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20代や30代の男性にとって、年上の女性の振る舞いは意外と目につくもの。「この人いいな」と思われる女性の共通点に迫ります。後編です。
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相手が年上だと、男性はついかしこまってしまいがち。特にメールやLINEなど、言葉だけのやり取りでは打ち解けた会話をするのが難しいと感じます。
そんなときに、女性のほうから「今日もお仕事お疲れさま」「忙しくて大変だったね、しっかり休んでね」などいたわりの言葉を送られると、緊張がほどけるような嬉しさがあります。
電話でも、気さくに話せるのはもちろんですが、「明日もお互いに頑張ろうね!」など同じ目線で言葉をかけてもらうことは、「自分を気遣ってもらっている」という親近感を生みます。
距離を感じさせないやり取りができる年上の女性は、甘えられることが多い男性にとって自分が甘えられる余裕が見えるもの。「男なんだから、しっかりしなさいよ!」などと言われると気が滅入りますが、相手をねぎらう、いたわる姿勢が見える女性は優しさと思いやりの深さが見えて、つい寄りかかりたくなるようなあたたかさがあります。
▶たった一言でも、これを言われて嬉しくない人はいないはず
たとえば、何かのついでに珈琲を一杯おごったとき。笑顔で「ありがとう」と女性が返してくれたら、男性はそれだけで嬉しくなります。
「自分で払うから!」と意固地になると、年下男性は自分の行動を後悔して気落ちしてしまうでしょう。男としてのプライドが傷つけられる瞬間です。
年上だからといつでも前に立つばかりでは、男性は立つ瀬がなくて窮屈な思いをします。
感謝の気持ちを口にするのは、相手に対する立派な気遣いです。「ありがとう」は相手に気を使わせないためだけではなく、相手のしてくれたことを受け入れているサイン。
好意を素直に受け止めることができる女性は、男性も一緒にいて気持ちが良いし、もっと手を差し伸べたいと思うものです。
甘えてばかりではダメですが、たまには年下男性の気持ちを汲んであげられること。
これも、年上の女性が可愛らしいと思われる秘訣です。
▶「ステキな年上の女性」ってこんな人
会社の飲み会などで、男性に料理を取り分けたりする女性は多いでしょう。わかりやすい「女らしさ」のアピールとして定番ですね。
確かに、かいがいしく周囲の人の世話を焼く姿は可愛らしく映るものですが、年下男性の目を引くのはそんな慣れた光景だけではありません。
食べ終わって空になったお皿をそっとまとめてテーブルの下に置いたり、グラスを隅に寄せておいたり、店員さんが来れば帰り際に持って帰ってもらったり。おしゃべりに夢中になっているとつい忘れがちな片づけをさり気なくこなしている姿に、控え目な気遣いを感じます。
テーブルが散らかっていると、中身の入ったグラスを倒したり皿を落として割ってしまったり、楽しい時間に水を差すこともありますよね。そんな可能性を考えられる気配りは、目立たないようで男性の意識をはっとさせるものです。
「可愛らしい年上の女性」とは、嫌味にならない気遣いが自然とできる人。狙っていないさり気なさに、年下男性は惹かれます。
年齢を気にして自分を取り繕っていると、男性からは近寄りがたく感じられる上にせっかくの魅力も半減してしまうので、ぜひ素直な女性でいることを心がけてくださいね。
(取材・文/恋愛相談家 弘田香)
この記事はリバイバルです
この記事のライター
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