人間は、驚いたときやウソをついているときなどに、その感情が微かに表情にあらわれます。
この「微表情」を読み取れば、彼氏の本音は丸わかり、たちまち恋愛上手なれるはず。
今回は、「恐怖」と、微表情にまつわる攻防を解説します。
眉が寄って上がるのは?
人は、恐怖を感じたときに眉が寄って上がります。
それと同時に、くちびるが横に引きつります。
また、上まぶたが上がり、下まぶたに緊張が走ります。
恐怖の感情は、ケンカをしているときに読み取れるようになると便利です。
もし彼氏と口論になったとき、彼が恐怖の微表情を浮かべたら、それ以上責め立てるのは止めましょう。
逆に言うと、恐怖の感情を抱かないうちは、どれだけ責め立てても大丈夫。
こういった「超えてはいけないライン」が分かると、ケンカは強くなれます。
心に余裕ができるからです。
また、微表情を読み取ろうとすることによって冷静にもなれます。
基本的に男性との口論は、冷静になったほうが勝ちです。
感情的になって一気に押し切ることでも、一応、勝てることは勝てますが、実は、そういった勝ちかたをしても、男性には意味がありません。
負けた素振りは見せたとしても、内心では、まったく負けたと思っていないからです。
微表情に耐性がある職業
当企画では、さまざまな微表情を解説してきました。
もともと微表情は、犯罪捜査や諜報活動のために研究されたものでした。
それが現代では、ビジネスや医療の分野などに、広く応用されるようになりました。
というわけで、彼氏の職業によっては、微表情について会社で研修がおこなわれているかもしれませんし、先輩から後輩へと微表情にまつわるアドバイスが口伝されているかもしれません。
そういった職業の場合、微表情に耐性がありますので、上手く読み取れないかもしれません。
微表情は完全に隠すことはできませんが、それでも顔を見せないようにしたり、口もとを隠したり、目を伏せたりといった具合に対策は可能です。
微表情に耐性のある職業は、以下の通りです。
・営業職全般
・人事(面接担当官)
・医療関係(介護・カウンセラーなど)
ほかにも詐欺師や手品師なども微表情を読み取ることにたけていますので、当然、読み取らせないためのテクニックも有しています。
とはいっても、常に緊張しているわけではないので、油断したときを狙うといいでしょう。
以上、いかがでしたか?
彼氏が微表情に耐性がある場合は、今まで紹介したものは読み取らせてもらえないかもしれません。
というわけで、次回からは微表情の上級編、難易度の高い仕草について解説していきます。