを見つけて、新しい生活をエンジョイしよう。
【主な回答】
●携帯・スマートフォンのアラーム:目覚める時間にかけてもすぐには行動できないので、余裕をもってアラームをかけてスヌーズ機能を利用する。(27歳・女性)
●目覚まし時計:腕時計と置時計のアラームを使用。テレビのタイマーと併用だが、少し時間をずらしている。(49歳・男性)
●自然光が入るようにする:外が明るくなったら分かるように遮光タイプのカーテンではなく、明るさが感じられるような素材と厚さにしている。(56歳・女性)
●人に起こしてもらう:弁当をつくるからという理由で子どもに起こしてもらう。(52歳・女性)
●毎日決まった時間に寝るようにする:12時になる前には必ず寝るようにしている。(33歳・女性)
●睡眠周期を意識する:寝不足にならないように周期を意識する。(49歳・男性)
●その他:目覚ましで起きたペットに起こしてもらう。(45歳・女性)
●テレビのタイマー:6時につくようにしている。(38歳・男性)
●エアコンのタイマー:目が覚めたときに気持ちよく起きるため。(49歳・男性)
「SUUMOなんでもランキング」コーナー:住まいに関する様々なテーマについてアンケートを実施し、結果をまとめた記事を隔週で発表。
住まいに関するコラムをもっと読む SUUMOジャーナルこの記事のライター
SUUMO
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『SUUMOジャーナル』は、魅力的な街、進化する住宅、多様化する暮らし方、生活の創意工夫、ほしい暮らしを手に入れた人々の話、それらを実現するためのノウハウ・お金の最新事情など。住まいと暮らしの“いま”と“これから= 未来にある普通のもの”の情報をぎっしり詰め込んで、皆さんにひとつでも多くの、選択肢をお伝えしたいと思っています。
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