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触れない日はないといえるお財布。私たちも休みがないと疲れ切ってパワーがなくなってしまうように、お財布も休みがないとお金が貯まるパワーがなくなってしまいます。お金が貯まるための「お財布の休ませ方」を2つ紹介します。
休ませるといっても、お財布をバッグから出して一緒に眠るというわけではありません。朝起きてそのまま出かけてしまうとお財布を忘れてしまうかもしれないので、お財布と一緒に眠るのはおススメしません。
お財布を開くことを休む、つまりお金を使わない日を作るという休ませ方です。といっても、通勤のために交通費を使うなどの必須項目はOK。それ以外の、ちょっとコンビニでコーヒーを、ランチにパスタを、晩御飯の食材を買いにスーパーをというような「ちょこちょこ買い」をしない日を週に1回は作ってみましょう。
丸一日お金を使わないための一例を紹介します。
おにぎりと冷蔵庫にあるウインナーと野菜のソテー、あればフルーツを小さな保存容器に入れるだけの簡単ランチを持参。「お弁当」にするとなるとハードルが上がってしまいますが、これくらいなら余りもので準備できます。一時期流行った「おにぎらず」は半分にカットすると切り口も綺麗でSNS映えもしますし簡単でおススメです。
※「おにぎらず」…切らない大きな海苔1枚にごはん、卵焼きやちくわ、野菜炒めなどの具さらにご飯をのせてくるみ、ラップで包んで出来上がり。
つい買いたくなるコンビニコーヒーや自販機ドリンクは我慢。マイボトルを持参して財布からお金は使いません。勤務先の給湯室に置いてあるスタッフ用のお茶やコーヒーがあればそれをいただきます。
財布のお休みデーは、夕食も自炊します。材料を買いに行ってしまうと財布を休ませることにならないので、自宅にある食材でできるメニューを考えて作ります。もちろん雨が降ったからとタクシーで帰宅するのはご法度。通勤定期やマネーカード(Suica等)で日常負担している範囲までとします。急な飲み会のお誘いがあっても「財布の休日」ですから遠慮しておきます。
なんとなくお金を使っているとあっという間に財布の中身は空っぽになってしまいます。週に1回から慣れてきたら数回財布を休ませるようにしてきましょう。支出を減らすだけでなく、食材を上手に使い切る節約にもつながります。
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文/稲村優貴子
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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