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香代さん(仮名)は、現在44歳。コロナ禍の運動不足とここ1年ほどホルモンバランスの乱れなどから急激に太ってしまったといいます。そんな彼女の悩みとは…後編です。
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「私は真剣に悩んでいるんですよね。ひとり暮らしは快適だけれど、まったくのシングルは、寂しいというよりもやっぱりつまらないんです。
夫の浮気と浪費が原因で離婚したのに、たまに離婚しなければよかったなって、思うこともあります。あのまま結婚していれば、カラダの関係はとっくにレスになっていたから、きっと今の私が理想とするパートナー関係を築けていたかもしれません。まぁでも浮気と浪費を許せたかって聞かれたらノーなので、あのときの離婚は不可避だったとは思いますけど…。もともといろんなことに対して後悔する性格じゃなかったので、離婚を悔やむなんて自分でも驚いています。
こんな私に、再び恋人ができる日は来るのでしょうか。なんだか自分に自信を失いかけているし、毎日が色褪せて見えるしで、本当につまらないんです。新しく出会う男の人に思っていることを素直に伝えたら『ワガママ』って言われそうな気がしていて、だからこちらの条件を言えないまま、無駄に出会いの数だけ増えちゃっています」
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40代になってから、これまでとは恋愛に求めるものやパートナーとの理想とする関係性が変わったという話は、数多く聞きます。離婚をして再びシングルになった女性は、独身時代の自分と比べて戸惑うこともあるようです。
でも、カラダの状況が大きく変わったり心も不安定になりやすいのが40代。無理をして若い頃と同じような恋愛をする必要はないと私は思います。
今は「いい出会いがない」「やっぱり私はワガママ?」と思っているかもしれませんが、これから同じような価値観の相手と出会える可能性は決して低くないはず。そもそも40代の恋愛市場は若い世代と比べれば、なんらかの“スネにキズあり”な人が増えますので、相手の価値観を受け入れていい関係を築いていきたいと考える男性だってたくさんいます。
たまたまこれまでの出会いが不発だったとしても、自信をなくさなくて大丈夫。今までアプリや紹介での出会いがメインだったのであれば、今度は今まで足を踏み入れなかった場での出会いを模索するなど、ここで少しこれまでとは出会いの場を変えてみると、理想に近い価値観の相手と出会える可能性が広がるのではないでしょうか。
もう私たちは、“いい大人”の世代。我慢してまで恋愛をして自分を疲弊させるのは本末転倒ですから、粘り勝ちでいい出会いを勝ち取っていきましょう!
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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