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40代の婚活は、豊かな人生経験の宝庫。44歳の夏から婚活を始めたOTONA SALONE編集部長・アサミ、婚活歴ついに6年1カ月! これまでに100人以上の男性と出会ってきた。
50歳になったので、微妙にタイトルを【40代からの婚活記】とアップデート。誠実そうな相手・マジメさんに出会って……。この話は50代独身女性が「実名 顔出し」で書いている、婚活改め、パートナーを探す活動=「パー活」ドキュメントである。
【40代からの婚活記#320】
マジメ「映画の予約、おまかせしてしまってもよろしいですか? ありがとうございます。映画を観たあと、食事でもできたらと思っています」
事前にそう伝えてもらえるとうれしい!
アサミ「もちろんです! 予約できたらすぐにご連絡しますね」
映画のあとだから、夕食をご一緒にっていうことでよいのよね。映画を観て、ちょっとお散歩とかして、夕ごはん。っていうことは14時、15時くらいに始まる感じでいいかな。
ディナーはどこに行こうかな……そんなデートプランを妄想しながら、夜は更けていった……。
アサミ「こんばんは。今日もお仕事お疲れ様でした」
金曜の夜、マジメさんがメッセージをくれる21時より少し前に私から“定番のあいさつ”からメッセージを送ってみた。映画の予約ができたからだ。
アサミ「土曜日の映画なのですが、六本木ヒルズのTOHOシネマズで、14時15分から上映回を予約しました」
映画を観たあとに食事となると、あまり早い時間でもと思ってこの時間にしてみた。
アサミ「TOHOシネマズのロビーのところで、上映の30分前に待ち合わせでいかがでしょうか。ちょっと中途半端な時間ですけど」

ほどなくして返信が届いた。
マジメ「こんばんは。今週も1週間、お仕事お疲れ様でした」
金曜夜だけに、いつもの言葉じゃなくて“1週間”と、ひとこと添えてくれるマジメさん。いい人だなぁ。
マジメ「映画の予約、ありがとうございます! 六本木ヒルズって映画館もあるんですね。あまり行ったことがなくて知らなかったです」
以前は仕事で福岡に住んでいて、東京に引っ越してからまだ2年くらいのマジメさんは意外と都内のことを知らなかったりする。自分が若い頃ならどう思ったかわからないが、いまはその素朴さがなんだか心地いい。わからないことはわからないと言える素直さ、カッコつけない感じがホッとする。
マジメ「TOHOシネマズに13時45分ですね。楽しみにしています。六本木自体、行くのが久しぶりです」
よかった。楽しみにしているっていう言葉だけでもうれしい。
アサミ「私の楽しみにしています。それじゃ、明日よろしくお願いします!」
映画のあと食事するというのはわかっているけど……。お店、どうしようかな。六本木に行くのが久しぶりなマジメさんだから、あまりお店をご存知なさそう。
予約するかどうかはさておき、ちょっとピックアップしておこう。初デートはパスタだったから、今度は中華かな、和食かな、エスニックもありかな。あ、でもパクチーが苦手って言ってたからエスニックは違うかしら……。
そんなことを考えながら、お店を数軒ピックアップしておいた。

2回目デートの待ち合わせは、土曜日の13時45分。六本木のTOHOシネマズ。
前回は電車の遅延があってギリギリになってしまったから、もう少し余裕を持って家を出た。連続して遅れそうになってしまうとマジメさんに申し訳ないもの! それに今回は私から映画にお誘いしたのだし。
おかげで到着したのは13時20分だった。待ち合わせの25分前だから、ちょっと早すぎたかな(苦笑)。
マジメさんと思われる男性はまだ到着していなそう。ひとまず予約したチケットの発券を済ませ、ロビーの一角で彼を待つことにした。
あたりを見回すと……週末の映画館は男女2人組が意外と多いことに気づく。カップルや夫婦が多いのかな。
映画館へは一人か女友達と来ることしかなかったので、あまり気に留めずにいたけれど、映画館ってデートスポットなんだ。
婚活を始めてから、男性と映画デートにきたのは……2回目か。
1回目はメガネさん。お互いに好きだったミュージシャンに関する映画をその時期に上映していたので、意気投合して観に行った。
未遂に終わったのが当時、お付き合いしていたジェントルさん。でもお互いの観たい映画が一致しなくて……というか、私は彼が観たいものなら行ってみたいと思っていたけど、「無理に合わせなくていい」と言われて映画デートはナシに。
だから映画デートって、ちょっとしたトラウマになっていた。

映画にかぎらないけれど、一緒に行く場所、することをすり合わせるって難しい。
共通して好きなものだったらメガネさんのときみたいに問題ないけれど、どんな相手でもなんでも共通するなんてことはないと思う。映画の好みが一致しても、旅行の好みは一致しなかったりってこともある。
仮にパートナーになるなら、時にはどちらかが相手に合わせていくことが必要だと思っていた。だから、映画に関しては私が合わせるのでもいいと思ってジェントルさんにはそうしたのに、「合わせなくていい」と言われて……。
これからマジメさんと行く映画は私の趣味を出してみたけれど、たぶん彼は合わせてくれたわけで。
パートナーの関係性って、一致したり、合わせたり、合わせてもらったりしながら育てていくと思うんだけど……。「合わせなくていい」という言葉に、私はまだ囚われている。
映画館で一人、そんなことを考えながら待っていたら、視界にマジメさんと思しき男性が入ってきた。13時40分。私を探してキョロキョロしている。
こちらから近づいていって声をかけた。
アサミ「マジメさん、こんにちは」
マジメ「あぁ、アサミさん! すみません、お待たせしてしまって」
アサミ「いえいえ、まだ待ち合わせ時間前ですから。発券しておいたので行きましょう」
二人でドリンクを注文して、席へと向かった。この映画館にいる他の人からは、私たちもカップルや夫婦に見えたりするのだろうか。

映画館の座席についた。初デートでは向い合せで座ったので、隣同士となるとマジメさんとはいままでで一番、距離が近い。なんだかちょっとドキドキする。彼に対しては初めてのドキドキ!?
ドキドキするってことは、マジメさんにときめき始めたのかな?
ホッとする、安心するけれどなんだかときめかない気がしていたマジメさん。いい人だと思うし、彼にときめけたらいいのにななんて思っていた。
そしたらもう、あの人のことも、過去のつらい恋愛のことも、忘れられそうな気がする……。

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この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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