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(株)リクルート住まいカンパニー(東京都千代田区)が運営する不動産・住宅サイト『SUUMO(スーモ)』は、住まいや暮らしに関する様々なテーマについてアンケート調査を実施し、調査結果を「SUUMOなんでもランキング」として紹介している。夏も本番。春からひとり暮らしを始めた人も、気が付けばもう5カ月が経過した頃。満喫している人もいれば、寂しいと思っている人もいたり、ひとり暮らしを始めてみて、初めて気付くこともあるのでは? そこで今回は、「ひとり暮らしをやめたくなる瞬間」を聞いてみた。
【調査概要】
●調査時期:2016年4月6日~2016年4月7日
●調査対象者:全国の20~59歳までの男性208名・女性208名
●調査方法:インターネット
●有効回答数:416
【調査結果】
Q.あなたがひとり暮らしをやめたくなる瞬間は?
1位:体調を崩したとき 30.3%
2位:地震などの災害があったとき 12.3%
3位:ゴキブリや蜘蛛など虫が部屋に出たとき 12.0%
4位:貯金が底をついたとき 9.4%
5位:帰宅して部屋が真っ暗なとき 8.4%
6位:ホームシックにかかったとき 5.5%
7位:怖い映画やテレビをみたとき 3.8%
8位:賃貸の更新料を払うとき 3.6%
8位:宅配便をなかなか受け取れないとき 3.6%
10位:外食や出来合いの食事が続いたとき 3.4%
1位は「体調を崩したとき」で約30%。多かったのは、やはり「不安」「心細い」という声。ただし、その中身は「食べ物など買いに行けない」という今の不安を挙げる人のほか、「孤独死が頭をよぎり不安になる」と将来の孤独死まで連想してしまう人までさまざまだった。
2位は「地震などの災害があったとき」。ここでも「心細い」という声が多かったが、「1人だとどう行動すればいいか分からず、うろたえてしまう気がする」というように、初めてのことにどう対処していいか分からず、先が見えなくて不安なようだ。
3位は「ゴキブリや蜘蛛など虫が部屋に出たとき」。女性だけでなく男性にも多かった理由が、「自分自身で対処するのが大変だから」「虫がきらい」など。これは、今までは家族が処理してくれていたけれど、ひとり暮らしをして初めて実感する「困ること」のひとつ。
4位以下も「貯金が底をついたとき」や「怖い映画やテレビをみたとき」など、どれもうんうんと頷けるものばかり。8位に入った「宅配便をなかなか受け取れないとき」というのも切実。
さまざまなシチュエーションで「ひとり暮らしをやめたい」と思うことはあるようだ。そのたびに実家や家族のありがたみを感じることができるはず。「ひとり暮らしをやめたいな」と思ったときには、実家や家族に連絡をとってみよう。一緒に住んでいたときより、優しく接することができるはず。
【主な回答】
●体調を崩したとき:自力で救急車を呼べないと、死ぬかも知れない……と思ってしまう。(53歳・男性)
●体調を崩したとき:栄養の偏りか、ストレスからか、ひどい肌荒れをおこし、実家に帰ろうと思った。(38歳・女性)
●地震などの災害があったとき:避難しても独りぼっちになってしまうかも、と不安。(40歳・女性)
●ゴキブリや蜘蛛など虫が部屋に出たとき:退治してくれる人と暮らしたい。(36歳・女性)
●貯金が底をついたとき:お金は生命線なので、頼れる人がいない場合に困る。(24歳・女性)
●帰宅して部屋が真っ暗なとき:「おかえり」と言う言葉が聞きたくなる。(26歳・男性)
●ホームシックにかかったとき:家族が遊びに来て帰ったあとは、一緒に家に帰りたいと思った。(39歳・女性)
●怖い映画やテレビをみたとき:怖いものが嫌いで、一人では眠れなくなる。(30歳・女性)
●賃貸の更新料を払うとき:賃料が高い。負担に思う。(57歳・女性)
●宅配便をなかなか受け取れないとき:ライブのチケットなど、早く手元に欲しいものがなかなか受け取れないときはヒヤヒヤした。(25歳・女性)
●外食や出来合いの食事が続いたとき:実家の食事が恋しくなる。(21歳・男性)
「SUUMOなんでもランキング」:住まいに関する様々なテーマについてアンケートを実施し、結果をまとめた記事を隔週で発表。
住まいに関するコラムをもっと読む SUUMOジャーナルこの記事のライター
SUUMO
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『SUUMOジャーナル』は、魅力的な街、進化する住宅、多様化する暮らし方、生活の創意工夫、ほしい暮らしを手に入れた人々の話、それらを実現するためのノウハウ・お金の最新事情など。住まいと暮らしの“いま”と“これから= 未来にある普通のもの”の情報をぎっしり詰め込んで、皆さんにひとつでも多くの、選択肢をお伝えしたいと思っています。
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