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40代の婚活は、豊かな人生経験の宝庫。44歳の夏から婚活を始めたOTONA SALONE編集部長・アサミ、婚活歴ついに6年1カ月! これまでに100人以上の男性と出会ってきた。
50歳になったので、微妙にタイトルを【40代からの婚活記】とアップデート。誠実そうな相手・マジメさんに出会って……。この話は50代独身女性が「実名 顔出し」で書いている、婚活改め、パートナーを探す活動=「パー活」ドキュメントである。
【40代からの婚活記#319】
アサミ「土曜日、13時半でも14時でも大丈夫ですよ。一人暮らしだと宅配便の受取日時は重要ですよね」
マジメ「はい。ありがとうございます。明日もお仕事、頑張ってください。おやすみなさい!」
こうしてこの日のメッセージは終わった。
土曜日で13時半以降だと……ランチではないか。お茶からってことかな。でもお茶だけでいいのかな。もうちょっとデートっぽいことをしたほうがいいかしら……。
ふんわりと決まった2回目デート。前回は彼がお店を決めてくれたから、今回は私が提案しなくちゃかななんてことを思い始めていた。
私の恋愛パターンの一つとして、最初はそこそこ印象がいいようなのだけれど、どこかで相手がガッカリして離れていく傾向がある。20代、30代のときもそうだったし、40代で婚活を始めてお付き合いした相手もたぶんそうだ。
今回に関しても初デートのあとに
マジメ「思っていた通りの素敵な方でした」
というメッセージが届いた。素敵と言われるのはうれしいけれど、この後はきっとどこかでガッカリされる時がくる。お付き合いが始まる前に、早いうちに、もっと私の素敵じゃないところというか、趣味趣向を出して行こかないと。

2回目デート、ランチやお茶だけよりももう少し私の趣味が明確に出せる何かを一緒に見るとかにしよう。しかも、カッコよかったり、オシャレっぽかったりしない方向性。どちらかといえばオモシロ方面。
食事やお茶だけだと伝わりにくい。美術館とか博物館デートじゃないな。遊園地とかでもない。ドライブも表現しにくい。寺社仏閣巡りでもないな。
オモシロ趣味が出せるデートってんだろう。しばらく考えた。
そうだ、映画へ行こう!
映画には趣味の傾向が出る。
そういえば、以前お付き合いしていた彼とは映画の趣味が合わなくて行くのをやめたことがあった。私が提案した映画はことごとく否定され、それなら彼の観たいものに行きたいと伝えたら「僕に合わせなくていい」と言われた。
合わせるとか合わせないとかじゃなくて、相手が興味あることを一緒に体験したいなと思ったのに。それで私が興味持てなかったらそれ以降は一緒に行かないかもしれないけど、まずは好きな人と一緒に体験することが大切だと思ったのに。
まぁ、あれは相手が頑固すぎた。私には柔軟性のある人のほうがいい気がする。

提案した映画にどういう反応をしてくれるかで、わかることがありかもしれない。
もし、私のオモシロ趣味全開の提案に対して乗ってきてくれたら柔軟性がある人な気がするし、遠慮したいと言ってきたら自分の趣味の範囲外はあまり許容してくれない人なのかもしれない。
それに、「素敵な人」というもったいないくらいの言葉を打ち砕いて、早いうちに「オモロイ人」とか「アホな人」みたいな印象をつけたい。
これはある意味、試金石だ!
少し前に公開されたばかりの、気になっていたコメディ映画があった。実は一人で観に行こうかなと思っていた。それに誘ってみよう!
アサミ「こんばんは。今日もお仕事お疲れ様です」
いつも21時ごろに彼からメッセージが届くのが鉄板だったけれど、それより少し早い時間に私から送った。
アサミ「土曜日の午後にお会いする件なのですけど、映画に行きませんか? 観たいと思っていた映画がありまして」
ちゃんと希望を伝えつつも、断れる余白は出しておこう。
アサミ「いまちょっと話題になっているコメディ映画で『T』という作品なんですけど。もし全然ご興味なかったら正直におっしゃってください!」
念のため、映画公式サイトのURLも送っておいた。

どういう反応が来るかしら。面白がってくれるかな。それとも興味ないって拒否られるかな……。ドキドキしながらマジメさんからの返信を待っていた。
21時を少し回った頃。彼からメッセージが届いた。
マジメ「こんばんは。今日もお仕事お疲れ様でした」
定番になっている彼の言葉。おかえりなさいって言われている感覚でちょっと安心する。
マジメ「映画、面白そうですね。観てみたいです」
わ! マジメさんったら面白そうですって!! ちょっとトンデモ映画なのに。前の彼だったら絶対に拒否されたに違いないのに。否定されない!よかった!!!
ものすごくホッとした。正直、断られたらどうしようって思っていた。もし断られたら、自分と違う感覚の提案はあまり受け容れないタイプなのだと確定させてしまいそうで、マジメさんと続けていけるか不安だったからだ。
マジメ「上映している映画館を調べてみたら、六本木、新宿、渋谷、有楽町……たくさんの場所で上映していますね。どこにしましょうか?」
なんて前向きなメッセージ! さっそく上映スケジュールを調べてくれるなんて。
アサミ「六本木でいかがでしょうか? 土曜日のスケジュールは金曜日にならないと正確な時間が出ないみたいなので、私が土曜の午後を予約しておきます!」
彼の前向きさを受けてホッとひと安心。私も2回目デートにとても前向きな気持ちになってきた。

マジメ「映画の予約、おまかせしてしまってもよろしいですか? ありがとうございます。映画を観たあと、食事でもできたらと思っています」
事前にそう伝えてもらえるとうれしい!
アサミ「もちろんです! 予約できたらすぐにご連絡しますね」
映画のあとだから、夕食をご一緒にっていうことでよいのよね。映画観て、ちょっとお散歩とかして、夕ごはん。っていうことは14時、15時くらいに始まる感じでいいかな。
ディナーはどこに行こうかな……そんなデートプランを妄想しながら、夜は更けていった……。

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この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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