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離婚をしてから痛々しくなったと思われがちな40代女性の傾向に、メンタル心理カウンセラーの並木まきが迫ります。後編です。
前編<<「離婚してから、なんだか痛々しい…」周囲がヒソヒソしてる40代女性ってこんな人(前編)

離婚によって、離婚前と比べて経済的に苦しくなる人もいるのは事実。しかし“節約”や“倹約”ではなく、周囲に“セコさ”を感じさせる振る舞いをすると、痛々しいイメージにも繋がりやすいようです。
「43歳で離婚をした先輩は、それまではセレブぶったマウンティングが多かったのに、離婚した途端に『私はお金がないから〜』が口癖に。自虐ネタなのかな?と思いきや、“お金がない”を理由に周囲にタカるようになりました。ランチ代や飲み代をその場にいる男性にタカっている姿は、見ていて気持ちのいいものではありません」(40歳女性)、「私の知るバツイチ40代女性は、“飲み会”と聞けば必ず顔を出すタイプ。でも男性陣がゴチらないと不機嫌になり『独身女性がいたら、財布を出させないのがマナーでしょ』などと独自の理屈で男性たちに奢らせようとします。その場に既婚女性がいても“自分は独身だから奢られて当たり前”というポリシーらしい。本当セコいなって思います」(41歳女性)などの赤裸々な意見が集まりました。
大人の女性があからさまに周囲に金銭を求めている姿は、見ていて不快感を覚える人も多いのではないでしょうか。
▶再婚したいのは誰も責めないけれど…

離婚後、再婚に向けて意欲的になる40代女性も少なくない時代です。次なる恋愛への意欲が高いことは本来は“いいこと”なはずだけれど、身の丈に合わない理想をぶつけてしまうと、周囲からは痛々しい印象をもたれることも…!?
「離婚して1年経った42歳の友人が婚活中。『次は元夫より、年収と資産の多い人じゃないと』『相手はできれば初婚で子どもがいない人』『大手企業勤務か専門職の人がいい』などと細かい注文をつけて周囲に紹介を頼んできます。私から見ると、これってすごく高望み。自分で探してくるならともかく、まわりに紹介を頼むなら、もう少し身の丈に合った条件を出せば?と思ってしまう」(39歳女性)、「離婚後、婚活に精を出している知人女性は今年45歳。でも、いつまでも20代や30代のような婚活条件を口にしているものだから、私も含めてみんな呆れ返っています。現実的な条件を出さないのは、自己評価が高いせい?」(43歳女性)といった辛辣なコメントもありました。
離婚後にこれまでよりも輝く日々を送る40代女性も多い一方で、離婚をきっかけに痛々しい行動が増えてしまう人もいるのが現実。過去をきちんと受け止め、次なる未来に向かって前向きに歩き出せれば、痛々しい言動をしなくなりそうですが…、気持ちの切り替えがうまくいかないと、周囲から理解されにくい言動に出てしまいやすいのかもしれませんね。
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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