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『プロトコール』とは、国際社会で円滑に交流し、言葉や文化が異なる人々が平和に心地よく過ごすための決まり事です。テーブル・マナーもまた、敬意を伝える大事な表現です。今回は、皆様がパーティの席でよく悩まれるというテーブルマナーの疑問について(一社)日本プロトコール&マナーズ協会主任講師の松田玲子先生にお聞きしました。【気品を身につけるシンプルな教え・リバイバル/バッグの置き場編】
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こちらの写真は、ウィリアム王子とキャサリン妃が、ロイヤルファミリーのメンバーとともにバッキンガム宮殿で催された外交団とのレセプション(Diplomatic Corps)に出席されたときのものです。このレセプションにはロンドンに駐屯する外交団員が出席し、国内外の英国王室の業務を支援されました。
キャサリン妃にとってはパーティも多く、テーブル・マナーの心得は完成されていますが、他のマナーと同じようにプロトコールのテーブル・マナーの奥にも必ず周囲の人を思いやる心があります。
前編の「グラスに口紅がついたら…」に続いてよくあるお悩みに「バッグは椅子の背もたれに置いてよいですか」というもの。

小さいバッグは、膝の上(ナプキンの下)に置きますが、膝に乗らない大きさのバッグは右の足下に置きます。なぜならば、お料理のサービスは左側から行われますので、このときに左側にバッグがあると邪魔になるからです。サービスの流れをさまたげないために、右足元と決められています。ここ最近のトップレディ達のお集り等ではバッグを左足元に置くこともありますので、その時々の状況に合わせることも必要です。
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OTONA SALONE|オトナサローネ
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