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イヤーカフは、耳に引っ掛けて楽しめるタイプの耳飾りです。ピアスのように耳に穴を開けることなく、またイヤリングのように耳たぶを挟む際の締め付け感もないため、より気軽に使うことができ、人気を集めています。
歴史をたどるとイヤーカフは耳の付け根全体に引っ掛けるものを指す名称でした。現在では、耳の軟骨や耳たぶなどの一部分に引っ掛けるものも総じてイヤーカフと呼ばれています。ピアスやイヤリングとの重ね付けもおしゃれで、ピアスホールを増やさなくてもコーディネートを楽しめる点が魅力です。
イヤーカフの種類と基本の付け方をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
イヤーカフの中でも一番スタンダードといえるのが「リングタイプ」のイヤーカフです。C型とも呼ばれ、耳の軟骨や耳たぶなど、好きな位置に付けられます。
耳の付け根全体をおおうように引っ掛けて使う「フックタイプ」のイヤーカフは、安定感があるのがポイントです。大ぶりで華やかなデザインも多いですが、耳全体で支えるため素材と重さに注目して選びましょう。
イヤリングのように挟むことで耳の軟骨部分にも付けて楽しめる「クリップタイプ」のイヤーカフ。別名「イヤークリップ」とも呼ばれています。リングタイプやフックタイプのイヤーカフのように、耳に引っ掛けるだけだと落ちてしまうのではと心配な方にもおすすめです。
落ちない&痛くないイヤーカフの付け方をイヤーカフの種類ごとに解説します。イヤーカフを探している方だけでなく、お気に入りのアイテムをお持ちの方も、ぜひご参考にしてください。
1.耳たぶを指で軽く引っ張り、耳のフチの薄い部分からイヤーカフをやさしく差し込みます。
2.付けたい位置までゆっくりとイヤーカフをスライドさせます。
3.軽く挟むようなイメージでイヤーカフを指でやさしく閉じます。
簡単に、しっかりと固定されました。
イヤーカフが落ちやすい場合、付ける位置が正しくない、イヤーカフがゆるいなどの理由が考えられます。付けるコツは、イヤーカフをスライドさせてフィットする位置を探すこと。耳の内側の軟骨に引っ掛けて固定すると、落ちにくくなります。イヤーカフがゆるい場合は、指でやさしくイヤーカフの幅を閉じて固定するのがポイントです。付け方の工夫だけでなく、シリコンカバー付きのものや軽量のイヤーカフを選ぶのもおすすめです。
フックタイプのイヤーカフが落ちやすい場合は、飾りの重さのバランスが悪い、耳のかたちにフックがあっていないなどの理由が考えられます。フックタイプのイヤーカフは、真鍮など調整しやすい金属でできている場合が多いので、落ちやすさを感じたら自分の耳にあわせて調整してみましょう。ただし、あまりかたちを変え過ぎると金属疲労で壊れてしまうことがあるので要注意。
クリップタイプのイヤーカフは、耳を挟んでしっかりと固定できるぶん、痛くなりやすいというデメリットもあります。痛みを感じる場合は、付ける位置を変えることで対処できることがあるので、ベストな装着位置をいろいろと試してみてください。
イヤーカフは、アクセントとして片耳に付けることが多いアイテムですが、左右どちらに付けるかによって異なる意味をもつといわれています。中世ヨーロッパでは、男性は左耳に、女性は右耳にピアスを付けていました。その名残から、男性が右耳、女性が左耳に付けている場合には同性愛者という意味でとらえられる場合があったそう。現在では、左右どちらに付けても特に意味にとらわれることなく、ファッションとして楽しまれています。
イヤーカフを両耳に付ける場合は、アシンメトリー(左右非対称)に付けるのがおすすめです。デザインやボリューム感の異なるイヤーカフを上手に活かしながら、左右でメリハリを付けるとおしゃれでこなれた印象になりますよ。左右で付ける数や位置、色合いを変えて、その日の気分でコーディネートを楽しみましょう。
ここからはminneで見つかるイヤーカフをデザイン別にご紹介します。ぜひお気に入りを見つけてみてください。
洗練されたシンプルなデザインのイヤーカフは、同じものを重ねて付けたり、手持ちのピアスやイヤリングとのあわせ使いもおすすめです。
ゴールドフィルド(14kgf)を使用したシンプルなリングタイプのイヤーカフ。丁寧にお手入れすれば一生ものといわれる素材で、永く愛用できます。重ね付けにもおすすめのシンプルデザインですよ。
どこかメルヘンで、それでいて大人の洗練された印象もあるデザインです。単体でも十分に存在感を発揮するイエローゴールドが美しい作品。自身でサイズ調整も可能です。
ギリシャ語で“知への愛”を意味する「philosophia(フィロソフィア)」と名付けられたイヤーカフ。取れにくいようにと内側にさりげなく引っかかりのあるデザインになっています。
重ね付けしたように演出できる2連デザインのイヤーカフ。シンプルながらも大ぶりなデザインで、コーディネートのアクセントとして大活躍。色は3色から選べます。
桜色のかわいらしいローズクォーツをあしらったイヤーカフ。10種類の金具デザインからお好きなものを選べます。石のデザインはおまかせなので、どんな仕上がりになるかワクワクできる作品です。
コーディネートのワンポイントとして楽しみたいパールのイヤーカフ。すっきりとした顔まわりにさりげなくプラスすることで、パールの存在感が引き立ちます。
普段使いはもちろん、パーティーなどのドレスコーデにも活躍するイヤーカフ。淡水パールとゴールドビーズの繊細なデザインが上品で、顔まわりがぱっと華やぐ作品です。
くるんと変形したユニークなデザインです。やわらかな曲線と淡水パールのアクセントが上品で、垢抜けた印象を演出してくれます。付けたい耳にあわせて左耳用、右耳用をチョイス。
小さなベビーパールが描くラインと、透明感のあるダイヤモンドクォーツの組み合わせが美しいデザイン。真鍮とも相性抜群で、ひとつで存在感のあるイヤーカフです。
真鍮に細かく表現された槌目模様が大人っぽい雰囲気を演出。大ぶりなデザインで顔まわりを華やかにしてくれます。結婚式やパーティーにもぴったり。
6mmパールを使用した一粒デザインと、3mmパールのベビーパールデザインから選べます。2種類の相性もよく、重ね付けしたり、両耳にアシンメトリーに付けたりするのもおしゃれですね。
目を惹く大ぶりのイヤーカフは、インパクトがある分、他のアクセサリーはシンプルなものを選ぶなど、メリハリをつけて楽しみたいですね。
真鍮のゴールドとガラスビーズの組み合わせがきれいめな雰囲気を演出。光を受けてキラキラと反射する美しさを楽しむことができますよ。
大ぶりながらも柔らかなウェーブが大人っぽく、品よく身につけられる作品。オフの日はもちろん、カジュアルなオフィスコーデにも馴染むデザインです。
アクリル素材の透け感が美しいブーケデザインのイヤーカフ。ズレにくいクリップタイプでイヤーカフ初心者さんにもおすすめです。金属アレルギー対応のサージカルステンレスを使用。
謎めく地上絵をモチーフに制作された遊び心あふれるイヤーカフです。丸い部分には、ガーネットやブルーサファイアなどお好みで石を選び、入れることもできます。
プラバンで表現した桜やパール、スワロフスキーがぎゅっと詰まった、ときめくデザイン。普段使いだけでなくハレの日のコーデにもぴったりです。揺れるスワロフスキーも愛らしい作品ですよ。
存在感がありつつも、実は重ね使いもしやすいチェーンタイプのイヤーカフ。合わせる服装やヘアスタイルで印象ががらりと変わるのも特徴です。
どんなコーディネートとも相性がよく、ヘビロテアイテムになりそうな作品。飽きのこないシンプルさも魅力。金具とチェーンの色をお好みでカスタマイズできます。
品よく輝く3本の18金チェーンがシンプルながらも華やかな印象。本体サイズは5種類から選べます。アップスタイルの髪型で楽しみたい作品ですね。
ピアスとイヤーカフがセットになったデザインです。チェーンがまるで蝶の羽ばたく軌跡のよう。片側がピアスなので、落とす心配なく身につけられる点も魅力です。
華奢なリングタイプのイヤーカフを耳の上部に付ければチェーンが柔らかな曲線を描きます。縦のラインが強調され、首元をすっきりと上品に演出してくれますよ。
minneには、さまざまなデザインのイヤーカフがたくさんそろっています。
みなさんも耳元を華やかに彩るイヤーカフをいつものコーディネートにプラスしてみてはいかがでしょうか。
目を惹くデザインのおすすめイヤーカフ・イヤーフックをあつめた特集はこちら。
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