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(株)リクルート住まいカンパニー(東京都千代田区)が運営する不動産・住宅サイト『SUUMO(スーモ)』は、住まいや暮らしに関する様々なテーマについてアンケート調査を実施し、調査結果を「SUUMOなんでもランキング」として紹介している。11月10日は「いい(11)トイレ(10)」という語呂合わせにより、トイレの日と制定されている。トイレといえば、友人宅でのホームパーティーや親戚の家での親族集合など、ほかの家のトイレを使うときに、気になることがあるという方も多いのでは? そこで今回は、よその家のトイレで「こんなの嫌だ!」と思ったことのランキング。
【調査概要】
●調査実施時期:2016年4月6日~2016年4月7日
●調査対象者:全国の20~59歳までの男性208名・女性208名
●調査方法:インターネット
●有効回答数:416
【調査結果】
Q.よその家のトイレ、こんなのは嫌だ!と思うのは?(複数回答)
1位:臭いが気になる(くさい) 37.3%
2位:リビングや人が集まる場所と隣接している 20.0%
3位:水の流れが悪い 18.3%
4位:ガラス張り 16.8%
5位:便座が冷たい 11.8%
6位:狭すぎる 7.7%
7位:ドアが薄い 7.0%
8位:便座カバーがしてある 5.3%
9位:窓がない 5.0%
10位:寒すぎる 4.8%
※上位10位まで表示
1位は「臭いが気になる(くさい)」で約40%を占めた。狭い空間なのでやはり気になる臭い。「落ち着いて用を足せない」し、「お掃除が行き届いていないなと思ってしまう」ようだ。
2位は「リビングや人が集まる場所と隣接している」。リビングや客間にトイレが隣接しているのは一見便利そうだが、人が集まる隣で用をたすのは音が気になったり、落ち着けなかったりと、いろいろ不都合がありそう。コメントにも「緊張する」「リラックスできない」といったものが多く見られた。
3位は「水の流れが悪い」。例えば「音消しのために一度流したら、二度目がちゃんと流れない」、「トイレの時間が長いと気恥ずかしいけれど、水がたまらないと出られない」など。
4位は「ガラス張り」、5位は「便座が冷たい」。ランキングを見ていて分かるのは、トイレというプライベートな空間だからこそ「人の目が気になる」だったり、「落ち着きたい」「安心した時間が過ごしたい」という思いが強いということ。
よその家のトイレは貸してもらっているという立ち場上、家主にはなかなか言えない。逆の立場だったら、無防備な状態を見透かされたようで気恥ずかしくなってしまうかも。今回のランキングを参考に、自宅のトイレがほかの人にとって「嫌だ!」と思われる状態でないか、今一度チェックすると良いだろう。
【主な回答】
●臭いが気になる(くさい):家主の印象が悪くなる。(25歳・女性)
●リビングや人が集まる場所と隣接している:食事などする場所の近くだと臭いなどとても気になる。(31歳・女性)
●リビングや人が集まる場所と隣接している:トイレに行くタイミングをみんなに見られているのは気まずい。(25歳・女性)
●水の流れが悪い:つまるんじゃないかと思うと、遠慮して使わないといけない。(40歳・女性)
●ガラス張り:緊張して、出るものもでない。(37歳・男性)
●便座が冷たい:だいたい温かいと思って座るから、冷たいとびっくりする。(24歳・女性)
●狭すぎる:動くのも困難な狭いトイレに出会ったことがあるが、不便でたまらなかった。(25歳・女性)
●ドアが薄い:音が漏れるのが恥ずかしいから。(48歳・男性)
●便座カバーがしてある:自分が汚さないか心配。(53歳・女性)
●窓がない:換気扇があれば嫌ではないが、匂いが気になる。(33歳・女性)
●寒すぎる:服を脱ぐのをためらう。(34歳・男性)
「SUUMOなんでもランキング」コーナー:住まいに関する様々なテーマについてアンケートを実施し、結果をまとめた記事を隔週で発表。
住まいに関するコラムをもっと読む SUUMOジャーナルこの記事のライター
SUUMO
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『SUUMOジャーナル』は、魅力的な街、進化する住宅、多様化する暮らし方、生活の創意工夫、ほしい暮らしを手に入れた人々の話、それらを実現するためのノウハウ・お金の最新事情など。住まいと暮らしの“いま”と“これから= 未来にある普通のもの”の情報をぎっしり詰め込んで、皆さんにひとつでも多くの、選択肢をお伝えしたいと思っています。
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