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家が片付かないのは部屋が狭いせい。
そう考えて、散らかった部屋から目をそらしていませんか?
ですが狭くても、収納やインテリアを工夫して、すっきりとした空間で暮らしている人もいるんですよね。
「リンネル」5月号の特集「小さな家の、豊かな暮らし」では、コンパクトな家で豊かに暮らす4名のご自宅を訪問。片付けやインテリアのコツを教えてもらっています。
特集内には、ミニマリストとして誌面に度々登場するシンプルライフ研究家のマキさんも登場。2016年10月から家族4人でお住まいという59m2・2LDKのお宅に伺いました。
この部屋の収納は、キッチンや洗面所にあるわずかな棚だけ。収納がないということは、ものをストックできないということですが、マキさんはこれをデメリットではなく、「身軽に暮らせる」というメリットとして捉えているそう。
「しまうスペースがなければ、むだなものをため込むこともありません。ものがどんどん循環していくので、気持ちの面でも身軽です」
もともと、むだなものを持たない暮らしを提唱しているマキさんですが、すっきり見せる部屋作りには、ほかにも工夫があるようです。今回は、お宅訪問で見えてきた5つのルールを教えてもらいましょう!
すっきり清々しい部屋づくりのルール
「不要なものを持たない」ことはもちろん、家具の素材やサイズ選びを工夫することで部屋に開放感を生み出しています。
ダイニングテーブルやテレビボード、チェストなどの家具は落ち着いたこげ茶のウォルナット材に。
木材を統一することで、狭いスペースでもすっきり見せることができます。
背の低い家具を選ぶことが、小さな部屋で圧迫感を出さないためのポイント。
窓際のチェストの上は洗濯物やバッグ、買ってきたものなどの一時置き場としても活躍しています。
引っ越してからはベッドをやめて、すのこにマットレスを置くように。
「すのこが折りたためるので、ふとんを上げるのが楽。ベッド下にほこりがたまることもありません」
キッチン収納が少ないため、食器は新たに買ったオープン棚へ。
「手持ちのお皿でいちばん大きいものが直径25cmなので、それが入るぎりぎりのサイズのものを選びました」
コンロが小さくて以前使っていた土鍋が置けないため、代わりにキャンプ用の飯ごうでごはんを炊くことに。
「1度に4合まで炊けるし、軽くて洗いやすいのも利点です」
土鍋を無くして飯ごう(!?)を使ったり、ベッドを置かずマットレスで、と枠にはまらない発想でスリムな生活を実現させているんですね。すっきり見えるインテリア術も参考になります!
特集内では、さらに整理収納コンサルタントの本多さおりさん、インテリアスタイリストの大谷優依さん、ミニマリストとして有名なブロガーのおふみさんの家にも伺って、シンプルに暮らすコツを教えてもらっています。
詳しくは「リンネル」5月号62ページからどうぞ!
photograph: Isao Hashinoki
text: Hanae Kudo
※誌面画像の無断転載はご遠慮ください
この記事のライター
宝島オンライン
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