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新年を迎え、和食の席にお呼ばれすることがあるかもしれませんね。和食の食べ方で気をつけたいのは箸の使い方です。今回は、特に間違えやすいポイントをピックアップし、(一社)日本プロトコール&マナーズ協会松田玲子先生に教えていただきました。
【 気品を身につけるシンプルな教え#62和食のマナー編 】前編
※右利きの場合です。左利きの方は逆の手で行います。
1.まず、右手でお箸の真ん中あたりを持って、左手をその下に添えます。
2.その次に右手をお箸に沿って右に滑らせて、お箸の下にくぐらせます。
3. そして、右手の位置が丁度よいところになったら、添えていた左手をはずします。
「三手でとる」と覚えておいてください。
箸は取り上げる際だけでなく、置く動作も片手だけで行うのは望ましくありません。
持つときと逆の流れで、まずは、左手を添え、次に右手を滑らせて箸を上から持ち、左手を離して、右手で静かに箸置きに置きます。
お料理を口に運ぶ際に、利き手と逆の手の平を受け皿のように「手皿」をして添えて召し上がる方がいますが避けた方がよいですね。
なぜなら、頂く食材は生きていた命のあったものです。その命あるものを素手で受けることは失礼という考えがあるからです。
和食では手に乗るサイズの器は、持ち上げて食べるほうが美しくいただけます。また、器が持ちにくかったりする場合には、懐紙をお使いになることをおすすめします。汁気が多いお料理の時に、懐紙で受けることができます。
▶【後編】お魚の骨は果物の種はどうすればいい?ペッと出すのが論外なのはわかりますが…
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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