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(株)リクルート住まいカンパニー(東京都千代田区)が運営する不動産・住宅サイト『SUUMO(スーモ)』は、住まいや暮らしに関する様々なテーマについてアンケート調査を実施し、調査結果を「SUUMOなんでもランキング」として紹介している。少子高齢化の現代。親の老後の暮らし方や、自身の定年後の暮らし方を考えることもあるのでは? そこで今回は、「定年後、住み替えたい?誰と暮らしたい?」をテーマに調査を行った。
【調査概要】
●調査実施時期:2016年4月6日~2016年4月7日
●調査対象者:全国の20~59歳までの男性208名・女性208名
●調査方法:インターネット
●有効回答数:416
【調査結果】
Q.定年後、誰とどのような住み方をしたいですか?(複数回答)
1位:今とは違う家に夫婦で暮らす 26.2%
2位:今住んでいる家に夫婦で暮らす 25.2%
3位:今住んでいる家に一人で暮らす 7.7%
4位:今住んでいる家に家族と暮らす 6.7%
5位:今とは違う家に一人で暮らす 6.5%
※上位5位まで表示
1位は、「今とは違う家に夫婦で暮らす」で26.2%。「夫婦共に大好きな北海道でのんびりと過ごしたい」「家を買って喫茶店をしながらゆっくり毎日暮らしたい!」「誰にも干渉されず、夫とペットと3人だけで暮らしたい」など、時間ができ、余裕をもって暮らせる未来を夢見るコメントが多数あった。
2位は僅差で「今住んでいる家に夫婦で暮らす」25.2%。こちらは「慣れ親しんでいるから」「家族の思い出が詰まっている家で夫婦仲良く暮らしたい」など、今までの暮らしの充実ぶりがうかがえるコメントが多かった。
3位は「今住んでいる家に一人で暮らす」。「バツイチなので子どもが結婚したら一人で自由気ままに暮らしたい」という人もいたが、「子どもは独立しているはず。しかし夫とは老後一緒にいたくない」といった、ちょっとドキッとするコメントも。
5位「今とは違う家に一人で暮らす」にも、「温泉地に中古の一軒家を購入し、温泉を引いて年金のみで悠々自適にのんびりと暮らす」といった夢あるコメントがある半面、「夫が嫌いだから。子どもを煩わせたくないから」といったような毒のあるコメントもあり、人によって望む余生の過ごし方はさまざまなようだ。
定年後の暮らしは、どんな人にも訪れる。もうすぐ親が定年を迎えるという人も、自身が定年を迎えるという人も、今後どのような暮らしを望むのか考えるのは大事なこと。私はこう考えていたけれど、パートナー、家族は違った!なんてこともあるかもしれないので、一度家族で話す機会をつくってみるといいかもしれない。
【主な回答】
●今とは違う家に夫婦で暮らす:一戸建ては雪かきがたいへん。マンションに住みたい。(58歳・男性)
●今とは違う家に夫婦で暮らす:タイに夫婦で住みたい。(51歳・女性)
●今住んでいる家に夫婦で暮らす:そのつもりで建てた家。(43歳・男性)
●今住んでいる家に夫婦で暮らす:何十年も住んでいると知人も多く、住みやすいので。(59歳・女性)
●今住んでいる家に一人で暮らす:建て替える資金もない。一人で気楽に終わりを迎えたい。(58歳・男性)
●今住んでいる家に一人で暮らす:自由だし、病院もコンビニも近いから。(36歳・女性)
●今住んでいる家に家族と暮らす:自分が二世帯で暮らしたように、子どもとも二世帯で住みたい。(39歳・男性)
●今住んでいる家に家族と暮らす:夫婦二人では寂しい。(35歳・女性)
●今とは違う家に一人で暮らす:築年数が古く、また楽器不可なので、せめて楽器可の物件に引越していたい。(47歳・女性)
●今とは違う家に一人で暮らす:一人は気楽だから。(34歳・女性)
「SUUMOなんでもランキング」コーナー:住まいに関する様々なテーマについてアンケートを実施し、結果をまとめた記事を隔週で発表。
住まいに関するコラムをもっと読む SUUMOジャーナルこの記事のライター
SUUMO
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『SUUMOジャーナル』は、魅力的な街、進化する住宅、多様化する暮らし方、生活の創意工夫、ほしい暮らしを手に入れた人々の話、それらを実現するためのノウハウ・お金の最新事情など。住まいと暮らしの“いま”と“これから= 未来にある普通のもの”の情報をぎっしり詰め込んで、皆さんにひとつでも多くの、選択肢をお伝えしたいと思っています。
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