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親密な間柄になれば、相手や自分の自宅を行き来するのも自然です。
そんなシチュエーションでも、“家のトイレ”は、ひとりでホッとできる「自分だけの空間」。
しかしだからこそ、ちょっとした所作に本性が現れてしまうことも……。
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする私、並木まきが、男性たちが「それはナシなんじゃ……」と感じたという、“彼の家での振る舞い”に迫ります。
「ちょっと前に短期間だけ付き合った43歳の女性は、うちに遊びに来るたびにトイレットペーパーの端を三角に折るのが、なんとも不可解でした。
アレって、お店とか会社とかでは『掃除が終わってます』って意味だと思うんですけど、家のトイレでいちいち折るのって、意味不明じゃないですか!?
っていうか、むしろ未使用のペーパーをいちいち用足し後の指で触っているのかと思ったら、なんとも“ありがた迷惑”な気分になってしまうんです。
僕が潔癖なタイプだから、そう思うだけでしょうか。
本人には言えなかったけど、遊びに来るたびに『やめてほしいなぁ』って密かに思っていました」(45歳男性/SE)
使用後のトイレットペーパーを三角に折るのは、男性に丁寧な印象を与えたい女性ほど、やりがち。
しかし自宅のトイレで毎回これをされると、微妙な気持ちになる男性もいるのは否めません。
「正式に付き合うかどうかって感じの仲だった、体の関係アリの41歳女性がいたんですけど。
その人はウチに遊びに来ると、トイレに入ったついでにトイレ掃除をしてくれるのが、ぶっちゃけ、かなり鬱陶しかったです。
『んもぉー。トイレ汚れてたから、掃除しておいたよ!』とかって言ってきて、もはや彼女ヅラって感じなのが、なんとも不快でしたね。
家政婦をしてほしくて家に呼んでいるわけじゃないし、頼んでもいないのに家事をするのって、なんか違うと思うんです。
若い女の子がコレをすると『俺に好かれたいんだなー』ってかわいく見えることもあるけど、40代の女性がすると押し付けがましい感じがしちゃうのは、偏見ですかね……!?」(46歳男性/工場経営)
頼まれたわけでもないのに、かいがいしく彼の家の掃除を担ってしまう女性には、賛否両論あるのも事実。
「良かれ」と思っての行動でも、快く思ってくれる男性ばかりではないことは、改めて覚えておいて損はないのかもしれません。
それはさすがにないわ。次ページ
「結婚していたときに暮らしていた家にそのまま暮らしているんで、うちのトイレには生理用品を捨てるボックスが置きっぱなしになっているのもあるかもしれないけれど、遊びに来て、生理用品をそこに捨てたまま帰る女性には、ぶっちゃけウンザリしています。
この前も『付き合おうか』って話になっていた44歳の女性が遊びに来たときにコレをやられちゃったんですが、ボックスに捨てたとしても、そこから処分するのは俺じゃないですか!
そういう面に気づいて自分で持ち帰ったりゴミ箱にわからないように捨ててる女性もいるから、平然とボックスに捨てて帰る女性は、それだけで『ないな』って思ってしまいます」(49歳男性/サービス)
エチケットボックスが置いてあれば、つい習慣で、生理用品を捨ててしまいがち。
しかし「男性の自宅で」となると、最終処分するのは彼であることを、忘れるわけにはいきません。
どんなに親しい間柄でも「コレは見たくない!」と思っている男性が多いのも実情です。
トイレはひとりになってホッとくつろげる空間だけに、つい本性が出てしまいやすいシチュエーションでもあります。
余談ですが、今回はご紹介しなかったものの「喧嘩すると、トイレにこもって出てこない」「トイレに長い髪を落としまくって、掃除しないで帰る」という40代の彼女にウンザリしている男性の声もありました。
こちらはまた、別の機会にじっくりご紹介いたします。
みなさまも、せっかくのお呼ばれだったのに、男心を萎えさせるような振る舞いで恋愛チャンスをフイになさらないよう、よろしければ参考にしてみてください。
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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