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「この仕事、60歳まで続けられるかな?」インスタグラマーが20年間続けた仕事をやめた「納得の理由」

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目次

「この仕事が自分に合っているのだろうか?」「やりがいはあるけど、じつは精神的にしんどい」。そんな思いを抱えて、仕事をしている人もいるのではないでしょうか?

 

20年続けたインテリア雑誌のライターの仕事をきっぱりやめて、50代でインスタグラマーに転身したしょ~こさんの生き方は、そんな現状を打破するヒントを与えてくれるはず。

 

しょ~こさんの初著書、『不要なものを手放して、50代からは身軽に暮らす 自分、おかえり!』は、のびのび軽やかに働くためのコツも、詳しくまとめられています。「もっと自分らしい働き方をしたい」そんな人の背中を押してくれる、しょ~こさんの言葉にも注目してみました。

この仕事、60歳まで続けられるだろうか?

片づけをしたことで、気持ちや意識も変わったしょ~こさん。じつは、片づけを機に、20年続けたインテリア雑誌のライターをやめる決断もしたそう。

 

書くことは好きだけど、書くだけではないライターの仕事。充実はしていたものの精神的にしんどく、体調を崩してしまうこともあったそう。

 

「60歳になってもこの働き方ができるだろうか?」と、自分に問うてみたとき、考え抜いて出したその答えは「NO」でした。

 

「今の仕事や働き方は、自分に合っているの?」「自分がやりたいことなのだろうか?」そんな疑問を抱いている人は、しょ~こさんにように60歳の自分をイメージしてみると、本音が見えるかもしれません。

 

自分にあった場所に、スライドしてみるのも手

 

とはいえ、40代、50代で「新しい働き方」ができるの? 向いていないとはいえ「現状」を手放すのは怖いし、違うことを始めるのは心配。そんな思いがかけ巡ってしまいますよね。

 

そんな気持ちに少し勇気をくれるのが、「崖から飛び降りる思いで、『現状』を手放したら、ちゃんと『大丈夫』な世界が待っていた」という、しょ~こさんの言葉。

 

しょ~子さんがのびのび仕事できるようになった理由は「自分に合った場所に移動できたから」とも話しています。

 

よく考えてみると、ライターの仕事もインスタグラマーの仕事も、「書いて発信する」ということは同じですよね。それなのに、前者の場合は精神的にしんどく、後者だとのびのび仕事ができています。

 

今の仕事がつらかったり、楽しくなかったりすると、「自分がダメだから」。そんなふう思ってしまいがちです。でもそれは、「自分がダメ」なのではなく、「働く場所」が合っていないだけかもしれません。

 

別のことを無理やり始めたり、ガラリと変わったりしなくても、環境を少しだけスライドしてみるのも手。

 

「人には、それぞれその人らしさを生かして、無理せずがんばれる場所がある」。彼女のそんな言葉も、背中を押してくれます。

 

取材・文/柿沼曜子

 

▶【続き】「だれかが困っていること」を解決できたら、自分にとっての仕事になる。「好きなことで生きていく」ルールは

 

 

 


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この記事のライター

OTONA SALONE|オトナサローネ

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