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(株)リクルート住まいカンパニー(東京都千代田区)が運営する不動産・住宅サイト『SUUMO(スーモ)』は、住まいや暮らしに関する様々なテーマについてアンケート調査を実施し、調査結果を「SUUMOなんでもランキング」として紹介している。9月1日は防災の日。各地で地震などの災害を想定して、防災訓練が行われる日。防災の日の由来は、大正12年のこの日に関東大震災が起こったことから、のほかに、二百十日という厄日も関係しているといわれている。これは、立春から数えて二百十日目の日、太陽暦でいう9月1日ごろが、台風が襲来する厄日とされたため。
そこで今回は、防災の日にちなんで、「災害時に1つだけ持ち出せるとしたら、何を持っていく?」をテーマに行った調査結果のランキング。
【調査概要】
●調査実施時期:2015年4月10日~2015年4月14日
●調査対象者:全国の20~59歳までの男性200名・女性200名
●調査方法:インターネット
●有効回答数:400
【調査結果】
Q.災害時に1つだけ持ち出せるとしたら、何を持っていく?(単一回答)
<総合ランキング>
1位:財布 16.5%
2位:ペット 14.8%
3位:非常用リュック 14.0%
4位:携帯電話 12.8%
5位:水 11.5%
6位:身分証明書 4.8%
7位:防寒着 4.0%
8位:ラジオ 3.8%
9位:写真(アルバム)2.8%
10位:常備薬 2.0%
※上位10位まで表示
1位は財布。「最終的にはお金が重要となりそうなため。お金があれば、とりあえず生活できる気がする」といったリアルなコメントが多く寄せられた。2位はペット。「大事な家族なので」という声が多数。命あるものだから、家族だから、おいていくのは考えられないようだ。
3位は非常用リュック。3.11を経験したため、自宅に非常用リュックを常備している人も増えてきているのかもしれない。4位の携帯電話は、今どき感が満載。「ラジオ、懐中電灯、連絡用ツールとして最も多くの用途に使用できる」し、身軽に持ち出せるため、緊急時には信頼のおけるもの。また、携帯に入った連絡先や、思い出の写真を手放せないという人も。ほかには、実際に地震のときに役立ったという防寒着や、ちょっと変わり種だけど「ないと困る」という耳かきなど。
地震が起きてから「何を持って行こう?」と判断するのは難しいもの。日ごろから、いざというときに何を持ちだすべきなのか、どんなものが必要なのかを考えたり、常備している非常用リュックの中身を見直したりすることが、非常時のとっさの判断に役立つだろう。
【主な回答】
●財布:財布に貴重品が凝縮されているから。(29歳・男性)
●財布:物資は恵んでもらえてもお金はもらえない。(31歳・女性)
●ペット:かけがえのない家族で、ほかのどんなものよりも大事だから。(20歳・女性)
●非常用リュック:3日間過ごせる、一通りの避難用具が入っている。(43歳・女性)
●携帯電話:写真など思い出も入っているし、連絡がとれる。(33歳・女性)
●水:これだけあれば1週間くらいは生きられるから。(53歳・男性)
●身分証明書:身分証明があれば、すぐにさまざまな手続きができそう。手当の申請など。(25歳・女性)
●ラジオ:状況を把握できる可能性が高い。救護所の場所や被害状況など。(57歳・男性)
●写真(アルバム):思い出はお金では買えないから。(56歳・女性)
●常備薬:避難所で支給される確率が一番低そう。(58歳・男性)
■「SUUMOなんでもランキング」: 住まいに関する様々なテーマについてアンケートを実施し、結果をまとめた記事を隔週で発表
住まいに関するコラムをもっと読む SUUMOジャーナルこの記事のライター
SUUMO
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『SUUMOジャーナル』は、魅力的な街、進化する住宅、多様化する暮らし方、生活の創意工夫、ほしい暮らしを手に入れた人々の話、それらを実現するためのノウハウ・お金の最新事情など。住まいと暮らしの“いま”と“これから= 未来にある普通のもの”の情報をぎっしり詰め込んで、皆さんにひとつでも多くの、選択肢をお伝えしたいと思っています。
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