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前回、お金を貯められない女性の特徴として「お金の計画の立て方」を取り上げました。(こちらから)
今回はそのシリーズの続きです。今回のテーマはサブスクリプションの使い過ぎです。
サブスクリプション(以下、サブスクと記載)とは一定期間一定額でサービスや商品が利用できるサービスのことです。近年、いろんな企業が幅広いサブスクサービスを導入していて、利用する人も増えています。
種類としては音楽、動画配信などデジタルなものもあれば、ファッション、家具、飲食関係の非デジタルなサービスもあります。
また、サブスクという言葉をよく耳にするようになる前から、これらに該当サービスもあります。例えば、スポーツジム、習い事の月謝などです。
このサブスクの使い過ぎで「サブスク貧乏」になる方もときどきいらっしゃいます。消費者庁のサブスク利用動向の調査では、20~30代で複数のサブスクを利用している人が多いことがわかっており、特に若い方は注意が必要です。
1つ目としては、サブスク1つ1つのサービスの毎月料金が比較的低額なものが多い分、安易に契約をしてしまうケースです。
1つ1つのサービスの金額は低額でも、安易にいろんなサービスを契約した結果、トータルでは大きな出費になってしまうことがあり得ます。
2つ目としては、契約している状態が「習慣」になってしまい、サービスを利用しなくなってもそのまま契約を継続してしまうケースです。
行動経済学でいわれる現状維持バイアスから、このようなことはよく起こります。現状維持バイアスとは、今の状態を変更することに抵抗を感じる心理です。
この心理からサブスクの場合、一度契約をすると、使っていなくても何となくそのまま契約を継続してしまいがちです。
私自身、スポーツジムの会員になった後で仕事が忙しく行けない時期が続いていたのに、そのまま会員を継続してしまったために浪費をしてしまった経験が過去にありました。
サブスクでこういった落とし穴にはまらないためには、サブスクの契約前後で注意するべきポイントがあります。そのポイントは3つあります。以下、それぞれご紹介します。
サビスクサービスは多種多様なものがあります。また比較的低額でサービスを試すことができるメリットもあります。
ただ、よく考えればサブスクで契約までする必要がないと思われるサービスもあるはずです。ですので、加入時には本当に必要なサービスか慎重に検討しましょう。
特に非デジタルなサブスクの場合、長い目で見ればかえって高額になると思われるサービスもあるので注意が必要です。また加入を検討しているサブスクと同じジャンルのサブスクにすでに加入していないか、照らし合わせることも大切です。
サブスクの場合、サービス利用の最初の期間は無料のものもあります。
いったんお試しで無料期間を使ってサブスクを利用する場合は、その終了日を確実にチェックしましょう。具体的には、手帳に記入する、PC等の予定表に入れておくというようなリマインドが必要です。
また、実際に解約するときの解約方法も事前に調べておくことも大事です。サービスによっては解約方法がわかりにくいものもあります。その結果、直前に解約しようにも解約ができず有料サービスの期間に入ってしまうこともないとは言えません。
有料で使いたいサブスクに加入した場合は、今どんなサブスクに加入しているか、後から不要になったサービスはないか定期的にチェックしましょう。
契約した当初はよく利用したものの、後で振り返ってみたら今はそこまで利用していないサービスが見つかるかもしれません。
また使っているサービスであったとしても、同種の他のサブスクをチェックしたら、そちらの方がサービスが充実している場合もあります。
サブスクは、比較的低額でサービスを利用できること、利用金額があらかじめ決まっていること、一定の枠で利用し放題のものもあるなど、契約するメリットもたくさんあるサービスです。
ただご自身がサブスクとして利用するのに馴染まないものもあれば、契約後に不要になるサービスもあります。
そういう意味では、サブスクは加入時、加入後のチェックを怠ることで、かえって浪費が生じかねないサービスでもあります。
上記の点も参考に今後のサブスクを利用するときの参考にしていただき思わぬ浪費をしないように気をつけてくださいね。
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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