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花王とダスキンが、年末の大掃除についての調査結果を相次いで発表した。2017年の年末に大掃除をした割合は、それぞれ55.7%/57%と似たような割合だった。つまり、半数近くが年末に大掃除をしなかったわけだが、大掃除をした派・しなかった派で、どういった違いがあるのだろうか?【今週の住活トピック】
「年末大掃除の実施」に関する調査結果を公表/花王
「14回 大掃除に関する意識・実態調査」を公表/ダスキン半数近くが年末に大掃除を実施しなかった!?
昨年の年末に大掃除をしただろうか? それぞれの調査結果は、次のように類似した比率になった。
○花王:年末大掃除実施率57%(2011年調査の66%から大幅ダウン)
○ダスキン:年末の大掃除実施率は55.7%(2005年の調査開始以来2番目に低い比率)
大掃除の実施頻度についてダスキンの調査結果を見ると、「大掃除をほとんどしない」(22.1%)という人もいれば、「2年に1回」(14.9%)、「3年~5年に1回」(5.6%)という人もいて、たまたま2017年には実施しなかったという人もいるようだ。
大掃除は普段やらないところまで掃除するチャンス?ダスキンは「20歳以上の男女」を対象に調査しているのだが、「大掃除をした理由」を聞いたところ、「気持ちよく新年を迎えたいから」という回答が最多の39.4%だった。一方で、専業主婦に限定してみると「普段の掃除で行き届かないところをキレイにしたいから」が44.1%で最多となった。
「普段やらない場所まで掃除したい」という思いは、「20代~60代の既婚女性」に調査した花王の結果も同じで、79%(そう思う36%・ややそう思う43%)の既婚女性がそう思うと回答している。大掃除という建前があるからこそ、普段やらないところまで掃除をしようと思うようだ。
普段からこまめに掃除をしていれば年末に大掃除をする必要はない?では、「大掃除をしなかった理由」は何だろう?
花王の調査結果によると、「普段からこまめに掃除している」(33%)、「年末は忙しくて時間がとれない」(32%)というものだった。ダスキンの調査でも、「普段こまめに掃除をしているから」が大掃除をしなかった理由の最多ということなので、時間的な問題もあるものの普段の掃除で十分と考えている人も多いことが分かった。
季節に合わせて掃除をするのもおススメ?ちなみに筆者は、毎年年末に大掃除をしている。やはり「家をきれいにして新年を迎えたい」と思うからだ。といっても最近では、普段おろそかにしている天井や壁、家具のすき間、照明のカバーなどの掃除を加える程度にしている。
その代わりに、季節ごとにしっかり掃除する場所を決めるようにしている。例えば、
・エアコンの掃除は、花粉シーズンが終わり(花粉症なので)冷房を入れる時期が来る前にする。
・窓を開けたままにできる初夏に、カーテンの洗濯や床のワックスがけをする。
・水洗いが苦にならず、油汚れが落としやすい、暖かい時期にキッチンを掃除する。
・豪雨の後、ガラスが濡れているときにガラスを拭く。
あとは、浴室のカビが気になったらそのときというように、気になったときにその場所を掃除するようにしている。
加えて、自分では汚れを落としきれないと思う換気扇(レンジフード)や浴室などは、クリーニング専門業者に依頼している。ただし、スケジュールが調整しづらく高額な年末は外すようにしている。
筆者はこういった掃除を実践しているのだが、一体いつ大掃除をしていると言えばよいのだろうか?
さて、年末が近づいて、そろそろ今年の大掃除が気になるタイミングになってきた。お宅では今年の年末、大掃除で普段やらないところまで掃除するのだろうか、それともこまめに掃除をしているので普段通りの掃除で済ませるのだろうか?どちらにせよ、気持ちよく新年を迎えたいものだ。
住まいに関するコラムをもっと読む SUUMOジャーナルこの記事のライター
SUUMO
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『SUUMOジャーナル』は、魅力的な街、進化する住宅、多様化する暮らし方、生活の創意工夫、ほしい暮らしを手に入れた人々の話、それらを実現するためのノウハウ・お金の最新事情など。住まいと暮らしの“いま”と“これから= 未来にある普通のもの”の情報をぎっしり詰め込んで、皆さんにひとつでも多くの、選択肢をお伝えしたいと思っています。
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