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コロナ禍では三密を避け、挨拶も肘タッチなどで対応した時期もありましたね。最近は、ビジネスのパーティや講演会なども再開し、握手も復活してきています。握手の正しい仕方を(一社)日本プロトコール&マナーズ協会の松田玲子先生にお聞きしました。前回につづく、後編です。
【 気品を身につけるシンプルな教え#79握手のマナー編 】
▶この記事の【前編】を読む
手を差し出す順番は? 日本人が握手のときについやってしまうNGしぐさとは?
立場が同等であったり、女性同士であれば同時に手を出します。握手の際はお相手の目を見てしっかりとアイコンタクトを取りましょう。
前述したとおり、目は心のあらわれとされ、目を見ることは相手への好意ややる気を示します。目をそらすことは不快ややる気のなさを与えてしまい、失礼にあたりますので注意しましょう。
基本的には、握手は両手ではなく片手で行うのが正しいのですが、相手が両手で握手をしてきたことは喜びの表現ですので、受ける側も「お会いできて嬉しいです」と感情の言葉を添えながら両手で返しましょう。
ビジネスではなく、プライベート・シーンでは女性から男性へ手を差し出しましょう。海外では男性から握手を求めることは女性に対して失礼になります。逆に、女性から握手を求められれば、男性は快くこれに応じるのが礼儀でもあるのです。
爪を長く伸ばしたり、爪に装飾をしていると、相手の手を傷付けてしまう可能性があります。好感や清潔感を与える観点からも基本は爪を短く切っておいたり、ブレスレットなどジャラジャラと音がしたりお相手の衣服に引っ掛かってしまう可能性があるデザインのものは十分気をつけましょう。
握手を通じて心を開き、お相手と良いビジネス関係をもってください。
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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