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【医師監修】子供が下痢しているときの水分補給と食事について

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【医師監修】子供が下痢しているときの水分補給と食事について

子供や赤ちゃんが下痢をしているとき、どんなことに気をつければいいのでしょうか? 水分補給のコツや食事の取り方を医師が解説! 食べるべき食材や、避けたほうがいい食品についてご紹介します。

Q. 下痢が続いてるとき、食事はどうすればいい?

数日前から水っぽい便が続いています。下痢のときはどのように対処したらいいですか?

A. 赤ちゃんは下痢になりやすい。顔色が悪くなければ心配しすぎず食事に一工夫を

赤ちゃんは下痢になりやすい!

赤ちゃんの腸は未発達のため、下痢になりやすいものです。夏は水分を取りすぎてお腹を下し、冬は風邪やロタウイルス性下痢症、インフルエンザなどで下痢になります。

また、6カ月を過ぎて離乳食を始めると、卵や大豆、牛乳などの食べもので食物アレルギーを起こし、下痢になることも。

顔色が悪かったり、熱がある、嘔吐をともなう、下痢が1週間以上続く場合は、医師の診断を受ける必要がありますが、便がゆるいだけで元気があり、食欲がある場合は、食事に気をつけてあげましょう。

水分補給をしっかりする

下痢をしている赤ちゃんには、人肌程度の白湯や麦茶、りんご果汁などでしっかり水分を補ってあげましょう。

水分とともにナトリウムやカリウムなどのミネラルが失われると脱水症を起こしやすくなるので、赤ちゃん用のイオン飲料や野菜スープ、果汁などを与えるのもおすすめです。

だた、下痢をしているときは、乳糖の分解能力が弱まっているので、乳製品の与え過ぎには気をつけて。母乳は赤ちゃんが欲しがるだけ飲ませてもイイのですが、ミルクやフォローアップミルクはいつも通りの量にとどめておきましょう。

また水分ばかりでは症状が改善しないので、食欲があれば、米粥やじゃがいもなど消化の良く、刺激の少ない食事を少しずつ与えてみましょう。

うんちの硬さが食事の目安

食事はうんちの硬さを目安にして与えましょう。
・水っぽいうんち
スープや重湯を与えます。

・柔らかいうんち
うんちの柔らかさと同じ状態のお粥を与えます。

・症状が治まったら
症状がおさまってきたら、裏ごししたほうれん草や白菜、かぶなどの消化のよい野菜、脂肪の少ない鶏のささみや白身魚、豆腐などを与え様子を見ましょう。

リンゴやニンジンに含まれているペクチンは腸の調子を整え、便を固めてくれます。しぼり汁では効果がないのですりおろした状態で与えてあげましょう。

下痢のときに避けたい食品

・小松菜・ニラ・海草・サツマイモなど繊維質の多い食品
・牛乳やヨーグルトなどの乳製品
・バターや植物油などの油脂類
・みかんやオレンジなどの柑橘系

画像:PIXTA



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ママタス

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