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ぼくの取引先にはいませんが、知り合った人の中にはメール無精の方が何名かいます。彼らはきっと大成しません。後編です。
<<この記事の前編:「ダメな社会人」がメールを返さない、2つの理由とは…?(前編)
まず、メールを返さないのは、①返すのを「忘れている」 ②「返さなくてよい」と考えている のどちらかです。
①返すのを忘れている人は、それが頻繁に起きるのなら、愚か者の粗忽者のだらしのない人間です。天才でない限り、そういう人に継続的に仕事は回ってきません。よって、お金も増えません。
何年も前から取引の仲介をしてくれる人で、あまりメールを返さない人がいます。例えば「A社に○○を依頼してください」とメールを送っても返事がない。返事がないうえに、指示通りに動いてもいない。仲介役なのにそれをやらずして何をやるんだと疑問に思います。やる気がないのなら辞めてもらいたいけれど、他社の人事に口を出すことができない。非効率ですが、我慢しています。
②返さなくてよいと考えている人は、相手のことを軽んじている人です。きっと、軽んじていない人に対しては、きちんと返信するのでしょう。
▶メールも返さない、納期も守らない人が貧しくなる理由
「軽んじられた人」は、もう彼らと仕事はしないでしょう。返事がない時点で、仕事の話も進まないし、彼らのために何かやってやろうと考えることはありません。彼らはこの取引先を失います。
ライターで締め切りを守らない人がいます。これは取引先と仕事を軽んじる迂闊な行為です。
軽んじられた方は、もっとよいライターさんがいればすぐに乗り換えるでしょう。仕事のできるライターさんは無数にいます。
メールを返さない人や締め切りを守らない人が対抗できるのは、ライティングの質と価格においてだけです。彼らの書く文章の質が高いわけがないので、価格を低くしなければいけません。だから、怠惰な人は貧しくなっていきます(質の良い文章を書く人は、たくさん本を読んでいるため、アウトプットが早くなるから締め切りを容易に守れる)。
また、2日で終わる仕事なのに「2ヶ月かかる」と言う人もいます。ここで「そんなに時間がかかるか?」と思われたら、信用を失って仕事がなくなります。忙しいふりなんて必要ありません。忙しさは価格で示せばいい。時間がかかればかかるほど、相手の満足度は下がります。
▶敬意を持って仕事をしない人は地位のある人物なのか
メールを返さない人が偉大な国賓級の人物かというと、全くそういうことはありません。ぼくと出会うくらいなので同じステージにいます。
売れていない芸人のぼくと同じステージですから、一般社会でいうと大したことはありません。マリオでいうと1-2くらいです。
そのくらいにいるのに怠けていたら、今後の成長を著しく阻害します。そういう人は大成しません。メールを返さないという不合理な選択ができるから。
▶唯一の例外。◯◯はメールを無視してよい
返信の遅延や無視が非難されないのは、唯一、女の子が男の子からの誘いを無視するときだけです。
興味のない男の子から連絡が来たとき「あなたとは会えません」とは言いづらい。そこで「都合が悪いんです。また今度」などと返していると、男の子は何度でも誘ってきます。
こうなると、もう、無視するしかない。空気の読めない男の子は無視されて当然です。ぼくもたくさん無視されましたが、怒っていません。縁がなかったと思うだけです。
(本記事は2019年6月初出の記事に2023年8月加筆修正を行いました)
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この記事のライター
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