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(本記事は2018年11月初出の記事に2023年8月加筆修正を行いました)
仕事が忙しくてお金のことなんて気にしていられない、気にはなるけどどうしていいかわからない、損をするのは嫌だけど積極的に調べたり聞いたりするのは億劫、そう考える女性はたくさんいらっしゃいます。
でも、日々の行動や考え方をスッキリさせるだけでも、お金の動きは良い方向に傾く。
元国税局職員のさんきゅう倉田が、大勢見てきた貧乏な人とお金持ちの違いから分析した、お金が貯まる人の行動を紹介します。
お金持ちの財布を見せてもらうことが多々ありますが、ほとんどの方が長財布を使っています。そして、財布の中は驚くほど綺麗で、整理されています。し財布にレシートをためたり、割引券を入れたりしません。さらに、お札の向きも綺麗に揃えています。
お会計をしてお釣りをもらったとき、お札の向きがバラバラであることはほとんどありません。あれは、店員さんが向きを揃えてレジに入れているからですが、向きがバラバラのお札をお客に渡すことは失礼なことである、という考えに基づいています。
結婚式で祝儀袋に入れたご祝儀を、表裏をばらばらで入れる人はいません。店員さんに渡すときも、自分自身の財布に入れるときも、常にお札の向きを揃えてください。「どっちでもいいじゃん」と考えたときに、より合理的な選択ができるのが、お金持ちです。お金の価値が分かっている人は、貨幣も大切に扱います。
この場合の投資とは、株を買うとか不動産を買うとかいった投資ではなく、他人への投資、あるいは、自分への投資を指します。
先日、友人の会社の周年記念パーティに参加すると、飲食代は無料で、プレミアムモルツを好きなだけ飲むことができました。会場の入口では、パーティの主催者であるその会社の社長の書籍が販売されていましたが、参加者のほとんどが購入を渋っていて、残念な気持ちになりました。
ぼくも本を出しているので分かるのですが、本を買ってもらえるととてつもなく嬉しい。たったの1,000円で、知人が喜んでくれる機会はそうそうありません。自分の本が出たときや、何か困ったときに助けてくれるかもしれない、そういう可能性をたったの1,000円をケチることで失うなんて、正気の沙汰とは思えない。1,000円の投資ができない人は、永遠にお金持ちになれません。
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この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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