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今を生きる40代女性たちの赤裸々な姿を、自身も40代である並木まきがご紹介します。
【連載・オトナの思春期相談室#8 後編】
<<この記事の前編:コロナ禍を機に変わってしまった?恋愛に関心が薄れた自分が不安

「自己分析をすると、40代半ばにもなって“ありのまま”で私を好いてくれ続ける人なんて、世の中にはいないでしょって恋愛に冷めた感覚を持ってしまっているというのも、あると思います。ひょっとすると70代や80代になってからのほうが、そういう“ありのまま”の関係がつくりやすいのかもしれないな〜とも思うんですよね。
老後のための貯蓄を狙って変な男性が近づいてきても困るので、他人に対して若い頃よりも警戒心が強まっている自分も感じています」
このままひとりの生活を謳歌する40代を突き進んでいいものか、妥協して誰かパートナーを見つけたほうがいいのか…と、茜さんは悩み続けているのだとか。明確な答えが出ないまま、数ヶ月もの時間が過ぎたとため息をつきます。
「このままでいいのかっていう不安がとにかく大きいですね。50代になったときに『40代で恋愛をしておけば』とか『40代のときにパートナーを見つけておくべきだった』といった後悔をしたくないのです。
でも実際に動くだけのエネルギーもなくて、なんだかとてもモヤモヤします」
同じように悩んでいる40代は少なくない…

茜さんのように、コロナ禍をきっかけに生活や価値観が以前とは変わった40代は少なくないようです。年代的に体調も不安定になりやすいため、コロナ禍ではなくても30代までと同じ生活を送るのはきつく感じやすいタイミングでもあります。
恋愛欲が湧かないときに無理に恋愛をしようとしても、心身ともに疲弊しやすいだけでなく、さほど好きでもない相手との“擬似恋愛”的な関係にも陥りがちですから、自然と好きな人ができるまでは無理に自分を変える必要はありません。そこまでときめかない相手と変な恋愛をするくらいなら、もっと自分を大切にしたほうが幸せです。
50代になって40代の自分を後悔するかは、◯◯次第
周囲の恋愛・結婚にまつわるニュースを耳にするたびに取り残されたように感じるかもしれませんが、そんな不安もまったく不要。パートナーを必要とするタイミングやいい出会いに恵まれる時期には個人差があるので、年齢を理由に焦る必要だってありません。わかってはいても焦ってしまう…という面もあるので、とにかく周囲と自分を比較しないことも大切です。
50代になって40代の自分を後悔するかは、40代をどれだけ納得して楽しめたのか次第かと思われます。恋愛への優先順位が下がっているならば、自分のなかで優先順位が高いものを順番に極めていきましょう!仮にまったく恋愛をしていなかったとしても、充実した時間を過ごしているほど、50代になったときに40代の自分を誇らしく思えるはずです。
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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